- ハルメク365トップ
- 美と健康
- ダイエット
- ダイエットできない理由&継続のための10のコツ!
なぜ?「痩せたいのに痩せられない」をこれで克服!
ダイエットできない理由&継続のための10のコツ!
THE CODITIONING ROOM
関口アキラ
公開日:2023.11.22
更新日:2024.01.05
ダイエットできない、続かない、どうしても痩せられない……と悩む人は少なくありません。挫折の原因や継続できない人の特徴、成功のために知っておきたい知識、継続する10のコツを徹底解説!痩せにくくなる50代はポイントを抑えた減量が成功のカギです。
ダイエットできない!続かない理由・原因は?
ダイエットを始めるのは簡単でも、続けていくのは難しいもの。「絶対痩せると思ってもダイエットが続かず諦めてしまう」「痩せたいのに痩せられない」という人は少なくありません。
今度こそダイエットを成功させるためにも、まずはダイエットが続かない理由や原因を知っておきましょう。
具体的な目標がない
具体的な目標がなく、「なんとなく痩せたい」と考えていると、ダイエットは続きにくいです。
例えば「カロリー計算をしていない→食べ過ぎてしまう」「理想の体型やなりたい自分がない→また今度でいいか、ダイエットを先延ばしにしてしまう」という状況に陥ってしまうことに。
目標がないと「2kg痩せたからあと、3kg痩せれば目標のマイナス5kgが達成できる!」といった目標の達成度合いも測れず、モチベーションが続かなくなってしまいます。
すぐに結果を出そうとしている
「短期間で痩せたい」「即痩せる方法が知りたい」「1週間で痩せたい」など、ダイエットに即効性を求める人も少なくありません。
しかし、ダイエットは数日行っただけでは結果は出ないもの。数日で数kg痩せるほどの無理なダイエットはリバウンドにつながり、体を壊してしまうリスクもあります。
ダイエット停滞期で挫折してしまった
ダイエット中に停滞期が訪れたことで、諦めてしまったという人も多いです。
ダイエット停滞期とは、ダイエット中に体重が落ちなくなってしまう時期のこと。これは体の機能を一定に保とうとする「ホメオスタシス(恒常性)機能」によるもので、「1か月で5%以上の体重減少」や「ダイエット開始から1か月経過した頃」に見られやすいといいます。
ダイエット停滞期に入ると、努力しても体重が落ちなくなるため、つらくなってダイエットをやめてしまう人もいるようです。
自分に合わない方法だった
体型・体質・性格・ライフスタイルなどは、一人ひとり大きく異なります。そのため、他の人が痩せた方法だからといって、自分も痩せられるとは限りません。
ダイエット方法は、数えきれないほど存在しており、やり方や内容はさまざま。自分に合ったダイエット方法を見つけることも大切です。
無理な食事制限・運動をしている
極端な食事制限や、ハードな運動など無理なダイエットは、続けるのが難しいため挫折につながりやすいです。
特に、厳しい食事制限をすると「空腹に耐えられない」「食欲を我慢できない」など大きなストレスになってしまいがち。我慢のストレスの反動で、どか食いしてしまうケースもあります。
心や体に負荷の大きいダイエットは続けにくいため、無理をしないようにしましょう。
ダイエットできない・続かない人の特徴
ダイエットできない・続かない人には、以下のような特徴が見られることも多いです。
- 飽きっぽい
- 人の誘いを断れない
- 食べ過ぎが習慣化している
- 完璧主義
飽きっぽい性格だと、ダイエットを継続することに飽きてしまったり、結果が出ないうちにすぐに別のダイエット方法に変えてしまったりします。
また、人の誘いを断れない性格だと、ついついその場のノリで食べたり飲んだりしまいがち。「食欲を我慢できない・食べ物の誘惑に負けてしまう」という人は、食べ過ぎが習慣化している可能性があるでしょう。
完璧主義の人は、誘惑に負けてしまったときに必要以上に自分を責めてしまい、挫折につながります。
ダイエットできない人が知っておきたい3つの正しい知識
これまでと同じことを繰り返しているのでは、また同じ結果になってしまいます。
ダイエットを成功させるためには、ダイエットについての正しい知識を知っておくことも大切です。
消費カロリーよりも摂取カロリーを少なくすれば痩せる
太るのは、摂取カロリーが消費カロリーを上回ってしまっているから。つまり、消費カロリーよりも摂取カロリーを少なくすれば、減量できます。
