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公開日:2024年11月20日
読者モデル気分で小旅行
雑誌『ハルメク』の企画で「登美の丘ワイナリー」へ!
雑誌『ハルメク』12月号の企画で「登美(とみ)の丘ワイナリー」での見学ツアーに参加しました。ブドウの栽培の仕方やワイナリーの歴史を学びながら、おいしいワインを堪能できちゃう! 友人とともに楽しい半日旅ができました。
友人を誘ってワインを巡る旅へ
「山梨県・甲府に行っておいしいワインを飲みませんか」との言葉に誘われ、気軽に応募した雑誌『ハルメク』のサントリー「登美の丘ワイナリー」の見学企画。
まさか当選すると思っていなかったのですが、幸運にも行けることに。
これはいい機会! 秋の小旅行を楽しみたくて、友人の美雪さんを誘い参加することにしました。
もう『ハルメク』12月号をご覧になった方もいるかもしれませんが、私の方からもレポートさせていただきますね。
登美の丘ワイナリーは開放感いっぱいでとってもおしゃれ
甲府にある「登美の丘ワイナリー」は、新宿からJRあずさで1時間半、そこから、専用の送迎バスに乗ります。
「ワイナリー体験」をする人は、最後にワインのテイスティングがあり、車の運転ができないため、バスの送迎が用意されているのです。
取材日は、富士山がくっきり見えるほどの晴天に恵まれました。
バスで山の中を登り、標高500mのワイナリーに到着すると、そこは別世界!
富士山をはじめとした山々と美しく栽培されたブドウ畑が一望でき、最高のシチュエーションでした。
サントリーといえば、ウイスキーやスコッチが有名ですが、創業当初ワイン作りをして注目を集め、会社を大きくしていったとのこと。
「登美の丘ワイナリー」は、サントリーの原点とも言える場所なのだそうです。
1909年に誕生したワイナリーですが、2022年に見学ができるようリニューアルされたので、趣きがありながらも施設は新しくとってもきれい。見学しやすいように工夫もされています。
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ブドウの品種によって植え方も育て方も違う
ガイドの方に150ヘクタールという広大な敷地内の説明を受けたあと、ツアーがスタートします。
最初は、「ブドウ畑」をめぐります。「登美の丘ワイナリー」では、甲州やメルローなど12種類のワイン用ブドウが栽培されています。
よく見ると、品種によってブドウを植える向きや場所、栽培方法などがそれぞれ違います。
土壌、気候、風の向き、水はけなど品種に合った栽培方法で丁寧に作られているのです。
背の高い場所で栽培する従来の「棚仕立て」のほか、日本ではあまり見かけない背の低い場所で栽培する「垣根仕立て」もあるのが特徴の一つ。
「垣根仕立て」は、海外で作られる栽培方法で、栄養がブドウにたっぷり蓄えられるのだそう。その分、管理が難しいそうです。
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山の中の熟成庫で、ワインの個性が磨かれる
大事に育てられたブドウは、収穫されたあと選果し、発酵させます。アルコールに変わった果汁を圧搾し、熟成庫で成熟を待ちます。
ツアーでは、この「熟成庫」を見学しました。
山を削って作られた石造りの「熟成庫」は、歴史を感じさせる外観です。
大きな扉を開けると、そこは異空間。ランプの明かりの幻想的な空間には、樽やタンクが所狭しと並べられています。
ひんやりとした空気に、ほのかにワインの香りが漂います。
樽やタンクの中で、ワインができていくのですが、寝かせる期間や樽の種類、温度によって、出来上がるワインの個性も大きく変わります。
どう成熟させるのか、どんな味に仕上げていくのか、ワイン職人の腕というわけですね。
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飲み比べてみると、素人でも違いは分かるもの
最後に、お待ちかねの「ワインテイスティング」へ。
まずは「登美の丘ワイナリー」で作った白ワイン、赤ワイン、そして信州の赤ワインの3種をいただきます。
色を見て、グラスを回して香りを確かめる。そしてゆっくり味わう。
教えていただいたように飲むと、味の違いは素人でもわかるものですね。
私も美雪さんも飲める方ではないのですが、あまりのおいしさに3種をグイグイ飲んでしまいました(笑)。
4種目に「貴腐ワイン」という高級ワインを試飲。貴重なワインで、その甘さからデザートワインといわれるもの。
以前、私はドイツ産の貴腐ワインを飲んだことがありますが、とにかく忘れられない味でした。
今回も、ブドウの甘さが際立った、品と深みのある味わいに感動しました。
お高いワインではありますが、テイスティングでしっかり堪能することができました!
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ブドウ畑とワインと富士山が半日で楽しめる!
日本産のおいしいワインをいただき、110分のツアーは終了。
帰りにワインショップで、お土産ワインを買って帰宅しました。
ちなみにこのショップで貴腐ワインは購入可能です。
雑誌の撮影をしながらのツアー。ライターの私としては、取材する側からされる側へとおもしろい体験ができました。
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