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お茶の間でクイズ番組を楽しんでいるだけだった私に、アタック25出場が契機となって仲間がドンドンできていきました。今回はそんな「広がるクイズ仲間の輪」の話をしたいと思います。最後に恒例のクイズもあります!
「アタック25」に出場したことがきっかけとなり、それまではお茶の間で一人クイズ番組を楽しむだけだった私に、クイズ仲間がドンドンできていきました。今回はその一連の流れをお伝えしたいと思います。
「アタック25」→「99人の壁」→「クイズ専門店」
「アタック25」で優勝を勝ち取り、己のクイズ力を過信した私は、すぐさま別のクイズ番組「99人の壁」に応募をしてみました。運良くすぐ予選会に呼ばれ、面接(オーディションというらしい)にも合格し、トントン拍子に本選にも呼ばれました。
しかし、「アタック25」では3人だった対戦相手が、今度は99人に激増!
クイズの答えは結構わかっていましたが、押し負けが続き、結局一度も解答権を得ることができず、よってセンターに登壇することもできず、不完全燃焼のまま終わってしまいました。
お隣に座っていた30代後半くらいの男性も、私より早い段階でガンガン押しているのに全然ボタンのランプがつかず、「この席のボタンもしかして壊れている?」といぶかしむほど、出場者は皆、ハイレベルな早押し力の持ち主ばかりでした。
どうも自分には早押し力(反射能力)が欠落しているようだ、と自覚した私は、早速早押しの練習をするために、近所の量販店ドン・キホーテで早押しボタンを購入し、しばらくの間クイズ番組を見ながら早く押す練習をしてみました。
しかし、相手がいないのにボタンを押すというのは実に虚しいので、止めました。
やはり早押し力アップには対戦相手が必要だと悟り、都内でそういったクイズ対戦ができる場所はないかと探してみたところ、さすが東京です、そんなマニアックなお店がちゃんとあるのですね。期待通りの店が見つかりました。
そのクイズ専門店では実力別のクイズイベントを定期的に開催しているというので、自分の実力に見合った「初級者クラス」に参加してみました。
クイズ専門店で知り合った人たちとLINE交換したことで
クイズ好きの老若男女が一堂に会して、お店スタッフの問読みを聞いて早押し対決をします。このクイズ専門店で圧倒的に多いのは男性。若い女性なら多少いますが、私のような中年女性は希少生物なので非常に目立ちます。
また、このお店では早押し形式だけでなく、全員一斉に答えをボードに書いて掲示する形式も用いています。早押しが苦手な私はボードで得点するしかないので、この形式時にはかなり気合が入ります。
レベル別対戦なので、当初「初級者クラス」で一緒にクイズをしていた人たちは、クイズスキルのアップに伴い、「中級者クラス」に進級(昇級)していきました。私は早押し力欠落に加えてクイズセンスも足りないので、いつまでたっても「初級者」のまま。そんな万年ビキナー劣等生の私でしたが、お店に通ううちに顔見知りも増えていき、LINEのID交換もするようになりました。
今思えば、このまだ平和な時期にLINEのID交換をしていたのは、幸いなことでした。
直後に、コロナ禍が発生したからです……。
緊急事態宣言発令により、お店での対面クイズは中止になりました。その後、クイズイベントはすべてZOOMでのオンラインクイズに切り替わりましたので、私もZOOMをインストールし参加するようになりました。
しかし、もっとクイズをしたい行動的な人たちは、お店のイベントにも参加しつつ、自力で独自のクイズイベントを立ち上げました。
グループLINEを用いて問読みや解答をし、パソコンを用いて早押しやボード解答をする、というスタイルのクイズです。
そんな行動的な人たちの中の何人かが、世代もレベルも大きく違う私に「オンラインクイズに参加しませんか?」とLINEで声を掛けてくれました。
ありがたい、ありがたい。
ということで、トンチンカンな私も仲間入りさせてもらうことになりました。
ちょうどその頃、特別給付金が支給されていましたので、給付金の10万円を元手に自分用のパソコンと、その際に得たポイントで最新のワイヤレスイヤホンを購入しました。これでオンラインクイズの環境はバッチリ、あとは肝心のクイズ力をアップさせるのみです!