人によっても1日のライフスタイルや活動量は異なるため、自分に合ったダイエット中の摂取カロリーを計算して、1日の摂取カロリーをコントロールしましょう。
体重は「脂肪」だけでなく「水分」でも変動する
ダイエットでは、体重の確認のため毎日のように体重計に乗っているという人もいるようです。
しかし、毎日の体重増減に一喜一憂していると、「ダイエットしてるのに1kg増えてしまった」「がんばっているのに体重が落ちない」とダイエットがストレスになってしまうことも。
人間の体の約60%は水分が占めており、水分の取り過ぎでも体重は増加します。ダイエットでは体重ばかりを気にしてしまいがちですが、脂肪を落とすにはそれよりも「体脂肪率」が重要です。
50代女性のダイエットは簡単ではない!継続が必要
50代前後で更年期太りを実感する人も少なくありません。
50代女性は基礎代謝の減少・筋肉量の減少・女性ホルモンの減少の影響で太りやすく、痩せにくい体になります。
「若い頃は運動や食事制限をすればすぐに痩せたのに」のように昔と比較せず、痩せにくくなっていることを自覚したうえで、長い目で見てコツコツダイエットを継続していきましょう。
ダイエットできないを克服!継続する10のコツ
ここからは、ダイエットを継続するコツをご紹介します。
理想とする体型やなりたい自分をイメージしておく
ダイエットを成功させるためには「理想とする体型」「なりたい自分」を思い描いておくのがおすすめです。目標をしっかりイメージすることで、ダイエットを続けるモチベーションになります。
理想とする体型やパーツの写真を印刷してどこかに貼っておいたり、スマホの待ち受けにしたりすると、毎日目に入るため自然にダイエットを意識できます。
レコーディング(記録する)
自分が食べたものや体重の変化を記録しておくことも、ダイエットに効果的です。毎日記録しておけば、体重の変化があったときに過去の情報を振り返り、原因を知ることができます。
原因がわからないと「がんばってダイエットしてるのになぜ?」と焦りや不安を感じますが、記録を見れば「体重が戻っちゃった……2日前に食べ過ぎたのが原因だ!」のようにリバウンドの原因がわかり、対策できます。
自分が意識していない、気づいていない「痩せない原因」や「食べ過ぎ」に気づくためにも、レコーディングは効果的です。真面目にがんばっているのに痩せないという人は、レコーディングに挑戦してみましょう。
「◯◯してはいけない」思考をやめる
ダイエット中は「食べ過ぎてはいけない」「間食はダメ」など「◯◯してはいけない」といったことを考える機会が多いもの。しかし、「◯◯してはいけない」と考えると、人は余計にそのことばかり考えてしまうのです。
有名な心理学の実験に「シロクマ実験」があります。
3つのグループに分け、Aには「シロクマのことを覚えておいてください」、Bには「シロクマのことを考えても考えなくてもいいです」、Cには「シロクマのことだけは考えないでください」と伝えました。
すると、最もシロクマのことを覚えていたのは「シロクマのことを考えてないで」と言われたCのグループという結果が出たのです。
脳は否定形の言葉をイメージするのが苦手なため、「◯◯してはいけない」といわれると「◯◯」の部分を強く意識してしまいます。
「食べ過ぎてはいけない→このお皿に乗せた分だけ食べよう」「間食はダメ→野菜を食べよう」のように、「◯◯してはいけない」から「◯◯しよう」に変えるのがおすすめです。
食べ過ぎても自分を責めずにダイエットを再開する
ダイエット中、どうしても誘惑に負けて食べ過ぎてしまったり、運動をサボってしまったりすることもあるもの。そんなときは、自分を責めないようにすることが大切です。
「やっぱり自分にはダイエットなんて無理なんだ」「いつも痩せられない」などと自分を責めると、投げ出してしまうことにつながります。
ダイエットの目的は「痩せること」であり「完璧にこなすこと」ではありません。失敗してしまっても自分を責めず、そこからもう一度ダイエットを再開しましょう。
ダイエットのモチベーションを保ち続ける工夫をする
ダイエットはある程度長期間継続する必要があるため、モチベーションが低下してしまうこともあります。
ダイエットの目標設定の他にも、痩せた自分の幸せな未来を想像したり、着たくなるようなおしゃれなトレーニングウェアを用意したり、ダイエットのモチベーションを上げる工夫をしましょう。
ダイエットは日々の積み重ねです。そして、身体のコンディションを保つ事が大きなポイントになります。
一日少しずつでも良いので、毎日やる事を心がけていき身体に良い環境をつくってあげましょう!
