脳を元気に!もの忘れ&認知症を予防する新習慣#5

脳のデトックス!認知症予防の3強食材と5つのレシピ

脳のデトックス!認知症予防の3強食材と5つのレシピ

更新日:2023年05月02日

公開日:2022年09月14日

脳のデトックス!認知症予防の3強食材と5つのレシピ

食事から認知症予防を考える、医師の白澤先生に“脳のゴミ”といわれているアミロイドβの塊の排出方法について伺います。排出効果が期待される3強食材に加え、3強食材を組み合わせた作り置き可能な「脳のデトックスおかず」レシピも5つご紹介します。

脳にたまったゴミをデトックス!

5-01_脳にたまったゴミをデトックス!

食事から取り込んだ有害物質から脳を守ろうと、アミロイドβが集結して増えすぎると、一転して脳神経を破壊しアルツハイマー病の原因になることは、前回詳しく紹介しました。

今回は、そんなため込んでしまった有害物質をデトックスする3強食材について詳しく紹介していきます。

【1】無毒化&排出促進に最強!「解毒作用」のあるメイン食材

5-02_無毒化&排出促進に最強!「解毒作用」のあるメイン食材

●大根
●ブロッコリー
●キャベツ

アブラナ科の野菜は、体内や脳にたまった有害物質を解毒し、細胞から引きはがして排出する作用があります。 

【2】細胞に有害物質を吸収させない「解毒作用」がある食材

5-03_細胞に有害物質を吸収させない「解毒作用」がある食材

●長ネギ
●パプリカ
●ワカメ
●ショウガ
●アボカド
●タマネギ
●エキストラバージンオリーブ油

抗酸化作用が高く、過剰に発生した活性酸素を無毒化します。ネギ類やニンニクは、細胞に毒素を吸着させない作用もあります。

【3】体内から有害物質を出す「整腸作用」のある食材

5-04_体内から有害物質を出す「整腸作用」のある食材

●キウイ
●キノコ
●ゴマ
●ゴボウ

あわせてとりたいのが、食物繊維が豊富な食材。腸内環境を整えて便通をよくし、有害物質を体外にスムーズに排出する働きがあります。

ここからは、脳にためた有害物質をデトックスする効果の高い3強食材を組み合わせた「脳のデトックスおかず」のレシピをご紹介します。どのレシピも作り置き可能なので、ストックしながら毎食のおかずに取り入れてみてください。

食べ飽き防止のために、アレンジアイデアも一緒に紹介しています。

「キャベツとキノコのおかか浸し」抗酸化作用の高いトマトで若返りも!

5-05_キャベツとキノコのおかか浸し

【3強食材】
キャベツ、ショウガ、キノコ
【保存期間】
4~5日

材料
キャベツ……250g(1/4個)
シメジ……100g
ショウガ……2かけ
ミニトマト……6個
<A>
かつお節……1パック(5g)
みりん……大さじ2
ゴマ油……小さじ1
塩……小さじ1

作り方
1.キャベツは芯をとって4cm角にちぎり、シメジは小房に分ける。

2.ショウガは千切り、ミニトマトは半分に切り、Aと合わせる。

3.鍋にお湯を沸かし、[1]を2分ゆでてザルにあげ、水気をきる。

4.熱いうちに[2]に漬けて、よく絡める。

 

■アレンジアイデア:たまごと炒める

5-06_アレンジアイデア:たまごと炒める

溶き卵2個分にしょうゆ小さじ1/2を加え、油小さじ1を熱したフライパンに入れて半熟状に火を通し、1食分とあえる。栄養バランスもいい主菜に。

「コールスローサラダ」アボカドの良質な油も一緒に

5-07_コールスローサラダ

【3強食材】
キャベツ、アボカド、ゴマ
【保存期間】
4~5日

材料
キャベツ……250g(1/4個)
アボカド……1個
すりゴマ……大さじ1
<A>
塩……小さじ1/2
水……大さじ3
<B>
レモン汁……大さじ2
ハチミツ……大さじ1
塩……小さじ1/2

作り方
1.キャベツは芯をとり、1cm幅、長さ5cm程度の細切りにする。

2.Aを振ってざっくり混ぜて15分おき、水気を絞る。

3.アボカドは皮をむき、半分は角切りに、残りはつぶしてBと混ぜる。

4.[2]と[3]を合わせて、すりゴマを振る。

 

■アレンジアイデア:トーストにのせる

5-08_コールスローサラダ

日がたってしんなりしてきたら、トーストにのせたり、サンドイッチにするのもおすすめ。味がうすく感じたら、ほんの少ししょうゆを加えて。

「大根のカラフルなます」発酵調味料で腸からスッキリ!

