部屋干しの生乾きの臭いを消す方法って?
2023.06.022020年07月09日
素朴な疑問
洗濯機(洗濯槽)はどのくらいの頻度で掃除するの?
もし汚い洗濯機で洗っているとしたら…
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
暑い日が続き、毎日汗だく。気持ち悪くてすぐに着替えていたら、洗濯物がたくさん! でもすぐに乾くから、夏のお洗濯は好きなんですよね♪ 今朝も洗濯したばかりのTシャツを着て……ん? なんかにおう? 柔軟剤まで使っているのにどうしてこんな臭いがするのかしら。もしかして、洗濯槽汚れのせい!? 気になったので、早速調べてみました!
洗濯槽のカビに注意
洗濯物に付いた臭いの正体、それはカビが原因になっていることが多いのだそうです。カビの繁殖に最適な環境は、温度20~30℃、湿度80%以上だといわれています。さらに、洗濯機は浴室と隣接して設置されることが多いので、高温多湿の環境下に置かれやすいものです。水を使うので庫内は常に湿っていますし、衣類の汚れや溶け残った洗剤など、カビの養分も豊富です。夏や梅雨だけでなく、年間通してカビが生えやすい環境にあります(怖い……)。
洗濯物に黒いカスのようなものが付いている場合は、洗濯槽の裏で大量にカビが繁殖している可能性があります。まだ買ってから数年しかたっていないからと安心するのは禁物です。買って数年の洗濯機も10年以上使っている洗濯機も、カビによる汚れの量はさほど変わりません。カビだらけの洗濯機で衣類を洗うなんて、考えただけでもゾッとしちゃいますよね。洗濯槽のカビを退治して、臭いを解消するにはどうしたらいいのでしょうか?
1~2か月に1度は洗濯槽の掃除をしましょう
季節や洗濯機の使用状況にもよりますが、1~2か月に1度は洗濯槽クリーナーなどで洗濯槽の掃除をするのがベストです。「お掃除モード」や「槽洗浄コース」といったお手入れ用のコースを選択し、専用の洗濯槽クリーナーで洗浄するのが効果的です。
洗濯槽の掃除は通常は2~3時間の漬けおき洗いで済みますが、初めて掃除する際や黒いカビ汚れが大量に発生しているときは、長めに洗浄するとよいでしょう。冷たい水よりはお湯の方が汚れ落ちがよくなるので、洗濯機の説明書に従ってぬるま湯を使うのもおすすめです。
洗濯槽だけでなく、洗剤を投入するケースやゴミ取りネット、排水フィルターを清潔に保つのも大切なポイントです。これらが汚れていると、臭いの原因になります。パーツは取り外して、ぬるま湯に浸けながら歯ブラシでこするときれいになります。
また、洗濯槽の縁、ふたの裏、パッキンの裏の汚れはつい見落としがちですが、ほこりや洗剤カスなどがたまりやすい場所。古タオルや歯ブラシを使って汚れを落としましょう。
洗濯槽にカビを生えにくくする方法
定期的な掃除で洗濯槽をきれいに保つことも大切ですが、カビの繁殖をできるだけ抑えることができればお手入れも楽になりますよね。洗濯機の内部をできるだけ乾燥させて、カビが生えにくくするため、以下のようなポイントに注意しましょう。
- 洗濯が終わったら、ぬれた洗濯物はすぐに取り出して干す。
- 使用していないときはフタを開けて、空気を循環させる。
- 洗濯する前の衣類を洗濯機に入れっ放しにしない。
洗濯機の日頃の使い方を見直して、定期的にお掃除もして、お洗濯を快適にしたいですね。
※この記事は2020年7月の記事を再編集をして掲載しています。
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参照:エステー株式会社
イラスト:飛田冬子