母と父との埋まらない距離…晩年に知った母の因果応報
2023.09.14朝一は新聞
数日観察した結果、4時すぎには新聞が投函されているのを確認しましたので、そろりそろりと起きて静かに鍵を開けてポストにまっしぐら。
4時過ぎでは、夏も冬もまだ暗闇の世界ですし、ご近所も寝静まっていますから、静かに行動します。
広島はカープの本拠地じゃけん
そして真っ先に見るのは、一面でもなく、テレビ欄でもありません。中程ページのスポーツ欄をチェックして、昨夜の広島カープの負け試合は本当だったのかをしっかり確認します。
それから1面に戻ってとりあえず見出しだけ確認したり、後でゆっくり読むために気になる記事に印をつけたり、といった具合です。
カープは、今年(2024年)の開幕から快進撃を続けてきました。広島市民は皆、リーグ優勝そして日本一を夢見て、周囲はカープ談義が真っ盛り。
次第に周囲に巻き込まれ、カープの中継試合を見るようになりました。朱に交わって赤くなったようです。
カープは被爆後の廃墟から市民の応援を得て誕生した市民球団で、市民に戦禍から立ち上がる勇気を与えてくれました。
だからこそ広島市民は皆、総監督・総解説者・総コメンテーターなのです。そんな周囲のなかで私はまだまだビギナーですが、カープの勝敗に一喜一憂しています。
ドラマチックやなぁ!
カープはシーズン終盤まで首位を走っていて、6年ぶりにリーグ優勝か、と市民はワクワクドキドキだったのに、まさかの失速が始まったのは9月。
「カープ歴史的急落」と新聞が書き立て、さらに「球団ワースト更新月間20敗」と報じ、「魔の9月」と言われました。9月4日まで首位を走っていたのに、終わってみれば4位。
新聞は「新井カープ大失速」と紙面4分の1を使って3回にわたって「検証」記事を載せており、球団を問わず引退した大物選手たちもコメントを寄せていました。
おもろいなぁ!
「第3回WBCプレミア12」侍ジャパン対アメリカで、カープの選手が大活躍しました。
1試合に2打席連続ホームランを放った小園選手に坂倉選手が「新井さん(監督)に怒られるかも、シーズン中にやれよ、と」言ったとか。その坂倉選手もソロホームランで「俺も怒られるかも」と。新井監督の苦笑い顔が見えるようです。
シーズンオフの今も、カープについてのさまざまな情報が新聞紙面を賑わしています。「憧れの先輩」の背番号をもらったとか、「念願の番号」じゃとか。
そういえば大谷翔平選手がドジャーズチームメイトから背番号を譲ってもらったことが大きく報道されたことがありましたね。
すっかりにわか野球ファンになった私にとって、新聞は楽しみの宝庫です。
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