5-09_大根のカラフルなます

【3強食材】
大根、パプリカ、キウイ
【保存期間】
4~5日

材料
大根……300~350g
赤パプリカ……1/2個(60g)
キウイ……1個(100g)
塩……小さじ1
<A>
酢……大さじ3
みりん……大さじ3

作り方
1.大根は皮付きのまま薄い輪切りに、パプリカは細切りにして、塩をからめて15分おく。

2.キウイは皮をむいて、半月状の薄切りにする。

3.[1]の水気を軽く絞り、[2]とAを合わせ、絡める。

 

■アレンジアイデア:ゆでたささみとあえる

5-10_アレンジアイディア:ゆでたささみとあえる

塩をからめてゆでたささみ(適量)を粗く裂き、なますとあえて、ヘルシーな主菜にアレンジ。キウイは少し崩してあえ衣にすると味にまとまりが出る。

「ブロッコリーの塩蒸し炒り」青臭さが減り、コクとうま味がアップ

5-11_ブロッコリーの塩蒸し炒り

【3強食材】
ブロッコリー、タマネギ、キノコ
【保存期間】
4~5日

材料
ブロッコリー……150g
タマネギ……1/2個(100g)
エノキダケ……100g
塩……小さじ1
オリーブ油……大さじ2

作り方
1.ブロッコリーは房の端から粗みじん切りにする。

2.タマネギは薄切りにし、長さを半分に切る。エノキダケは長さ2cmに切る。

3.鍋に[1]と[2]を入れて塩を振り、ふたをして中火にかける。

4.3分ほどしてシューという音がしたら、ふたを開けて2分炒り、油を加えて絡める。

 

■アレンジアイデア:冷たいそばにトッピング

5-12_アレンジアイディア:冷たいそばにトッピング

冷たいそばに適量をのせ、麺つゆをかけてあえそばに。さらに温泉卵をのせれば、炭水化物、野菜、たんぱく質がバランスよくとれる一皿に。

「シャキシャキ野菜みそ」食感があって食べ応え十分!

5-13_シャキシャキ野菜みそ

【3強食材】
ブロッコリー、長ネギ、ゴボウ
【保存期間】
4~5日

材料
ブロッコリー……150g
長ネギ……1本(100g)
ゴボウ……100g(2/3本)
ゴマ油……大さじ2
<A>
みそ……大さじ3
みりん……大さじ3

作り方
1.ブロッコリー、長ネギは1cm角に切る。ゴボウはささがきにする。

2.鍋に油を入れて熱し、ブロッコリー、ゴボウを広げて中火で2分焼き、2分炒める。

3.長ネギを加えて2分炒め、Aを加えて水分がなくなるまで煮詰める。

 

■アレンジアイデア:豆腐にのせる

5-14_アレンジアイデア:豆腐にのせる

軽く水切りした木綿豆腐にのせ、食べる直前に、皿の中で軽くつぶしながら混ぜ、白あえ風にしていただく。好みで七味や山椒、ラー油を振っても。

作り置きができるレシピなので、工夫して毎食の1品にぜひ加えてみてください。

次回は、脳が若返る10の生活習慣について2人の専門家に教えてもらいます。

教えてくれたのは白澤卓二(しらさわ・たくじ)さん

医師、医学博士。お茶の水健康長寿クリニック院長。専門分野はアルツハイマー病の分子医学など。『脳の毒を出す食事』(ダイヤモンド社刊)他著書多数。

 

■レシピ制作は小田真規子(おだ・まきこ)さん

料理研究家、栄養士。「スタジオナッツ」主宰。テレビや雑誌などで、健康に配慮したおいしい家庭料理を提案している。インスタグラムは@studionutsnuts

取材・文=長倉志乃(ハルメク編集部) 撮影=山下コウ太 スタイリング=カナヤマヒロミ
※この記事は雑誌「ハルメク」2021年10月号を再編集、掲載しています。


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