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- 私がグレイヘアを黒髪へ変えた理由
グレイヘアに憧れて髪染めをやめていたのですが、そんなに甘いものではありませんでした。しかも日舞にグレイヘア?? 考え方を変えたら世界が一変しました。
グレイヘアは両刃の剣と心得たり

白髪が目立ち始めた頃、年相応にシンプルな自分でいようと思い、グレイヘアを目指すことにしました。近藤サトさんのグレイヘアが注目され始めた頃で、かっこいい生き方だなと感じたのです。
やっと白髪の量が増え、髪色がいい感じになってきたかなと思っていたところ、髪のダメージが半端ないことを実感。
母がとてもきれいな白髪だったので、自分も真っ白になったら、あんなふうになるのかなと思っていたのですが……。グレイヘアは、毛染めの手間より、はるかにお手入れが必要だったのです。
まず、髪が乾燥してパサパサになりました。毎日のトリートメントと保湿が必須。しかも老けて見えるので、着る物や色合いにも気を使わなくてはなりません。白髪は太陽に当たると黄ばむ事がわかり、そのお手入れも必要との事。
グレイヘアは自然ではあるけれど、決して気軽というわけではなかったのです。
グレイヘア卒業します

私の場合、がんばってもパサつきは抑えられず、美容師さんに相談すると「ショートにした方がいいですよ」と言われました。
しかし、着物の時にアップスタイルにしたいので、ショートにするわけにもいかず……。結局日舞を始める頃には、明るい茶色にカラーリングするようになっていました。
周囲の評判もよく、ナチュラルに! と意気込んでグレイヘアでいた時の方が自分らしくなかったような気がしてきました。
茶髪は気に入っていたのですが、発表会を前にふと思ったのが、日本舞踊をしている人に茶髪のイメージがないこと……。一緒にお稽古している人も先生も、みな黒々としてらっしゃる。
とりあえず、発表会の前に黒く染めることにしました。
黒々した髪になると、顔映えも服のコーデも全然手軽になりました。毛染めのめんどくささはありますが、白髪ケアよりはずっと気軽で、しかも鏡の前に座るのが楽しくなりました。
ヘアアレンジが楽しくなりました
発表会当日は鬘をつけない人は美容院でセットしてもらうとのこと。やはり、舞台は髪型まで気を使わないといけないかな……。
とりあえず、顔を小さく見せるために髪型は両側にボリュームを持たせて……あれ、日本髪風にできたらええんちゃう??
ただ私の場合、日本髪風を結いたくても、前髪や横髪が短かかったので、自分なりのアレンジで舞台に立つことになりました。毛たぼもUピンも、初めてのチャレンジですが、練習あるのみ。発表会まであと1週間! の決意でした。
ちなみに舞台が終わってから髪を伸ばし続け、9か月ほどで丸髷が結えるようになりました。自分らしくナチュラルであることと、素の自分をさらけ出すというのは、少し違うのかなと思うようになりました。

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