楽しく元気がみなぎる「推し活」のすすめ
2022.10.102022年10月02日
「60の手習い」始めました(16)
年を取ったからメイクをしよう!
若い頃はどちらかといえばスッピン派。メイクに真剣になる事はなかったのですが、年を取るとメイク派になりました。さて、舞台化粧はどうしましょうか?
メーキャップ(舞台化粧)は必要ですか?
最初、発表会に出ると決めた時に、「ドーランとか塗らなきゃダメですか」と聞いたら、「普通の化粧でいいのよ」と先生。
若い時に一度だけドーランを使ったのですが、肌が荒れてしまって、以来、使ったことはなかったのです。目もマスカラのせいかどうかわかりませんが、一度ひどい疾病にかかっていたのです。
それからマスカラも、というかアイメイクもしていませんでした。今使っている化粧品はわりと肌にあっていて、綺麗な仕上がりなので、普通の化粧で大丈夫かなと思ったのですが……。
しかし、鏡の前でしっかりライトをあててメイクしてみたら。あれれ、こんなにシミがあったっけ?
介護&コロナそしてマスクで、化粧を2年ほどしていなかった私。顔は黒くなっててシミも増加、もちろん肌のハリも若い頃とは比べ物になりません。これでは、舞台で顔がくすんで、とても見られないのでは??
日本舞踊のメイクって?
やっぱりドーランは塗るべきか……(日舞は基本白い肌)。
しかし、どうやって塗るべきか忘れてしまっていました。とりあえずネット検索です。
肌荒れが気になる人は、下地を少し塗ってもいいみたい。ちょうどいいクリームを持っていましたので、その上にドーランを塗って、現在使っているパウダーで仕上げれば、なんとかいけそうです。
ついでに日本舞踊用のメイク方法も検索して、それを自分なりに変更。結局、下地+ドーラン+パウダー、額と鼻筋にホワイト、目の端に紅色、それにアイブローとアイラインでいくことにしました。
なんだか、メイクなんて何年ぶりだろうかという気持ちです。
年を取ったら自分のためにメイク!
ドーラン、口紅、オイルクレンジングやメイクスポンジなども買い求め、さっそくメイクの練習です。
下地の量、ドーランの量、叩き込み方、眉引きはいつもより直線気味に。目の端には赤みを差して……。
鏡の中の自分を見つめながら、だんだん高揚してきます。とにかく大切なのは自分の自信です。納得できるまで、いろいろ試してみました。下地を塗ったせいか、オイルクレンジングがよかったのか、肌荒れはおこりませんでした。
年を取ったら自然でいいと思う人もいるでしょうし、年なんか取りたくないからアンチエイジングをと思う人もいるかもしれません。
大切なのは、自分が自信を持てるかどうかではないでしょうか。年を取ってからのメイクって、まさに自分をアゲアゲにするものだと舞台メイクで実感!
以来、外出時はきちんメイクする派になりました。
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