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ぽっこりお腹だけでなく、脳梗塞や骨粗鬆症(こつそしょうしょう)など多くの病気の原因になる内臓脂肪。医師・栗原毅さん考案の「内臓脂肪撃退プログラム」は3週間で効果を実感できるそう。そこで今回は、50~70代の読者に3週間挑戦してもらいました。
教えてくれた2人の専門家
栗原毅(くりはら・たけし)さん
1951(昭和26)年新潟県生まれ。北里大学医学部卒業。東京女子医科大学教授、慶應義塾大学特任教授などを経て、現在は栗原クリニック東京・日本橋院長。『眠れなくなるほど面白い 図解 内臓脂肪の話』(日本文芸社刊)など著書多数。
栗原丈徳(くりはら・たけのり)さん
1982(昭和57)年東京都生まれ。栗原ヘルスケア研究所所長、歯科医師。鶴見大学歯学部卒業、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科中退。「予防歯科医療」「食と健康」をテーマに活動をしている。
食事と運動と口腔ケアをセットで行う「内臓脂肪撃退プログラム」
「“糖質を少し減らす”という食事の改善だけでも内臓脂肪は落とせますが、それを加速させて、健康を維持するには適度な運動も大切。でも無理しない程度で」と医師の栗原毅(くりはら・たけし)さん。
今回ご紹介する3週間プログラムでは食事、運動に加え、口腔ケアも行います。「歯周病の原因となる口内の悪玉菌が腸に届き、腸内細菌のバランスが崩れると、筋肉の代謝機能が低下。筋肉の脂肪化を引き起こします」と歯科医師の栗原丈徳(くりはら・たけのり)さん。
「歯磨きに加え、口内で歯周病菌など悪玉菌が繁殖しやすい舌を磨くことも大事。1日1回の舌磨きも習慣にしてください」と栗原丈徳さんは言います。
「食事7:運動2:口腔ケア1」の割合で
食事
ご飯やパン、めん類、イモ類など糖質を含む食べ物を少しだけ減らして、その分、肉、魚、卵は我慢せずに食べてOKです。またひと口30回を目安によく噛むこと。
運動
1日20分のウォーキングと、次回詳しく紹介する筋肉の中でも最も大きい下半身の筋肉を動かす「いすスクワット」を朝晩行います。
口腔ケア
歯周病の原因菌が全身を巡って筋肉を脂肪化してしまいます。歯磨きはもちろん、1日1回の舌磨きも合わせて行います。
読者5人が「内臓脂肪撃退プログラム」に3週間チャレンジ!
まずは計測から……。今回は体組成計を使って、まず体重、体脂肪率、内臓脂肪レベル、筋肉量、体内年齢などを計測。続いてメジャーで腹囲を測ります。
腹囲と体重は毎日計測するのがおすすめですが、一喜一憂せず、冷静に現実を受け止め、コツコツ3週間続けるのが大事です。
腹囲が-4.5cm!パンツにも余裕が
3週間後データ
腹囲:-4.5cm
体重:-0.9kg
噛むことを意識するため、箸置きをダイニングテーブルに置き、思い出せるように。スクワットも毎日3セットしっかり実践。自宅近くの川沿いを歩くことも習慣に。
エスカレーターがあっても階段を使うようになって、パンツのウエストに余裕ができていたのはうれしかったです!
腹囲-2cm!フェイスラインもスッキリ
3週間後データ
腹囲:-2cm
体重:-0.05kg
30回噛むと、味がよくわかるようになって食事がおいしくなり、満腹感も得られました。フェイスラインが気になっていたのですが、7年前の状態に戻ってビックリです!
腹囲-2cm!お通じがよくなりました
3週間後データ
腹囲:-2cm
体重:-0.6kg
スクワットを忘れないよう、やり方を見やすいところに貼り、買い物はウォーキングしながら行くように。ずっと便秘気味だったのが改善しました!
腹囲が-4cm!姿勢も改善
3週間後データ
腹囲:-4cm
体重:-0.15kg
遅い時間に晩ごはんを食べる習慣がついてしまっていましたが、「夜8時まで」を守るようにすると、朝お腹がすき、体重も減っていてうれしかったです。
腹囲-6.5cm!どんどん痩せる気がする
3週間後データ
腹囲:-6.5cm
体重:-0.7kg
効果が出たのがうれしくて、3万円の体組成計を買いました!食べ物が口の中にあるのに次のものを入れていたことに気付き、食べ過ぎない意識付けもできました。
5人全員が腹囲と体重が「減」!
最初の測定から3週間。おそるおそる体重計に乗り、編集部員が腹囲を測定すると……。なんと5名全員腹囲と体重が減りました!みなさんご自身のペースでチャレンジして結果が出たことに大喜び。これからも続けていきたいそうです。
5人の読者が体験した内臓脂肪撃退プログラムのやり方については、次回詳しく教えてもらいます。
※効果には個人差があります。試してみて異変を感じる場合はおやめください。
取材・文=三橋桃子、原田浩二、井口桂介(すべてハルメク編集部) 撮影=中西裕人 イラストレーション=秋葉あきこ
※この記事は雑誌「ハルメク」2022年6月号を再編集し、掲載しています。
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