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- 新しい知識吸収に必須!反復・関連付け・アウトプット
こんにちは。クイズ好きの伊東ちゃいこです。年齢が上がるにつれ、新しいことがスムーズに覚えられなくなっていませんか? それを痛感している私ですが、トシだからと諦めたりはせず、興味あることは少しでも吸収できるようにとアレコレ工夫をしています。
新しいことを覚えるためにしていること
今回は、新しいことを覚える時に私が実践している「反復インプット、関連付け、適度にアウトプット」の話をしたいと思います。
- 「反復インプット」
40代までは何の苦労もなく新しいことを吸収できていたのですが、50代になるとそうはいかなくなりました。でも、時間はかかるものの覚えることはできますので、頭の老化を嘆くことはせず、反復しながらゆっくり吸収していこう、と気持ちを切り替えました。
- 「関連付け」
前回も同様のことを書いたのですが、私の場合、覚えたいことの周辺知識も楽しみながらインプットすると、元々の知識も周辺知識もより吸収しやすくなります。
- 「適度にアウトプット」
吸収した知識は、日にちの間隔をあけて家族やクイズ仲間の前で何回かアウトプットしながら、徐々に自分のものにしていきます。
では、これらの話を具体的に書いてみますね。
葛飾北斎『富嶽三十六景』
「問題:背景の富士山と共に、巨大な波に翻弄される舟が描かれている、葛飾北斎『富嶽三十六景』中の代表作といえば?」
「答え:神奈川沖浪裏」(かながわおきなみうら)
反復インプット: イメージしながら繰り返して覚える
クイズを始めた頃は日本絵画の知識があまりなかったので、「神奈川沖浪裏」は初めて耳にする言葉でした。
どんな絵なのか画集を開いてみると、私でも見たことがあるほどの有名な絵。「へえ、神奈川沖の浪の裏が描かれているんだ」と情景を浮かべながら言葉を反復してインプットしました。
関連付け: 周辺知識も同時に入手する
画集を開いたついでに『富嶽三十六景』には他にどんな絵があるのか見てみたら、赤富士と呼ばれる「凱風快晴(がいふうかいせい)」、黒富士と呼ばれる「山下白雨(さんかはくう)」も有名で、先の絵と併せて「三大役物(やくもの)」と呼ばれることがわかりました。
そのうえ、「三十六景」というタイトルなのに、作品の人気が出て追加追加で書き足した結果、実際は四十六景が存在するというトリビア知識も得られました。(ちなみに歌川広重の東海道五十三次は55枚、という知識も同時に取得)。
さらには、「北斎は生涯100回前後の引越しをした」というエピソードを見つけ、「引越し魔」つながりで「ベートーヴェンは80回前後の引越しをした」というオマケ知識まで得られました。
また、海外著名人つながりでは、フランスの作曲家ドビュッシーは「神奈川沖浪裏」に出会ったことで管弦楽曲「海」を作曲したというエピソードも入手。
まだまだあります。「富嶽三十六景」はなんと北斎が71歳から74歳の時の作品! これはハルメク世代に、夢や希望を与えてくれるなんとも嬉しい情報ですよね。
とまあ、こんなふうにクイズ好きは、一つのことを契機にして視界をどんどん広げていきます。また、クイズのためだけではなく、知的好奇心ゆえ興味あることの関連知識を自ら縦横に広げていきがちです。
適度にアウトプット: 吸収した知識を使ってみる
さて、せっかく知識を一時的に吸収できたとしても、定着させなければ意味がありません。ということで、反復や関連付けをしながら覚えた知識を会話の中に意識的に盛り込みます。自分から言わなくても、北斎や引越し等の話題が出れば「富嶽三十六景って実は四十六景~」とか「引越し魔といえば〜」というようにすかさず話に乗っかります。
また、自分で問題を作って家族やクイズ仲間に出題します。下部の人名クイズもそうなのですが作問の時には裏取りが必須なのでその工程中に正確な知識が身につくようになりますし、出題時に解答者とやり取りすることでも知識がより強力に定着していきます。
以上、「新しいことを覚える」でした。次回は「今話題のこと、時事に敏感になる」を取り上げたいと思います。
クイズの時間!人名クイズ
問題①アメリカの「Billboard Hot 100」にて、昨年『Dynamite』で1位を獲得したのは韓国アーティストのBTSですが、1963年に『SUKIYAKI』でアジア人初の1位を獲得した日本人は誰でしょう?
問題②かつて第一勧業銀行(現みずほ銀行)に勤務していた『さらば青春』で有名なシンガーソングライターといえば小椋佳ですが、かつて三菱銀行(現三菱UFJ銀行)に勤務していた『半沢直樹シリーズ』で有名な小説家といえば誰でしょう?
答え ①坂本九 ②池井戸潤
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