長野LOVE。善光寺御開帳と長野移住

移住人気の長野県!50代後半、完全移住の道は険しく

公開日:2022.06.14

善光寺御開帳の参拝は、夕方がおススメ

1年延期のため8年ぶりとなった善光寺御開帳。夕方になれば空いているとの情報どおり、午後5時には回向柱に触る順番待ちの列も、御朱印をいただく列も短く、スムーズに参拝できました。

善光寺御開帳の参拝は、夕方がおススメ

しかし、西日がじりじりと暑い! 前立本尊の公開は6月29日までですが、その頃はさぞや……。涼しいイメージの長野ですが、長野市街地の6月は暑い。暑さ対策バッチリでお出かけください~。

御開帳記念パッケージのお土産も充実しています。写真は小布施堂の栗鹿ノ子。JR長野駅ビル「MIDORI」2階で購入。「MIDORI」は、長野の名店が揃っていて便利です。

テレビ番組『人生の楽園』みたいになるはずが^^;

長野が好きすぎて、東信エリアに小さな平屋を購入して6年。

初めの2年は通年で住んでみたものの、冬の寒さとひと気のなさ、夏は夏でツキノワグマやマムシの出現に恐れをなし、今は別荘扱い。別荘というより山小屋? バンガロー? の感じ。

テレビ番組『人生の楽園』みたいになるはずが^^;

御開帳のついでに、久しぶりに別荘(山小屋)へ。

そこは標高1000m。ようやく緑が芽吹いて、初春の風情。しかし。昨秋(2021年)に植えたマイナス10度までOKの耐寒性のユーカリが……↓

テレビ番組『人生の楽園』みたいになるはずが^^;

元気なのは、山菜。

コゴミはいくらでも生えてくるし、タラの木も年々増えてくる。イチゴも旺盛に増殖中。

テレビ番組『人生の楽園』みたいになるはずが^^;

夕食は、定番の天ぷら、お浸し、胡麻和え。このひとときは、テレビ番組『人生の楽園』さながらです。

テレビ番組『人生の楽園』みたいになるはずが^^;

寒冷地の田舎暮らしは、厳しかった…

でも、私の楽園の内情は超シビア。

無人でも冬の光熱費は半端なく、漏電でもしているのか? と心配になるほど(屋内外の設備の凍結防止に電気がかさむらしい)。

プロパンガスは都市ガスよりはるかに高く、高低差の大きい移動でガソリン代はかさむわ、タイヤはすり減るわで、車の維持も大変です。自治会の草刈りや川掃除(朝6時開始)や公民館の清掃もあるし、農作業のお手伝いも断りにくい。

寒冷地の田舎暮らしは、厳しかった^^;

田舎あるあるで、野菜をもらえることも多いし、血が滴る鹿肉や猪肉の塊をもらうこともあります。道の駅の直売野菜は、新鮮でおいしく、たいていはスーパーより安い。でも、若い頃みたいに食べられないから、経済的メリットはそれほどありません……。

理想の移住は、温暖な地方都市に賃貸 or サブスクで

「思い切ったことするね~」と周囲に言われながら、移住した6年前。

完全移住はできなかったけど、あの時、思い切って良かったとは思っています。

理想の移住は、温暖な地方都市に賃貸 or サブスクで

視野が広がったし、逞しくもなった。

自然は四季折々美しく、天候に左右される農業はすごく大変と知りました。キツネやタヌキには、ネコより高い確率で出合うから、もうびっくりしないし、普通の蛇なら全然スルー。クモなんて全然平気。

田舎を知って、都会がいかに安全で暮らしやすいか分かりました。高熱の時に、自分で運転して病院に行くなんて、絶対無理だ。

温暖な地方都市なら光熱費もかからず、そこそこ便利で暮らしやすかったかも。住まいは、賃貸かサブスクでよかったかも。

移住するなら、2年ほどお試し移住をしてからが安心。都会の家を処分するのはそれから。退路を断っての移住は、リスクが大きいと思います。

 

■もっと知りたい■

みろく

信州との2拠点居住を始めて5年。住み慣れ(すぎた?)大阪を離れることで、関西の魅力を再発見!京都や奈良、神戸への遠足を楽しみつつ、全国を旅しています。元旅行会社勤務の経験を活かして、お得な切符やおもてなしのよい宿泊施設などを紹介していきたいと思います。

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