オンラインクイズを始めたことでクイズ仲間の輪が
こうして始まったオンラインクイズですが、参加しているうちに何人かと親しくなり、ごく自然な流れで、クイズ希望者が数人集まればいつでも気軽にイベントを開催できるグループが結成されました。
「ちょっとクイズしたいな」と思ったときに「誰かお相手求む!」とグループLINEに書き込むと、
「参加しますよ」と何人かから返信が来るので、そこからクイズがSTART! となります。「風呂上がりにちょっと一杯」の感覚です。
また、別のオンラインクイズに参加していたときのことでした。休憩中にグループLINEを用いて数人で世間話をしていたら、その中になんと私ともう一人「アタック25」出場者がいて、「おお~!」と二人でちょっと盛り上がってしまいました。声の感じからするとその人は、30代くらいの男性でした。
そのオンラインクイズにはクイズ仲間の人脈でたまたま参加していただけなので、お互いまだ会ったことはなく、その日が(LINE上での)初の会話となったのです。
双方ともお互いがどんな人物か知らないわけですが、「クイズ好きに悪い人はいない」という性善説に基づき、その日からLINEで連絡を取り合い、数日後には、彼らがごくごく内輪で結成している「アタック会=(アタック25出場者の会)」へのお誘いを受けることとなりました。
もちろん、二つ返事で「OK」です。非公認とはいえ、あの番組出場者の会に入れるだなんて、光栄です♪
その会に加入する際にグループLINEで簡単な自己紹介をしたのですが、それを読んだ人からなんとなんと!
「自分は99人の壁の時に、隣の席に座っていた者です」という返信が!
(そして彼からは後日「非公認の内輪の会:99人の壁会」へのお誘いを受けました。ただし、この会はクイズをする会ではないので今回のクイズ仲間には入れておりません)。
何という偶然。あの時「ボタンがつかないですね~」と会話をしたあの彼がアタック会にいたとは!
もしかしてクイズ好き業界は狭いのか?と一瞬思いましたが、これは、クイズ好きの行動パターン(活動エリア=生息エリア)が似ているということなのでしょうね。
そういえば、「99人の壁」でセンターに出た方や、惜しくもセンターには出られなかったものの同じ会場にいた方々とは、後日例のクイズ専門店で再会しましたし、アタック会でも「99人の壁」出場者の数人と再会(LINE上で)できています。
その観点から言うと、クイズ仲間の輪が広がったというよりも、かつて偶然にも同じ空間にいた人たちと思いがけず再会できて、親しくなれたという感じですね。
5つのクイズグループと交流
ここまで書いてみて、そういえば自分のクイズ仲間ってどんなふうに体系づけられるのだろう? とふと思いましたので、ちょっとまとめてみました。
- クイズ専門店で知り合った方々との規模の大きなグループ
- その中から細分化して発生した、10人規模の小さなグループ
- 1のグループで知り合った人から誘われて入った「非公認の内輪の会:アタック会」
- 3の仲間との「みんはや会」(みんはや=スマホアプリのみんなで早押しクイズ)
- 3から派生した「漢字同好会」。漢字をお題にして漢字好き同士で遊ぶ会
今回まとめてみて、気付きましたが、私にはこんなにクイズ仲間がいるのですね。
いやいや仲間に入れさせていただいている、というのが正直なところですが……。
レベルが違いすぎる私を排除しないで誘ってくださる心優しい皆さんに感謝しつつ、今後もご迷惑をかけないように楽しくクイズを続けていきたいものです。
クイズの時間!今回は美術クイズ
問題1
フランスのランスとアラブ首長国連邦のアブダビにその別館があり、本館には「ミロのヴィーナス」や「モナ・リザ」などの作品が展示されている、フランス・パリの美術館といえば何?
問題2
“北のモナ・リザ”や“青いターバンの少女”とも呼ばれる、オランダ マウリッツハイス美術館所蔵のフェルメールの代表作は?
答え:
1.ルーブル美術館
2.真珠の耳飾りの少女
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