更年期のデリケートゾーンに!フェムテックアイテム

更年期悩みを解消!フェムテック&ホルモン補充療法

公開日:2021.12.07

更新日:2023.11.27

50歳を過ぎてから更年期による体調変化が気になり始め、いよいよ閉経を迎えたという中尾慧里さん。女性ホルモン療法を始めるとともに、ブームになりつつあるフェムテックアイテムに開眼。女性特有の悩みを抱える同世代にも教えたいアイテムをご紹介します!

デリケートゾーンの乾燥はかゆみ、痛みなどの原因に!

デリケートゾーンの乾燥はかゆみ、痛みなどの原因に!

 50歳前後の女性が体験する「更年期」。閉経によって、それまで分泌されていた女性ホルモンが減少。これは、体調はもちろん肌や髪など、さまざまなトラブルを誘発します。特に、デリケートゾーンにも影響があるのは周知の事実。日本人はシャイなのでなかなか悩みを言い出せませんが、女性にとってデリケートゾーンは一番重要なパーツです。

婦人科学研究に基づいて、医師と共同開発した「est’re (R)(エストール)」は、本気のデリケートゾーンセルフケア(※)ブランド。自分自身で、デリケートゾーンを正しくお手入れするためのアイテムが4品揃います。

(※)年齢に応じた栄養補給や化粧品によるケア

デリケートゾーン用洗浄料、デリケートゾーン用クリーム、デリケートゾーン用オイル美容液は見える部位に使用し、清潔で潤いのあるデリケートゾーンに整えます。 そして特徴的なのが、「エストール インナージェル ラクトバチルス乳酸菌配合」というアイテム。

見えない場所でもケアは大切。ということで、ラクトバチルス乳酸菌やヒアルロン酸を配合したインナージェルです。アプリケーターを挿入してジェルを注入。膣内フローラを整える手助けをします。

恥ずかしいけれどセルフケアならなんとかできそう。そんな背中を押してくれるアイテムです。

est’re (R)(エストール)インナージェル ラクトバチルス乳酸菌配合 10本 4950円(税込)
問い合わせ先:アドバンスト・メディカルケア https://estre.jp

新たな乳酸菌の力でいきいきとしたライフスタイルをサポート

新たな乳酸菌の力でいきいきとしたライフスタイルをサポート

帝人から新しく発売された、女性のためのサプリメント「ミライト」。3種類あり、それぞれ目的に合わせて乳酸菌&ビフィズス菌が配合されています。

ブルーのパッケージは、生きたまま腸に届くビフィズス菌BB-12で腸内フローラをコントロール。イエローのパッケージは、新鮮で長く生きる乳酸菌LGGを配合。体調管理をサポートします。

中でも、ハルメク世代に知ってほしいのがピンクのパッケージ。世界30か国以上で採用されている乳酸菌UREXを配合。乳酸菌UREXは、女性特有のデリケートな悩みに寄り添う乳酸菌です。他の乳酸菌より長くとどまって、悩みをケアします。小さな粒で飲みやすく、1日2粒を飲むだけでいいから手軽です。

毎日摂取することでデリケートな悩みにアプローチして、バランスのいいライフスタイルに導きましょう。

ミライト 乳酸菌UREX 60粒 2970円(税込)
問い合わせ先:帝人 https://www.melito.jp/urex/
ビオリエ by TEIJIN

始めました。女性ホルモン補充療法「メノエイドコンビパッチ」

始めました。女性ホルモン補充療法「メノエイドコンビパッチ」

私自身、不調を訴えに婦人科に行った際、更年期の症状かもしれないという話になりました。そして、女性ホルモンの検査をして閉経が確定したところで先生に「人生100年時代。まだ半分もあるから、今からHRT(女性ホルモン補充療法)をやるのも手かもよ」と言われ、自分なりにいろいろと調べて始めることに。

ひと昔前はHRTで乳がんのリスクが高くなるといった話もありましたが、今は研究も進み、ゼロでないにしてもそれほどのリスクはないそう。また、療法を始めることで乳がん検診も受けるようになるので、逆に早期発見が増えるというメリットも。そして、先生によると、動脈硬化はHRTをやっている方が抑えられるそうです。

HRTには飲み薬、貼り薬、塗り薬などパターンも豊富。それぞれのメリット&デメリットを調べ、婦人科の先生と相談して貼り薬「メノエイドコンビパッチ」に決定。薄い丸いパッチ(シール状)です。

週2回、下腹部に貼るだけなので、ずぼらな私でも続けられそうと思ったのが選んだ理由。3~4日貼ったままにして取り換えるだけです。お風呂に入っても大丈夫。ただ、夏場の暑い日は少しかぶれてしまい……なので、夏だけ塗り薬に変えてもらいました。

数か月使っていると、気になっていためまいや動悸が少しおさまってきて、眠りも深くなっている気がします。ただ、つい貼り替えるのを忘れてしまったりするので、貼る曜日を決めておく、それをメモしておくのが重要だと気付きました(苦笑)。年を取るって大変……。ちなみに、「メノエイドコンビパッチ」は処方箋が必要です。

でも、今やたくさんのフェムテックアイテムが発売されているので、自分のライフスタイルやTPOに合わせて選べるはず。さまざまな角度から自分自身を大切にする方法を探しましょう!
 

中尾慧里 (なかお・えり)1966年(昭和41年)生まれ。ビューティライター。チャイルドボディセラピスト1級取得。女性誌、WEBにて美容に関する記事執筆、コスメ開発のコンサルティングなども手掛ける。インスタグラムでも美容に関する情報を配信中

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中尾 慧里

なかお・えり 1966(昭和◎41)生まれ。ビューティライター。チャイルドボディセラピスト1級取得。女性誌、WEBにて美容に関する記事執筆、コスメ開発のコンサルティングなども手掛ける。インスタグラム@erierikisekiをゆっくり更新中。

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