ヘアメイク・森田玲子の美容研究所#23
一瞬で好感度アップ!50代の第一印象がよくなるメイクのポイント4つ
一瞬で好感度アップ!50代の第一印象がよくなるメイクのポイント4つ
公開日:2026年03月10日
そもそも好印象に見える顔とは?

「感じがいい」「話しかけやすそう」「きちんとして見える」――そんな好印象を与える顔立ちには、いくつか共通点があります。 目指したいのは、接客業やアナウンサーのように、人前に立つ場面でも好感を持たれやすい、明るく上品な印象です。
メイクで意識したいポイントは、次の5つ。
- 笑顔が似合う明るい印象
- 清潔感がある
- 親しみやすい
- 上品さがある
- 安心感や落ち着きがある
こうした印象をメイクでどう表現するのか、ヘアメイクの視点から解説します。
第一印象を変える!親しみやすく見える大人の女性メイク
50代、60代になると、経験を重ねた落ち着きが魅力になる一方で、「近寄りがたい印象に見えていないかな」と気になることもあるかもしれません。 また、きちんとスキンケアをしていても、くすみや疲れ感が顔に出やすくなるのも、大人世代の悩みのひとつです。
1. 表情を明るく見せるカギは、ベースメイク
くすみや影が目立たない、明るくなめらかな肌は、第一印象を大きく左右します。顔色が沈んで見えると、それだけで疲れた印象や元気のない印象につながりがちです。
そこで大切なのが、健康的で明るい印象をつくるベースメイク。厚塗りではなく、必要な部分だけを自然に整えるのがポイントです。
・ピンク系のトーンアップ下地を部分使いする

特に暗く見えやすいのは、目元まわりのくすみ、小鼻の脇、頬骨の下の影など。眉間のシワや頬、ほうれい線まわりの縦の影も、疲れた印象や険しい印象につながることがあります。
こうした部分には、肌を明るくふっくら見せる下地を部分的に使うのがおすすめ。顔全体に広げすぎず、影が気になる部分にのせることで、自然に明るい印象に整います。
顔だけが白く浮かないように、丸みを意識しながら横長にやさしくなじませるのがポイントです。

まぶたの上や小鼻の脇など、崩れやすい部分には、指に残った量をごく薄くなじませれば十分。下地で顔色を整えておくと、ファンデーションやコンシーラーを重ねすぎずにすみ、メイク崩れもしにくくなります。
・ベタつかないパウダーで清潔感を高める

ほどよいツヤは若々しく見せてくれますが、50代以上の肌では、ツヤが強すぎると毛穴や凹凸が目立ちやすくなり、かえって落ち着かない印象になることもあります。
額、眉まわり、もみあげなど、毛の生えている部分は軽くパウダーをのせて、さらっと整えておくのがおすすめ。メイク崩れを防ぐだけでなく、清潔感のある肌印象にもつながります。
2. クリームチークでツヤとハリ感をプラス

チークは、顔色を明るく見せ、表情をいきいきと見せてくれる大切なアイテム。50代女性の肌には、ほどよいツヤとやわらかさを足してくれるクリームチークがよく合います。
パール感の強いパウダーチークは、使い方によっては肌の凹凸を目立たせてしまうことも。その点、クリームタイプなら、自然な血色感とハリ感のある印象をつくりやすいのが魅力です。
色は、桜ピンクやコーラル、ピーチ系など、顔色まで明るく見せてくれる、にごりの少ない色がおすすめ。黒目の内側あたりを意識してふんわり入れると、顔の余白が自然に埋まり、すっきり見えます。
3. リップは色より質感。“しっとりセミマット”が好印象

リップメイクは色選びに目が行きがちですが、50代以上の女性にとって大切なのは、実は色以上に「質感」です。
ツヤが強すぎる口元は派手に見えやすく、縦ジワにもたまりやすいもの。一方で、マットすぎる質感は、唇のしぼみ感を強調してしまい、きつい印象につながることがあります。
おすすめは、ほどよくうるおいがあり、表面は落ち着いて見えるセミマット寄りの質感。唇に自然な厚みと品のよさを与えてくれるので、好印象メイクにぴったりです。
口元は、その人の品格が表れやすいパーツ。顔色を明るく見せる色であることに加え、今の自分の肌や唇に合う質感を選ぶことも意識してみてください。
4. ポイントメイクは“丸み”を意識する

年齢を重ねると、骨感が目立ちやすくなったり、シワの影響で顔立ちが直線的に見えたりしやすくなります。親しみやすく、やわらかな印象を目指すなら、メイクで顔の中に“丸み”を足すイメージが効果的です。
眉やアイメイクは、やさしく丸みを感じる形を意識し、色も少し明るめを選ぶとやわらかく見えます。くぼみがちな目元には、あえて膨張色を使って、ふっくら見せるのもおすすめです。
アイラインを強く引いたり、締め色をしっかりのせすぎたりすると、古い印象になりやすいので注意。目の際は、境目をぼかしてやわらかく仕上げると、大人の顔立ちになじみます。
気を付けたい!好印象メイクのコスメ選び
自分のためのメイクなら、好きな色や質感を楽しむのも素敵なことです。一方で、第一印象をよく見せたい日や、人と会う場面でのメイクは、“身だしなみ”の視点で選ぶことも大切です。
50代以上の好印象メイクでは、次のポイントを意識してコスメを選ぶと失敗しにくくなります。
- 派手すぎるリップやダークカラーなど、口元だけが強く目立つ色は避ける
- アイシャドウやハイライトは、キラキラしすぎない控えめなパールやシアーな質感を選ぶ
- 肌はツヤツヤしすぎず、セミマット寄りのさらっとした質感で清潔感を意識する
- 顔色が明るく見え、ふっくら感を引き出す色を選ぶ
好印象メイクで大切なのは、「自分を変える」ことではなく、「今の自分をきれいに見せる」こと。大人の魅力を生かしながら、やわらかく、感じのいい表情を引き出していきましょう。




