62歳初めてのハローワーク。自分を生かす仕事がない
2023.06.022021年10月26日
起業経験者の話から気づいた、記事執筆のヒント
自分の書きたいことを、読者が読みたいことに近づける
こんにちは。最近起業を考え始めた、クイズ好き伊東ちゃいこです。このところ、起業経験者の講演会(オンライン開催)に積極的に参加しています。業種は違えど諸先輩方の話から共通して伝わってくるのは、次のメッセージでした。
顧客が求めていることは?
「起業して自分がやりたいことをやる、それは間違っていないのだが、もっと大事なことがあってそれは、(やりたいことの中で)顧客が求めていることを提供することである」。
つまり、「ビジネスにおいては、相手の求めることを察知してその先回りをして動くことが何より大事である」と起業家たちは口にしたのでした。
自分の記事を振り返る
講演登壇者の一人で、何十冊も本を出している50代ライターも、「ライターに必要なのは、書く技術ではなく、書く内容だ。文章は美文でなくていい。肝心なのは、読者が読みたいことは何かを意識しながらニーズに合ったものを書くこと。それが読者の獲得につながるし、ひいては次の仕事につながっていく」と提言。
この提言は二つの意味で私に響きました。もちろん一つは起業における心得という点で、です。
そしてもう一つは、このハルメクwebの記事をいつも自分の視点のみで書いている自分に気づき、ハッとしたのです。「読者ライター」だからそれでも問題ないのでしょうが、もし読まれる記事を目指すなら、ハルメク読者の興味を引いたり役に立ったりするようなことを書くべきなのですね。
女子力低めですが……
同世代の女性たちと会話すると、ちまたで話題になっているモノの話が次々と出てきます。「最近この美容グッズorダイエットにハマっているんだ」「あのお店のスイーツおいしいよね〜」「芸能人の〇〇さんって素敵よね」などなど。
正直言うと女子力低めの私にはよくわからない話題なのですが、友好関係維持のため、それとクイズ知識向上のため、いつも「そうなんだ、いいね~♪」と聞き役で会話に参加しています。
でも今後は、友好関係とクイズのためだけでなく、世の女性や世間の関心ごとが何であるかをキャッチするためにも、もっと興味を持って周囲の話を聞いた方が良さそうです。
書きたい記事と読まれる記事
読者ライターとして私の書きたいことは、クラシック音楽や絵画、世界遺産や旅行、そしてクイズの話なのですが、そうしたことに興味のない方々にいかに目を向けてもらうか、そして今後の読者になってもらうか、それを考えながら書くことが必要なのですね。
とりあげる題材に加え、タイトルもキャッチ―なものがいいのでしょう。いくら書いた本人が会心の作! と思っても、誰からも気づかれず、誰からも読まれなければ意味がないですから。
今回思いがけず起業先輩者の話からライターの心得を入手しましたので、それを意識しながらもっと読者視点の記事を書いていこうと思います。
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