- ハルメク365トップ
- ハルトモ倶楽部
- 健康部
- 死亡原因のベスト5!「肺炎球菌肺炎」で9日間入院
いつもお騒がせしております。還暦チャレンジャー あ・らかん です。肺炎球菌肺炎(はいえんきゅうきんはいえん)に罹患し、入院していました。
これぞまさしく寝正月
2023年の暮にインフルエンザに罹患したようで、節々の痛みと熱で年越しも新年も寝て過ごしました。
『お正月だし孫たちにも会いたいし』と思っていたら、熱が下がり関節痛もなくなってきました。
病院にかからずに自力でインフルエンザから復活と喜んでいたのもつかの間、骨折して2か月も休職し、『さあいよいよ復帰』という前日に、咳が止まらなくなり受診、肺炎球菌肺炎・2週間入院との診断でそのまま入院しました。
肺炎球菌は主に小児の鼻や喉に存在し、咳やくしゃみによって周囲に飛び散り、免疫力の低下している成人が、肺炎球菌を吸い込むことで肺炎球菌感染症になるそうです。
インフルエンザの熱が下がって3日過ぎたし……と新年に孫たちと遊んだり会食したりしたのがいけなかったのかもしれませんね。
肺炎球菌肺炎ってなんだろう?
肺炎球菌は、莢膜(きょうまく)という分厚い膜に包まれているため、免疫からの攻撃に強く退治するのが難しい細菌で、抗生物質が効かない耐性菌も登場しており、肺炎球菌感染症は重症化しやすく、現代でも注意が必要な感染症であるとのこと。
また肺炎は日本人の死亡原因のベスト5に入っていると聞いて驚きました。
だから高齢者の肺炎球菌の予防接種は、市町村の補助があるのねと思いました(お住まいの市町村によって補助の内容が違います)。
定期接種の対象は65歳になる年度の方に限られていますが、これまで対象の年度に高齢者肺炎球菌予防接種を受けなかった場合、5年後に再度定期接種の対象者になっていました(2024年3月31日までは経過措置があり、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳になる年度の方も定期接種として受けることが可能)。
令和6年度以降は65歳の間に接種を受けなければ、今後定期接種の対象者にはなりません。令和5年度の定期接種対象の方で、接種を希望する方は忘れずにぜひ2024年3月31日までの接種をお勧めします。
厚生労働省HP:肺炎球菌感染症(高齢者)
点滴は天敵だった
入院して酸素吸入と抗生物質の点滴を受け、ずっと横になっていました。
以前に抗癌剤投与をしたためか、点滴を入れる血管が見つからず、両腕が青痣だらけになりました。点滴がうまく入った場所よりも、針で探られた痕が痛くてつらかったです。
5日目には内服の抗生物質に変えざるを得なくなりました。1週間で症状がよくなり、内服薬の効果を確認できたため、内服薬を処方され9日間で退院することになりました。
『青痣やつわものどもの針の痕』医療者の方々をつわものどもなんて言うと叱られそうですが、私にとっての点滴はまさに天敵と言えそうです。
贅沢な時間
入院中は、癌の治療中に『何もしていないのではなくて休むということをしているのよ』と看護師さんが言ってくれたことを思い出して過ごしました。
ちょうど大学の後期試験前でしたので、テキストと過去問を持ち込んで、黙々と試験勉強をして過ごすことができました。
入院生活が続いて、ちょっと凹んだりもしましたが、作らなくても食事ができるし、自分のことだけしていればいい時間がたくさん与えられ、贅沢な時間を過ごせたと思いました。
おかげさまで、退院して1か月のCTと胸部レントゲン・血液検査をクリアして、めでたく完治いたしました。
■もっと知りたい■
-
子に遺すべき資産は?
「現金」か「不動産」か…どっちが得?メリット・デメリットは?相続や親族間のトラブルに悩まされないためにしておくべき準備とは -
突然の我慢できない尿意
実は多くのハルメク世代が悩んでいる「尿トラブル」…中には上手に対策をしている人も!気軽にできる対策って? -
個人情報管理できてる?
銀行口座・保険・クレジットカードなど、「デジタルの情報」をきちんと管理できていますか?煩雑にしていると思わぬ落とし穴が… -
お金の管理が簡単に!
三井住友銀行アプリに「シンプルモード」が新登場!スマホ操作が苦手な人でも簡単に使える便利機能が満載です! -
認知症セルフチェック
「もの忘れが増えた」「名前が思い出せない」という症状に心当たりがある方は要注意!それ、「認知機能のレベル低下」が原因かもしれません… -
健気な姿がかわいい!
「思わず笑顔になる」と巷で話題の「永遠の2歳児・ニコボ」!ハルメク世代の2人に、ニコボとの生活にハマる理由をお聞きしました! -
生前親に●●聞き忘れると
老親の契約や登録しているサービス、これらを子が把握していないと将来ムダな出費や面倒なトラブルに発展する可能性が!特に見落としがちなのは… -
50代~お金の増やし方
将来を見据えて、50代から「まとまった資金の調達」が重要になります。どんな選択肢があるか、ご存知ですか? -
60日で英語が話せる!
英語をマスターするのに「完璧」はいらない!初心者でも60日で英語が話せるようになる、驚きの3つのコツとは? -
今なら無料でお試し!
将来、自分の認知機能が低下するリスクがあるか、簡単に予測できるサービスが誕生。今なら無料で先行利用できます! -
おひとり様の備えはOK?
この先「おひとり様」になったら意外な落とし穴がいっぱい…。そんな不安に備える、おひとり様専用お助けサービスが誕生! -
50代から1日1分脳トレ
認知機能を衰えさせないためには、早い時期から「脳を活性化」させることが大切。脳トレ効果がグッとアップするコツって?