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- 三重県津市の文化財に目を奪われ、偶然を楽しむ!
義兄が亡くなったのは、昨年2022年。葬儀にも出席していません。コロナ禍が主な理由でした。このままでは良くないからと、お別れの挨拶に出かける事にしました。その時思いがけず、素晴らしい文化財の数々を目にしました。
三重県に夫の姉を訪ねて
長野県 飯田市に住む私たち。姉の所まで高速道路を使っても、4時間以上はかかります。リニア新幹線はまだ開通していませんから。
高速バスで名古屋に出て、鉄道で行った事もあります。姪・甥の結婚式など、何回か訪ねましたが、しばらくは行っていません。電話で話すくらいでした。
姉の体調も気がかりでした。姉夫婦は、立ち上がり手を取り合っている場面で、急にその時を迎えたと聞いていました。劇的な出来事で、ショックは如何ばかりかと、心が痛みました。
私たちは、世の中も落ち着いてきたようだからと、義兄の墓参りに行く事にしました。
墓参りを済ませ、尽きぬ話。姉は働き者で、自身も体を痛めていましたから、離れがたくはありましたが……。再会の約束をし、手を取り合い、涙の別れとなりました。

津城跡
姉に会うのと義兄の墓参りが主な目的でしたから、ついでに何か見て回ろうなど、考えてもいませんでした。ですが、宿に向かって移動した津駅前で、パンフレットを見つけました。
そのパンフレットに興味をそそられ、夜までには時間がありましたので行く事にしました。

続日本100名城に選定された津城跡は、津駅からそれほど遠くありませんでした。
バスを降り、少し歩くと太鼓の音。藤堂高虎に関係する祭のようでした。太鼓の音も気になるところですが、まず城跡へ向かいました。

【藤堂高虎】あ~そうかと。名前は聞いたことがあります。戦国の武将で、随分強そうな名前です!
城跡のお城公園を散策しました。


藩校の入徳門(移設)だそうです。保存状態が良く、立派です。
町中でも、城の内堀石垣を見る事ができました。大切にしている様子が伝わってきます。
津は初めてで、偶然の出会いはとても楽しかったです。
けれども、伊勢街道の宿場町として栄えた津を、ちゃんと調べていたら、また別の楽しみ方があったかもしれません。
宿の窓からは海が見え、山国で暮らす私たちにはうれしい風景でした。あいにく、天気が優れず残念でしたが。
専修寺(せんじゅじ)
翌日の帰路、姉から聞いた寺の近くを通る事にしました。姉の家に縁のある寺と前日聞きました。仏さまを大切にしている風土を、以前から感じてはいました。姉たちは、お経を諳(そら)んじていましたから。

この寺の事も、全く調べていません。門の前で、壮大な様子に驚きました。時間も無いのに、国指定の重要文化財が11棟とは!
ホテルを出る時、手にしたパンフレットに国宝(平成29年指定)と載っていました。


短時間ですが、御影堂へ入らせていただきました。『内部写真は個人の楽しみで』と注意書きがあります。格天井の画など、素晴らしかったです。
やはり直に見ることが大切だと思いました。

今度は、ゆっくりと時間をかけて見学したいと思います。
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