居心地の良さが決め手!!

エンゲージメントって何?

公開日:2022.10.09

2022年のゴールデンウィーク明けから仕事を始め、はや4か月が過ぎた あ・らかん です。今回は仕事を始めて感じていることについてお伝えしたいと思います。

思った以上に大変な仕事でした

思った以上に大変な仕事でした

従事しているのは、未就学児の児童発達支援の療育の仕事です。週に2日、午前の年少さんと午後の年長さんのクラスにお手伝いに入っています。

療育ですので定員が少なく欠席もあるので、1クラス2~7人を2~5人ほどの指導者で担当しています。自由遊びの見守りや、一緒におままごとやプラレールで遊んだり……。その後は、身体の感覚を刺激して発達を促す知育プログラムをします。

通常とは違った反応があったり、思いがけない行動があったり、子ども達ひとり一人の特性の違いもあり、最初は何もできずとまどうばかりでした。

「このせんせいきらい」「あっちいって」という子どもの言葉に傷つき、「できるのかなぁ」「迷惑なんじゃないかな?」「辞めようかなぁ」と何度も立ち止まる日々でした。

笑顔に癒やされてやる気になりました

笑顔に癒やされてやる気になりました

子どもになかなか覚えてもらえないし、自分自身も慣れないので、週1回会うくらいじゃだめなのかと感じ、フルタイムでお仕事されている方がうらやましいと思ったこともありました。

長く務めている先生に「最初はそんな感じよ」と言われ「あの子はこういうことが苦手だから、こんな感じで接してあげて」と具体的に教えて頂いています。

続けているうちに、子どもに顔を覚えてもらい、こちらも顔と名前が一致するようになって、「せんせーい」「みてー」と呼ばれるようになってきたことで、子ども達との触れ合いに癒やされるようになってきました。

子ども達から学ぶ事もたくさんあります。単純でおだてられると木に登るタイプの私ですから、俄然やる気が湧いてきました。

何よりも大切なのはエンゲージメントです

何よりも大切なのはエンゲージメントです

そして何より素晴らしいのは、職員がみんな仲良く前向きであること。

子ども達を『安全に楽しく、発達を促すにはどうしたらいいのか?』という共通の意識を持って、日々学び話し合っていることです。一人の子どもの小さなつまずきに気付いて、この行動をした理由は何だろうと全員で考えます。

組織において真に競争力となりうるのは『人と組織』の強さ、エンゲージメント(会社と従業員および従業員同士の信頼関係)であると、アメリカで1世紀近く前に行われたホーソン実験(生産性を上げたのは給与でも環境でもなく人間関係であった)でも立証されています。

現在私が勤務している職場は、まさしく従業者同士の信頼関係が良好で、子ども達のためにという共通意識でつながっていることを感じます。居心地の良い職場です。そして子ども達との信頼関係もやっとできてきたと思います。

ということで、悩みながらも確実にこの仕事が好きになっている自分に気が付きました。次回は、私の一週間、ワークライフバランスをお伝えしようと思います。

 

■もっと知りたい■

 

あ・らかん

子どもの独立、大学入学、闘病生活など、波瀾万丈の人生ですが、残りの人生を悔いなく過ごしたいと思い、いろいろなことにチャレンジして、ポジティブに過ごしています。50代からの positive life。私のこの10年を振り返りながらお話したいです。

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