食べ方に工夫する
ダイエットのハードルになりがちな、食事。無理な我慢を強いると反動で食べ過ぎてしまうリスクが高まるため、以下のように食べ方を工夫するのがおすすめです。
- 食事の前に水分を取っておく
- よく噛んでゆっくり時間をかけて食べる
- 一口で食べるを少なめにする
- 食事は食物繊維→タンパク質→糖質の順番で食べる(ベジファースト)
人工甘味料を避ける
「ゼロカロリー」「糖質ゼロ」といったことが書かれた食べ物・飲料の多くには人工甘味料が使われています。
カロリーを抑えるために人工甘味料を選んでいる人もいるかもしれませんが、人工甘味料は味覚を鈍くさせたり、依存性が指摘されているという情報もあります。
世界保健機関(WHO)も、非糖質系甘味料(アスパルテーム、アセスルファムK、サッカリン、スクラロース、ステビアなど)は体重管理には役立たないと発表。さらに、長期的な使用は2型糖尿病や心血管疾患、成人の死亡リスクの増加をもたらす可能性があると指摘しています。
チートデイを設ける
ダイエット中の食事制限がつらいという人は、チートデイを設けるのがおすすめです。
チートデイとは、「食事制限をせず好きなものを食べていい日」のこと。ダイエット中のストレス発散ができる他、代謝アップや栄養状態が整う効果も期待できます。
運動は時間にこだわらずスキマ時間を上手に活用
50代女性は仕事や家事、子どもや夫のこと、介護のことなど忙しくて運動のための時間が取れないこともあるでしょう。
「毎日30分運動しなければ意味がない」「筋トレを30回はやらないとダメ」など、無理な目標を立てると続けるのが困難になってしまいます。
運動は時間や回数にこだわらず、スキマ時間をうまく活用するのがおすすめ。
エレベーターやエスカレーターではなく階段を使う、最寄り駅の手前で降りて歩く、ウォーキングのときは大股で早歩きをするなど、日常生活の中での運動量を増やすのも効果的です。
自宅でできる運動・ダイエット法を取り入れる
なかなか時間が取れなかったり、疲れてやる気が起きなかったり。忙しい日々を送っており、ジム通いや公園にウォーキングやランニングに行くのが難しいという人も多いでしょう。
そんな場合は、自宅でできる筋トレやエクササイズ、ストレッチを取り入れるのもおすすめです。
全身の血行が悪いとむくみがちになり、痩せにくくなってしまうため、運動と合わせてリンパケアで血液やリンパの流れをよくしておくのもおすすめ。
「お風呂に入る前に簡単なエクササイズをする」「入浴中にリンパマッサージをする」「寝る前にストレッチをする」など、タイミングを決めると習慣化でき、無理なく続けられます。
ダイエットできない原因を知って、成功につなげよう!
ダイエットは数日続けた程度では効果を感じられないため、長期間続ける必要があります。挫折しないためには自分がなぜダイエットできないかを知って、原因に対処するといいでしょう。
50代女性は、更年期の体の変化によって痩せにくい体になっています。無理をせず、自分をいたわりながら楽しんでダイエットを続けてみてはいかがでしょうか。
※効果には個人差があります。試してみて異変を感じる場合はおやめください。
監修者プロフィール:関口アキラさん
THE CODITIONING ROOM代表、通称ファンキー関口。女優など著名人の専属ケアを務めるかたわら、東京ガールズコレクションにてボディケアサポートなど多くのイベントに出店。人気美容チャンネル「FANN CHANNEL」に出演し、視聴者投票1位でグランプリ受賞。「始める前に始める」を掲げた身体の土台づくりとどこにもない独自の手法で身体を造る。
■もっと知りたい■
-
子に遺すべき資産は?
「現金」か「不動産」か…どっちが得?メリット・デメリットは?相続や親族間のトラブルに悩まされないためにしておくべき準備とは -
突然の我慢できない尿意
実は多くのハルメク世代が悩んでいる「尿トラブル」…中には上手に対策をしている人も!気軽にできる対策って? -
個人情報管理できてる?
銀行口座・保険・クレジットカードなど、「デジタルの情報」をきちんと管理できていますか?煩雑にしていると思わぬ落とし穴が… -
お金の管理が簡単に!
三井住友銀行アプリに「シンプルモード」が新登場!スマホ操作が苦手な人でも簡単に使える便利機能が満載です! -
認知症セルフチェック
「もの忘れが増えた」「名前が思い出せない」という症状に心当たりがある方は要注意!それ、「認知機能のレベル低下」が原因かもしれません… -
健気な姿がかわいい!
「思わず笑顔になる」と巷で話題の「永遠の2歳児・ニコボ」!ハルメク世代の2人に、ニコボとの生活にハマる理由をお聞きしました! -
生前親に●●聞き忘れると
老親の契約や登録しているサービス、これらを子が把握していないと将来ムダな出費や面倒なトラブルに発展する可能性が!特に見落としがちなのは… -
50代~お金の増やし方
将来を見据えて、50代から「まとまった資金の調達」が重要になります。どんな選択肢があるか、ご存知ですか? -
60日で英語が話せる!
英語をマスターするのに「完璧」はいらない!初心者でも60日で英語が話せるようになる、驚きの3つのコツとは? -
今なら無料でお試し!
将来、自分の認知機能が低下するリスクがあるか、簡単に予測できるサービスが誕生。今なら無料で先行利用できます! -
おひとり様の備えはOK?
この先「おひとり様」になったら意外な落とし穴がいっぱい…。そんな不安に備える、おひとり様専用お助けサービスが誕生! -
50代から1日1分脳トレ
認知機能を衰えさせないためには、早い時期から「脳を活性化」させることが大切。脳トレ効果がグッとアップするコツって?