【前編】モデル前田典子さん!50代からの美容とケア
2024.04.242021年06月02日
マスクによる肌荒れは早めのケアが肝心!
マスク肌荒れを防ぐ、着用前、中、後の3ステップ
アラフィフ女性にぴったりの、今気になる美容アイテムを、同年代の美容ライター・中尾慧里さんがご紹介します。マスク必須の生活になってから、マスクによる肌荒れが増加中。マスクは手放せないから、いつものお手入れに肌荒れ予防を取り入れましょう。
マスクで肌が荒れる原因とは?
肌荒れしたことがないという人でも、毎日、しかも長い時間着用していることで、マスクによる肌荒れが増えているそうです。
肌荒れする原因としては、マスクそのものの質によるもの、マスクによる摩擦、マスクを終日着けていることでマスク内が乾燥していることなどが考えられます。マスク内は乾燥している気がしませんが、呼吸することで水蒸気が発生。蒸発する時に肌の水分も奪われてしまい、乾燥するようです。
また、これから先は暑くなってくるので、さらにマスク内の状態はムシムシして雑菌が繁殖しやすい状態に。菌のせいで肌や唇が荒れるということも考えられます。
肌荒れ予防は、マスクをする前からスタートさせる
まずは、マスクをいろいろ使ってみて、自分の肌に合うものを選ぶといいと思います。
不織布マスクの場合、ガーゼを1枚内側に入れておくと肌を保護できてムレやすさをカバーできます。
また、一日のうちに何度かマスクを外す時間を設ける、というのもおすすめです。
肌が荒れそうと思ったら、敏感肌向けのスキンケアにチェンジを。保湿力、炎症を抑える効果などに特化したアイテムがそろっているので、肌状態がいい方向へ整えられていきます。
マスクを着用する前は、保湿効果の高いクリームやベースをちゃんと塗っておいたり、リップクリームをたっぷり塗るといったステップも忘れずに。マスクをしている部分以外の肌でテカリが気になる人は、Tゾーンのみ皮脂吸着効果のあるアイテムを使っても。
マスクだとついすっぴんでもいいかな、と思ってしまいますが、何も塗っていない肌は摩擦や紫外線などの刺激に弱いもの。ただ、肌荒れが気になる場合はファンデーションなども刺激となるので塗らず、日焼け止めクリーム類にとどめておきましょう。
赤みやかゆみがひどい、炎症がある場合は迷わず皮膚科へ。
肌を守りながら、色ツヤをコントロールするバーム
皮膚科医の津田先生が考案した「UVカラーバーム ベージュオークル/ナチュラルピンク」なら、肌色をコントロールしながら保護もできるので便利です。
以前発売した、水を1滴も使わずに、栄養をぎゅっと濃縮した保湿力抜群の「スキンバリアバーム」に色を付け、皮膚修復効果もアップ。
しかも、紫外線吸収剤を使わずSPF50・PA++++を実現。ブルーライトも近赤外線もケアし、肌の質感を整えながら肌荒れも防ぎます。
津田コスメティクス
UVカラーバーム ベージュオークル/ナチュラルピンク 各5600円(税抜)https://www.tsuda-cosme.com/
目元は、美容効果の高いコンシーラーが活躍
マスクから出ている目元。乾燥しやすい部位なので、保湿クリームやベースを塗り、さらに色ムラやくすみをカバーできるコンシーラーが活躍します。
ラ・プレリーの「SC パーフェクト コンシーラー」は、独自の成分であるキャビアウォーターを配合。ハリと引き締め感を与えながら、複合保湿成分で目元をふくふくと保ちます。肌の欠点は隠しながら、明るくなめらかな目元を印象づけます。
ラ・プレリー
SC パーフェクト コンシーラー 全5色 各1万9700円(税抜) ラ・プレリー https://www.laprairie.co.jp/
マスク着用中は、保湿スプレーで乾燥対策
マスクをして日中外出した際は、メイク直しのように、途中でマスクを外してスキンケアをします。ポーチに、携帯用の保湿スプレーを入れておくと便利です。
顔全体、ついでにボディにもスプレーします。20cmくらい離して、まんべんなくシューッ。スプレーした後は軽くティッシュで押さえて、メイクの崩れを直します。
新型コロナウイルスに対する新生活のガイドでは、屋外の飲食がすすめられています。ただし、紫外線が強くなっている時期でもありますし、飲食の際はマスクを外しますから、日焼け止めを忘れず塗り直しましょう。スプレー式やパウダータイプなら手を汚すことなく、メイク上から軽く押さえるだけで手軽に直せます。
そして、熱中症予防も兼ねて、午前中1回、午後2~3回を目安にマスクを外してスキンケアを。戸外で人が少ない場所にいる、あるいは人がいない場合には、マスクなしの時間が多くてもいいと思います。
ほんのりクールな感触で熱中症対策も!
美容液成分をたっぷり配合した「アルティミューン ディフェンス リフレッシュミスト」は、打ち水に発想を得たマイクロミスト状の美容液。微細なミストが肌をクールダウンさせながら、みずみずしさで包み込みます。グリーンフローラルの香りでリフレッシュも。コンパクトサイズで、本体とレフィル入り。限定品なのでお早めに。
SHISEIDO
アルティミューン ディフェンス リフレッシュ ミスト
30mL×2(本体・レフィル) 7200円(税抜)
SHISEIDO https://brand.shiseido.co.jp/home
夜のケアでは手厚い保湿ケアで肌回復を!
マスクをしてもしなくても、年齢肌には保湿ケアは欠かせませんが、さらにしっかりと保湿メインのケアを心掛けましょう。
肌荒れが気になっている人は敏感肌用のスキンケアにシフトするといいとお話しましたが、肌荒れを実感していない人は、いつものステップにナイトクリームや保湿マスクをプラスするくらいでも、肌の保護力に差を感じるはず。睡眠中にじわじわと美容成分を届けて、肌の回復をサポートします。
バランスを失ったゆらぎ肌をコントロールしてハリとツヤをプラス
ドイツ発の伝統植物をベースにしたナチュラルスキンケアブランド「ヴェリマ」。ロングセラーの「バランスクリーム」は、薬草学から生まれた、ゆらいだ肌をコントロールするナイトクリームです。
やや硬めのテクスチャーは、肌になじませるとじわりと浸透。豊富なビタミンを含んだアボカド油が肌細胞の水分をため込んで、寝ている間にダメージを回復させます。
マッサージやパックとしても使え、昔懐かしい香りに包まれると心地よく眠れそうです。
ヴェリマ
バランスクリーム 6600円(税抜)
ケーツー・インターナショナル http://www.verima.com
肌状態で使い方を変えられるマルチ機能のフェイスマスク
ジバンシイの「ブラン ディヴァン フレッシュ マスク」は、1本で3役の働きを持ちます。
例えば、スキンケアの最初に使えばブースター的な効果を発揮し、乾いた肌に塗布して洗い流せば、トリートメントマスクとしてすぐにしっとりなめらかな肌に整えます。
肌疲れが見えているな、と思ったらスペシャルケアとして、ナイトマスクを週に2、3回を目安に投入。透明感のある、みずみずしい肌を保ちます。
ジバンシイ
ブラン ディヴァン フレッシュ マスク 75mL 8500円(税抜)
パルファム ジバンシイ https://www.givenchybeauty.com/jp
1日中マスクをしているのは大変ですが、ひんやりタイプも出てきているし、マスクに香りを付けたり、ハンドメイドやオリジナルデザインで工夫を楽しんだり、マスク生活を少しでもラクにする方法を見つけて乗り切りましょう!
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