- ハルメク365トップ
- ハルトモ倶楽部
- 人生の転機
- 私がグレイヘアを黒髪へ変えた理由
グレイヘアに憧れて髪染めをやめていたのですが、そんなに甘いものではありませんでした。しかも日舞にグレイヘア?? 考え方を変えたら世界が一変しました。
グレイヘアは両刃の剣と心得たり
![グレイヘアは両刃の剣と心得たり](https://halmek.co.jp/media/uploads/1e43a134085e58c411f78053d28e7ffb1664843415.9952.jpg)
白髪が目立ち始めた頃、年相応にシンプルな自分でいようと思い、グレイヘアを目指すことにしました。近藤サトさんのグレイヘアが注目され始めた頃で、かっこいい生き方だなと感じたのです。
やっと白髪の量が増え、髪色がいい感じになってきたかなと思っていたところ、髪のダメージが半端ないことを実感。
母がとてもきれいな白髪だったので、自分も真っ白になったら、あんなふうになるのかなと思っていたのですが……。グレイヘアは、毛染めの手間より、はるかにお手入れが必要だったのです。
まず、髪が乾燥してパサパサになりました。毎日のトリートメントと保湿が必須。しかも老けて見えるので、着る物や色合いにも気を使わなくてはなりません。白髪は太陽に当たると黄ばむ事がわかり、そのお手入れも必要との事。
グレイヘアは自然ではあるけれど、決して気軽というわけではなかったのです。
グレイヘア卒業します
![グレイヘア卒業します](https://halmek.co.jp/media/uploads/bdb17165221e2172f60da63a8755313f1664948620.1.jpg)
私の場合、がんばってもパサつきは抑えられず、美容師さんに相談すると「ショートにした方がいいですよ」と言われました。
しかし、着物の時にアップスタイルにしたいので、ショートにするわけにもいかず……。結局日舞を始める頃には、明るい茶色にカラーリングするようになっていました。
周囲の評判もよく、ナチュラルに! と意気込んでグレイヘアでいた時の方が自分らしくなかったような気がしてきました。
茶髪は気に入っていたのですが、発表会を前にふと思ったのが、日本舞踊をしている人に茶髪のイメージがないこと……。一緒にお稽古している人も先生も、みな黒々としてらっしゃる。
とりあえず、発表会の前に黒く染めることにしました。
黒々した髪になると、顔映えも服のコーデも全然手軽になりました。毛染めのめんどくささはありますが、白髪ケアよりはずっと気軽で、しかも鏡の前に座るのが楽しくなりました。
ヘアアレンジが楽しくなりました
発表会当日は鬘をつけない人は美容院でセットしてもらうとのこと。やはり、舞台は髪型まで気を使わないといけないかな……。
とりあえず、顔を小さく見せるために髪型は両側にボリュームを持たせて……あれ、日本髪風にできたらええんちゃう??
ただ私の場合、日本髪風を結いたくても、前髪や横髪が短かかったので、自分なりのアレンジで舞台に立つことになりました。毛たぼもUピンも、初めてのチャレンジですが、練習あるのみ。発表会まであと1週間! の決意でした。
ちなみに舞台が終わってから髪を伸ばし続け、9か月ほどで丸髷が結えるようになりました。自分らしくナチュラルであることと、素の自分をさらけ出すというのは、少し違うのかなと思うようになりました。
![ヘアアレンジを楽しむ](https://halmek.co.jp/media/uploads/906b26989d817ffb48c34550068235521664843578.2727.jpg)
■もっと知りたい■
- 年を取ったからメイクをしよう!
- 60過ぎたら体のケアに手間暇かけよう
- 着物はやっぱり下着から勝負をかけよう
- 年を取るというリアルからの脱却、その一歩
- 「鏡よ鏡よ鏡さん…」は魔法の言葉?
- 60過ぎてからの筋トレは要注意!?プラスすべきは…
- 60歳からのダイエットって、どうなの?
- 「60の手習い」のハードルは高いか?低いか?
- いよいよ「60の手習い」、新しい世界「日舞」へ
- 50代の終わり、やっと着物ライフに突入
- 60歳の姿が想像つかないまま、介護生活の50代
- 50代、いざ着物でセカンドステージ!のはずが……
-
いきなり来る強い尿意…
尿モレを心配し過ぎて水分摂取を控えるのは絶対NG!生活習慣を変えれば、尿モレ対策は出来ます! -
圧倒的においしい「水」
国際味覚審査機構(ITI)主催のiTQi優秀味覚賞で、最高ランク「三ツ星」受賞!モンドセレクション金賞!「真においしい水」の条件とは一体? -
クーポン進呈!尿モレ対策
ハルメク読者の約8割が「不安」な尿モレ。その対策に、注目の「夜~朝専用」吸水パッドをご紹介。特別クーポンも進呈! -
突然の出費はこれで解決!
住宅ローンや子の教育費などお金がかかる50~60代。一方で親は高齢となり、その金銭面の援助も不安。解決策を探ります。 -
「疲れ」感じにくい体に!
気温も湿度も高い夏は疲れやすい季節。夏バテになる4つの原因と猛暑を乗り切る「体づくり」の方法を解説! -
何歳からでも若返り!
老けた印象に見える「顔たるみ」は簡単なケアの継続で解消できます!年齢のせいと諦めず、2週間チャレンジしてみましょう!