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- 私が50代でグレイヘアにした理由
50代半ばで半強制的にグレイヘアになりました。今年60歳になりましたが、その快適さは計り知れません。
若白髪を染めていた40代
母も、母方の叔父たちも、みな若白髪の遺伝的要素があった私。30代後半から白髪が増え始め、 40代になると随分と白髪が増え、ヘナで染めるようになりました。
ヘナで染めるのは、50代半ばまで続きました。全体を染めても髪が伸びるとともに根元部分が白くなり、シャンプーのついでにお風呂で簡単に染まるチューブタイプの毛染めも併用していました。
頭皮に異変が
50代の半ばでしょうか。頭皮にかさぶたのようなものができ、少しかゆみもありましたが、毛染めは続けていました。
そうこうしているうちに、かさぶたと一緒に毛も抜けるようになり、少し赤みが出てきました。美容院へ行くと「一度お医者さんに行った方がいいですよ」と。
髪のプロに言われたものですから、すぐに皮膚科を受診しました。 お薬を処方してもらい、毛染めはもちろんシャンプー(石けんシャンプー)の使用も止め、洗髪はお湯のみで、丁寧に洗いました。
移行期の対処は
元来私の髪は真っ黒ではなく、ヘナで染めていたこともあり、茶色味が強い髪色でした(過去の髪色は自分のブログに載っています)。それでも白髪が伸びてくると、やはり境目がわかります。
髪を見て遠慮なく「染めないの?」と聞いてくる女性も結構いましたが、「毛染めで皮膚がかぶれたので、止めています」とはっきりと答えていました。
自分でも、かゆみやかぶれが嫌だったので、極力髪には何もつけないようにし、毎日お湯で洗髪した後は処方された薬を塗布するだけでした。
症状が治まっても
数か月で症状が治まり、皮膚科へ行く必要もなくなりましたが、再発が怖いので毛染めはまったく行わず洗髪もお湯のみ。よほど汗をかいた時は、赤ちゃん用のシャンプーとリンスを使用し、その場合は短時間で終わらせていました。
毛染めをせずに2年経ち、今では立派? なグレイヘアです。
変わらず洗髪はお湯のみで、タオルドライした後に、椿油やゆず油といったオイルを数滴毛先につけるだけ。しっとりしますし、オイルの量を自分で加減して、髪の具合も調整しています。
白髪染めをしていた頃は、根元に白髪が見えてくると「また染めなきゃ~」と思っていましたが、今はそれが無くなり快適です。
やむにやまれぬ事情でグレイヘアになりましたが、いい機会だったと思います。そうでなければ、いつまでも毛染を続けていたかもしれません。
髪を染めないと老けて見えるという思い込みよりも、体型や雰囲気なのだなと思います。
■もっと知りたい■
黄緑・緑・青緑
もともと自分のブログ「黄緑・緑・青緑の日々徒然」で、ファッションやアート、まちあるき、狂言、お酒、漫画、産業、等々。脈絡もなく時々の興味のある事や好きな事・モノについて拙い文章ではありますが、ぼちぼちと書いています。ハルメクWEBでも、好奇心の向くままに書いていきたいと思っています。インスタグラム
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