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- 古くから親しまれる自然療法「アピセラピー」って何?
「アピセラピー」を知っていますか?代替医療の一つとして期待されていますが、実は身近でも取り入れることができます。古くから世界中で慣れ親しまれてきたアピセラピーとは何か、その効果や手軽な取り入れ方をご紹介します。
古代から親しまれてきた自然療法「アピセラピー」とは?
「アピセラピー」とは、ラテン語でミツバチを指す「アピ」と、療法の「セラピー」を組み合わせた言葉です。
はちみつやローヤルゼリー、プロポリス、蜂毒、ミツロウといったミツバチ産品を健康や美容に生かす自然療法で、はちみつを食べる、はちみつを塗るなど、体の内側だけでなく、外側からも取り入れられるのが特長の一つです。
アピセラピーの歴史はとても古く、紀元前のヨーロッパの洞窟にははちみつを採取する人の姿が描かれていますし、およそ2000年前の中国の書物にも、はちみつやミツロウについての記述が残っています。
また、古代エジプトの女王・クレオパトラが、その美貌を保つためにローヤルゼリーを愛用していたという有名な逸話も。人は古代から、ミツバチの恵みを健康や美容に生かしてきたのですね。
医療現場で取り入れている国も!美容でも人気
昔から「なんだかいいらしい」と実践されてきたアピセラピーですが、近年は世界中で研究が進み、どういうメカニズムでその効果を得ているのかが科学的に解明されてきています。
特に養蜂の先進国であるルーマニアでは国立のアピセラピー研究所があり、はちみつやプロポリス、花粉の活用法について積極的に研究が行われています。
中でも花粉の研究は進んでいて、どの花の花粉がどのような症状に役立つのかというところまで調べられているのだとか。
また、ルーマニアの薬局ではプロポリスやローヤルゼリーが医薬品として販売されており、医療行為としてアピセラピーを行うクリニックもあります。
ルーマニアでは他にも、「アピ・エステ」というはちみつを使った美容法が人気を集めるなど、アピセラピーが健康だけでなく美容にも役立てられています。日本でも、ローヤルゼリーがスキンケア用品に使われるなどして活用されています。
身近で取り入れられるアピセラピー
アピセラピーは、身近で取り入れやすいのも魅力です。
例えば、はちみつをパンに塗ったり、ヨーグルトにかけて食べるのもアピセラピーの一つ。唇が乾燥しているときにはちみつで唇を保湿するなどもアピセラピーと言えます。
他にも、口内炎にはちみつを塗る、のどが痛いときにプロポリスを使う、寝る前のスプーン1杯のはちみつで睡眠の質を高める、ミツロウキャンドルの香りや炎のゆらぎに癒やされる……など、手軽に取り入れられるアピセラピーはたくさんあります。
ミツバチが運んでくれる自然の恵みを生かすアピセラピー。取り入れられそうなものから実践して、健康や美容に役立ててみませんか?
取材協力:山田養蜂場健康科学研究所
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「アピセラピー」を知っていますか?古くから世界中で慣れ親しまれ、健康・美容にも役立てられています。