ブラトップとは?カップ付きインナーの正しい着方
2021.05.172020年08月17日
型崩れしたブラは、つけ心地の悪さの原因に
型崩れしない、ブラジャーの正しい干し方は?
女性用下着を開発するハルメクインナー課にただ一人在籍する男性、徹課長。女性の下着にまつわる豆知識を、インナー課社員のお手製4コマ漫画でお届けします。前回のブラジャーの正しい洗濯方法に続き、正しい干し方をお伝えします。
今月の4コマ漫画~僕のこだわり
登場人物
徹(とおる)課長
ある日突然インナー課長に任命されたインナー課唯一の男性。嫌いな言葉は「残在庫」。
住井(すみい)さん
長年女性用インナーを開発してきたプロ中のプロ。その詳しさは徹課長の10000倍。
ブラジャーを乾かすときにやってはいけないこと
ブラジャーを乾かすときの大事なポイントは、型崩れを起こさないようにすることです。洗濯のときと同様に、まずはご自分のブラジャーの洗濯表示マークをチェックしましょう。
ほとんどのブラジャーは、乾燥機は使用禁止という洗濯表示マークがついています。
このマークは、タンブル乾燥禁止のマーク。タンブル乾燥とは、回転させながら温風を当てて乾燥させることです。つまりブラは、ドラム式洗濯乾燥機の乾燥機能や、コインランドリーなどの回転ドラム式の乾燥機は使用できません。
生地が傷んだりワイヤーが曲がる可能性があるので、乾燥機には絶対にかけないようにしましょう。また、干し方についても洗濯表示マークがあるはずです。
これは、日陰の吊り干しという意味です。直射日光が当たる場所に干すと、日焼けして生地が傷んだり、色あせたりするので注意しましょう。
洗濯表示マークには記載がありませんが、どう干すのかもとっても重要です。
ブラの片側だけを洗濯バサミで止めたり、ブラジャーのヒモをひっかけて干したりすると、生地やゴムが伸びて、型崩れが進んでしまいます。
またそもそもですが、洗濯が終わった後すぐに干さず、放置するのは厳禁です! 色落ちやカビの繁殖の原因になってしまいます。
ブラジャーを正しく干すときの3つのポイント
では、正しいブラジャーの干し方をお伝えしますね。
干す前に、まずは形を整えて
いくらやさしく洗ったとはいえ、洗い立てのブラジャーは形がくしゃっと崩れた状態。干す前に、手で形を整えてあげることでカップの形をきれい保てます。カップ裏側の真ん中から、外側に向かって引っ張るようにして整えましょう。
干すときは、左右バランスよく!
ブラジャーは生地の厚さやパーツによっての重さが異なるので、偏った干し方をしてしまうと伸びて形が崩れてしまいます。左右のバランスよく干すことがポイントです。
また、生地の薄いバックベルト部分を挟んで干してしまうと、伸びたり破れたりする原因に。
4コママンガでご紹介したように、
- 伸びにくいカップ下を洗濯バサミで左右対称になるよう留めて干す
または - ハンガーにかけ、左右対称になるよう二つ折りの状態で干す
この2パターンが型崩れしにくい干し方です。
ハルメクのインナー商品開発担当住井さんによると「真ん中を留めるよりも2点を留めるほうが、重みも分散できるのでおすすめ」とのこと。より型崩れを防ぐためには、できるだけ洗濯ばさみで2点留める方が良いようですね。
色あせを防ぐために、必ず陰干しを
先ほどもお伝えしたように、太陽にたっぷり当てたいところですが、色あせないよう陰干しの方がおすすめ。風通しのよい日陰に干しましょう。お気に入りのブラの色があせてしまったら、なんとなく気分も下がってしまいますよね。長持ちのためには、干す場所も気にするのが◎です。
ブラが型崩れした状態で着用を続けると、ワイヤーが当たって痛みが生じたり、着け心地が悪くなったり……。ブラをする方がかえって悪影響をおよぼす、なんていうことになりかねません。きれいな形のままで長く着用できるように、ぜひ正しい洗い方・干し方を実践してみてください。
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