
自分の尿モレタイプはどれ?
たまに尿モレがあっても、だましだまし過ごされている方も多いのでは? けれど一口に尿モレと言っても症状によってタイプはさまざま。そこで自身の尿モレのタイプがわかる簡易診断チャートをご紹介!
公開日:2025年05月14日
50代婚活奮闘記18
恋愛・婚活ジャーナリストの清葉アキコが出会った婚活女子の第18話。A子のお見合いエピソードを聞いて、最近の婚活市場についてプロ目線の話が聞きたくなり、婚活アドバイザーⅯさんと2人女子会を開催!お酒が入った2人は、大人婚活についてぶっちゃけ毒舌トークを始める。
Mさんは、A子、B美、C恵が入会した「結婚相談所T」を運営する婚活アドバイザー。私とは女性誌の婚活記事で取材をした3年前からの付き合いで、たまに仕事帰りに会っては、巷の恋愛リアリティ番組のネタを酒の肴にして2人で飲んでいる。
「そういえばA子のお見合いエピソード、いろいろ聞かされました(笑)」と伝えると、Ⅿさんもその話がしたかったとばかりに、ソファに座りなおして前のめりになった。「男性に限らず、いろんな人がいるんですよね。今までの行動範囲では結婚したいと思える相手と出会えなかった人でも、違うタイプと出会えることで結婚の可能性が出てくるってのが、まさに婚活。
A子さんに限らずだけど、『自分に合うのがどんなタイプかわからないから、とりあえず会ってから考えよう!』と積極的にお見合いを申し込んでいると、多くの人に会うことができる。そういう方にはあえていろんなタイプをご紹介してもいるの(笑)」
私の友人に、婚活アプリで選ぶ人が今までの恋愛相手とほぼ同じタイプばかりという女性がいるが、彼女は結局いつも同じことに悩み、同じことで喧嘩し、同じパターンで別れている。異性の好みはそうそう変えられないのはわかるけれど、結局そのタイプとはうまくいかないことに、本人はまだ気が付いていないのかもしれない。
「『私はこういう人は無理』『こういう人じゃないとダメ』って会う相手を自分で限定している人は、結局、自分で可能性を狭めてしまうのよね。人生でいろんなタイプの人と会える機会ってそうそうないのだから、それをチャンス!って思ったり、ある程度楽しんだりできる人のほうが、よりいい出会いがあると思う」とⅯさん。
ならば、お見合いで成功する女性って何が違うのだろうか? お酒が入った勢いでⅯさんに聞いてみる。
「お見合いを成立させるためにはとにかく見た目が大事よね。実際にお見合いで会ったときに印象ダウンしないレベルであることも必須。あとはやっぱり、相手をいい気持ちにさせる女性ってウケがいいのよ」とⅯさん。実際、ホステスをやっていた女性はお見合いをするたびに仮交際の申し込みが届くという。つまり、聞き上手で持ち上げ上手な女性ってことね……。「大人婚活の女性たちには言いたい!つべこべ言わず、お見合いはホステスに徹しなさいって」
A子の話にも出てきたけれど、会社やプライベートで女性と話す機会がない男性も少なくない。自分に興味をもって話を聞いてくれて、癒やしの言葉をかけてくれたり、誉めてくれたりしたら、いい気持ちになっちゃうのは当然!こんな女性が毎日家にいたら、隣にいたら……って妄想が膨らんじゃうでしょうから。
「逆に、お見合いがいつもうまくいかない女性ってどんな人?」と聞くと、Mさんはこれまでよりちょっと強いお酒をお代わりし、ため息をつきながらこう言った。「男性と戦っちゃう女性よ!」
「え?戦うってどういうこと!?」私はまったくイメージが湧かない。Mさんは新たに手元に届いたグラスの中身を3分の1ほど一気に口に流し込んで、目を大きく見開いて言った。「お見合いの場で喧嘩をして帰って来ちゃう女性もいるのよ……」。喧嘩!?お互い大人なのだし、もしお見合いで相手を嫌だと思っても、二度と会わなければいいだけなのに……。なぜそんなことになるのだろう?
