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- 亡き父のお話~毎日の暴言電話からの面会禁止発令
ようやく本来入るべきだった有料老人ホームに入所して落ち着いたものの、父の暴言は増すばかり。私はそんな父に恐怖すら感じ、施設長さんから「接触禁止」を言われることになったまでのお話です。
父から毎日の着信
ようやく、本契約していた有料老人ホームに移動してきた父。仮に入所していた老人ホームと変わらない環境にますます納得せず、部屋に閉じこもってしまうのは当然のこと。介護士さんの呼びかけにも眉間にしわを寄せ、無愛想に返事をするだけになりました。
その代わり、私に毎日昼夜問わず何度も何度も電話をしてきて、そのたびに「心臓が苦しい」「もっと良い病院を探してこい」「明日一旦家に帰らせろ」「ここは外にも出られない」などなど。いろいろと文句ばかり言ってくるようになりました。
スマホのバイブ音と着歴が恐怖
仕事をしている時は当然電話に出られないので、終わってから携帯を見ると、当初は父からの着信の多さに驚いたものでした。留守電を確認すれば、何を言っているのかもわからない位の怒鳴り声が聞こえ、そのたびに折り返し電話をして、その足で施設に向かって、という毎日が続きました。
そのうち、スマホのバイブ音がするたびに心臓がドキっとするように。父からの着信だとわかると出る事もできなくなり、留守電も確認はするものの、折り返しの電話が恐怖でできなくなっていきました。
施設長さんから「接触禁止」を言われる
そんな父からの恐怖の着信が続いている時、父が入院していた病院へ再診のため連れて行かなくてはいけない日がありました。
でも私は父と二人で外出するのが怖く、施設長さんに泣きながら「もう怖くて付き添えない」と相談をしました。施設長さんから、「有料にはなってしまうけれど、施設の方で病院への付き添い対応ができるから大丈夫ですよ」と言って下さったのでお願いする事にしました。
毎日、何度も何度もある暴言の電話の話から「しばらくお父様との接触を避けましょう。電話も出ないでください。何かあればご連絡します。面会もしばらく禁止にします。娘さんだけでなくお兄様も同様です」と、施設長さんからの提案で接触禁止となりました。
そして父はその後、「精神科」にかかるようになりました。
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