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- 体の代謝を上げる!卵の簡単レシピを9種類紹介
調理方法の多彩な「卵」は、内臓脂肪を撃退する動物性タンパク質をしっかり取れる食材。そこで前回に引き続き料理研究家の牧野直子さんに、簡単レシピを教えてもらいます。今回は、加えることで内臓脂肪の燃焼効果が上がる食材も使ったレシピです。
教えてくれた2人の専門家
医師:栗原毅(くりはら・たけし)さん
1951(昭和26)年新潟県生まれ。北里大学医学部卒業。東京女子医科大学教授、慶應義塾大学特任教授などを経て、現在は栗原クリニック東京・日本橋院長。『眠れなくなるほど面白い 図解 内臓脂肪の話』(日本文芸社刊)など著書多数。
料理研究家:牧野直子(まきの・なおこ)さん
管理栄養士、料理研究家。「スタジオ食(くう)」代表。女子栄養大学卒業。雑誌やテレビなどさまざまなメディアでおいしくて簡単なレシピを提案。
いいこと尽くしの卵のタンパク質
卵のタンパク質は体内への吸収率がよく、1日2個の卵が内臓脂肪を落とすための代謝をアップさせる話は前回詳しく説明しました。
さらに、卵のタンパク質は、食品から摂取しなければならない9種の必須アミノ酸をバランスよく含み、肉や魚、牛乳よりも素早く体内に吸収されるのが特徴です。
タンパク質から分解されたさまざまな栄養素は体のすみずみまで行き渡り、細胞を活性化。効率よく筋肉量を増やすとともに、筋肉のダメージを軽減。筋力がアップすることで、脂肪が燃焼しやすい体を作ります。
卵黄にはビタミンAやE、B12の他、レシチンやコリンなど身体機能の源になる栄養素が多く含まれています。
中でも「レシチン」は、血管の弾力をしなやかに保つ効果があり、動脈硬化を予防。血流がよくなることで代謝も上がります。また、「コリン」は脂質の代謝を活性化。肝機能を高め、内臓脂肪が燃焼しやすくなります。
卵で動物性タンパク質をしっかりとると、体の組織を増強する「アルブミン」量がアップします。アルブミンは血中タンパク質の一つで、栄養素を必要な場所に運搬する役目を担うもの。アルブミンが増えるほど筋肉量が増えて脂肪燃焼が活発になります。さらに肌や髪もハリが出て、若々しさを取り戻せます。
ここからは、内臓脂肪の燃焼効率をさらにアップさせるための、プラス食材を使ったレシピを9つ紹介します。...
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