「50代以上の女性でそれなりのキャリアがある女性って、会社や社会で男性と横並びで戦ってきたじゃない?すごくがんばてきたのはわかるけれど、お見合いでもそれを出しちゃうのよ~」
結婚というのは一般的に男性と女性がするもの。男性は女性に女性性を求めるし、結婚相談所に登録している男性は古典的な人も多い。男性らしさや女性らしさという考え方は今の時代にはナンセンスかもしれないけれど、現実はやっぱりそうなのだ。
男性だって会社や社会で戦っている。だから家やプライベートに戦友は求めていないし、ましてや敵なんていらない。「それなのに、男性を立てることができないのよね。まるで上司のようにダメ出ししてしまったり、張り合って自分の方がすごいとアピールをしてしまったり……」
つまり口喧嘩ってやつね。初対面の人とそこまで言い合えるって、ドタバタ恋愛ドラマのような始まり方でうまくいきそうな気もするけれど、お見合い決裂で2回目がなければ進展もないか。
「キャリア女性が婚活するときには、仕事のときの鎧を捨ててきてほしいのよね。ファッションやメイクも女性らしく変えるのだから、中身もそれっぽくしてほしい。自分を偽れ!って言うつもりはないけれど、婚活の場ではいつもの戦闘モードは捨てて自分の中の女性らしさを見せる努力は必要かな」
たしかに女性側からすると、男性が少しカッコつけて男らしいところ見せてくれたらうれしい(やりすぎは嫌だけど)。その逆を考えたら女性らしさを見せる必要性が理解できそう。
「私、いろいろな男女を見てきたけれど、結局モテる人や結婚していく人っていうのは、男も女も色気があるの!色気ってもともと持っているオーラみたいな部分もあるけれど、努力でも多少はアピールすることができると思うの。もちろんやりすぎは下品な印象になりかねない。でも、相手に“異性”を感じさせるための要素のようなものとして“女性らしさ”は必要不可欠ってことよ」
色気……ね。私もずっと欲しいと思っているのにどうしても手に入れられないやつ。若いときには胸を盛ったり、ミニスカートをはいたり、フェロモン的な香水をつけたりしたけれど、今、大人の婚活の場で使えるとしたら、女性らしいしぐさや話し方、清潔感のあるファッションといったところだろうか。
「お友だちのような夫婦でいたいから性別なんてむしろ関係ない!と言う人もいるでしょう。でもね、本当に友だちでいいなら同性の友だちと遊べばいい。それでも結婚という形をとりたいと自分も相手も思っているということは、やっぱりそこに異性である必要があるってこと。少なくとも“女性の”友だち以上にならなくては無理。だから、どんなキャラクターであっても、女性らしさは婚活において絶対に忘れちゃいけないことなんですよね……」
清葉の記憶はここまで。ベロベロの状態で一人暮らしの家に帰宅し、そのまま床で寝落ちして朝を迎えたことは、Mさんには内緒にしておこう。「ほら、そういう感じじゃ色気なんて出てくるわけないじゃない!」ってあきれられそう……(汗)
三島さんからのひと言
『男性の多くは、お見合いで細かいところまで見ていません。どういう話をしたかというより、楽しく話ができた、いい雰囲気だった、という印象で仮交際を申し込むことがほとんど。お見合いでも仮交際のデートでも、はじめのうちは男性を良い気持ちにさせる会話を心がけて!』
婚活業界歴19年。20代・30代向けの結婚相談所「ganmi(眼深)」と50歳以上の結婚相談所「とわ婚」(https://towakon.net/)を展開する株式会社ヒカルヨの代表をつとめる。メディア出演多数。著書に『「普通」の結婚がなぜできないの?』(WAVE出版)、『婚活は「がんばらないほうが」うまくいく』(秀和システム)がある
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