横山タカ子の「信州・四季の手遊び」・17
9月:初秋の頃は、果実酒を楽しんで
9月:初秋の頃は、果実酒を楽しんで
公開日:2021年06月25日
熟した果実で、ほんのりした甘みの“大人の味”に
ラズベリー、ブルーベリー、あけび……。太陽の恵みをいっぱいに受けた果物は、生でいただくのが一番おいしいですね。でも、たくさんいただいたり収穫したりして食べ切れないときには、果実酒にして楽しんでいます。
作り方は簡単、本格焼酎に漬けるだけ! ホワイトリカーではなく、アルコール度数35%の本格焼酎を使い、最低3か月おいておきます。
熟した果実の甘みがあるので、砂糖を入れなくても大丈夫。果実酒は甘いものというイメージがあるかもしれませんが、 私はこの、ほんのりした甘みの“大人の味”が好みです。
氷で割るオン・ザ・ロックでいただくのが定番ですが、お客様にお出しするときはお好みに合わせて、蜂蜜を足してもいいですね。こうして漬けておくと、残っていれば(笑)何年も持ちます。
ほら、果実の色が光に透けるときれいでしょう? 見ているだけでうれしくなるんです。
今月のお茶うけ: アイスクリーム&ブルーベリー果実酒

今回は、抹茶とバニラ、2種類のアイスクリームに、ブルーベリーの果実酒をかけてみました。
ブルーベリーの果実酒は、保存瓶に、ブルーベリー300gと本格焼酎800mLを入れるのが分量の目安ですが、あまり厳密になり過ぎなくて大丈夫。
冷暗所で最低3か月漬けたら完成です。そのまま飲んだり、こうしてアイスクリームにかけたり、生の果物と和えたり……。いろいろとアレンジしてお楽しみください。
執筆者プロフィール:横山タカ子さん
よこやま・たかこ 1948(昭和23)年、長野県大町市生まれ。長野の郷土食の知恵を生かした家庭料理や保存食を提案。NHK「きょうの料理」などテレビ・ラジオで活躍。年に300日は着物で暮らし、古きよき生活の知恵を取り入れたライフスタイルも人気を集めている。著書に『四季に寄り添い 暮らしかさねて』(信濃毎日新聞社刊)など。
撮影=小林キユウ 構成=野田有香(ハルメク編集部)
※この記事は雑誌「ハルメク」2019年9月号に掲載したものを再編集しています。
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