夏の東北・山形で、ココロもカラダもすっきり浄化!

山寺「立石寺」と、若返りの寺「慈恩寺」を訪ねて

公開日:2022.07.23

更新日:2022.07.21

趣味の御朱印集め。夏は、涼しいはずの東北・山形へ。松尾芭蕉の『おくの細道』でも知られる山寺「立石寺」と、若返り・美人の寺「慈恩寺」を訪ねました。

山寺「立石寺」と、若返りの寺「慈恩寺」を訪ねて
立石寺「五大堂」

閑さや岩にしみ入る蝉の声(松尾芭蕉)

山形県山形市にある立石寺は、山の斜面にお堂が点在し、頂上の奥之院まで千段以上の石段があります。

本堂の「根本中堂」は、登山口からすぐ。

ご本尊の薬師如来坐像は秘仏ですが、日光・月光菩薩、十二神将が至近に迫ります。神将の歯が見える! 衣の繊細な柄が見える! 運慶作の毘沙門天にも肉薄! 迫力倍増!

拝観料は200円。価値ある200円。 

閑さや岩にしみ入る蝉の声(松尾芭蕉)

山門の先は、ひたすら石段(入山料300円)。暑い! 一段上るたびに汗が噴き出します。

セミが鳴きだした! これね! 岩にしみ入る蝉の声! しみてる! しみ入っている!

達成感と爽快感に煩悩が雲散霧消~

達成感と爽快感に煩悩が雲散霧消~

「五大堂」は、切り立った崖の上。山並みを見晴らし、風が吹き抜けます。

たどり着いたみんなの頬は紅潮して、額には玉の汗。口々に「涼しい~」「絶景~!」。

達成感と爽快感に煩悩が雲散霧消~

お腹ぺこぺこで、麓の「美登屋(みとや)」で「だしそば」。

「だし」は、山形の郷土料理。キュウリやオクラなど細かく切った夏野菜を味付けしたもの。だしそばは「だし」がたっぷりのった、濃い醤油味の冷たいそば。

このしょっぱさが、大量の汗の後だからか、おいしくて、おいしくて。心からごちそうさま!!

達成感と爽快感に煩悩が雲散霧消~

夜は、宿の「米沢牛」で、タンパク質をチャージ。

米沢牛は、米沢市など限定されたエリアで登録された、36月未満の出産していない雌牛です、と仲居さん。私は、若い女の子を食べたのか。お寺にお参りしながら、なんてことを。

達成感と爽快感に煩悩が雲散霧消~

アンチエイジングと美が叶う?!

山形県寒河江市にある本山 慈恩寺は、聖武天皇の勅命により開かれた古刹(こさつ・古い寺)。

京都や奈良で作られた仏像や、若返り信仰を集める鉢など、文化財の宝庫として知られています。

まっさきに向かったのが、本堂の「鋳鉄仏餉鉢」。頭を入れて拝むと、若返りにご利益があり、女性は美人になるとか。

「顔とちゃうで。頭を入れるんや!」と言われて、美人になりたいあまり、顔から入れてしまったことに気づく^^;

アンチエイジングと美が叶う?!

山形のグルメといえば「アル・ケッチャーノ」

「ヤマガタ0035 アル・ケッチァーノ コンチェルト」は、山形駅前に2020年12月にオープン。鶴岡本店や東京銀座のお店は予約が難しいのですが、ここはまだ余裕があります。

ホール係の男子が、感じよくて、かわいくて、

「おすすめのロゼはいかが?」→ぜひ!「アクアパッツアには白を」→はい、お願いします!「赤はメニュー表にはないおススメのものを」→それで結構です!

もう言いなり^^;

山形のグルメといえば「アル・ケッチャーノ」

キンメダイにアプリコット塩など、オイル寿しは、ネタによって塩やオイルを使い分けています。

山形のグルメといえば「アル・ケッチャーノ」

さくらんぼ「紅秀峰」とミニトマトとチーズのパスタは、甘くて、とろり。メインは、山形名産「だだちゃ豆」で育った羊のグリル。

私が家で作っていたイタリアン、あれはいったい何料理だったのか。

汗を流して、お参りして、すっきり浄化した体に、山形のおいしさが染みて、ここで一句。

はらぺこや 臓腑にしみ入る 山形グルメ(みろく)www。

 

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みろく

信州との2拠点居住を始めて5年。住み慣れ(すぎた?)大阪を離れることで、関西の魅力を再発見!京都や奈良、神戸への遠足を楽しみつつ、全国を旅しています。元旅行会社勤務の経験を活かして、お得な切符やおもてなしのよい宿泊施設などを紹介していきたいと思います。

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