老けが出る頬のたるみ・凹みの改善法とおすすめグッズ
2024.06.272022年09月17日
「60の手習い」始めました(15)
60過ぎたら体のケアに手間暇かけよう
年を取って実感したのは、体のケアに時間がかかる、ということ。努力しなければ、しないだけ劣化していくのです。爪が割れやすくなってきたら、爪のケア。肌の保湿、髪の保湿。しかし、日舞の発表会を前に、非情な現実を目の当たりにすることに……。
マスクを取ってびっくり!
発表会までひと月ほど。そろそろ舞台について、考えるようになってきました。
上級の方々は鬘をつけて白塗りする本衣装ですが、私たちは素踊り。つまり地毛で白塗りなしで踊るのです。大げさにしたくなかったので、素踊りでほっとしたのですが……。
それって、すべて自前なんですよね。髪型も顔も。メイクはどうしようかと、マスクを取った自分の顔をまじまじ見つめて驚愕するハメに……。
コロナ禍で、しかも介護施設との往復ぐらいで、化粧もせず鏡を見ることもあまりなかった私の顔は、二重あごで、頬は下がりほうれい線もくっきり!
介護が終わり日舞を習い始めても、マスク生活のままで顔の下部分はおろそかにしていたのです。自分の記憶の中にある顔とまったく違う顔にただただ驚き、焦り、悲しくなりました。
顔のたるみをどうにかしなくては!
もともと50代になってから頬が垂れ気味になっていたので、100円ショップで頬マッサージ用のコロコロを購入していました。これが結構効いたので、まずこれを試してみます。しかし、なかなか効果はなく、もっと本格的なローラーでやってみました。なるほど、今までとは段違いに頬の肉がつまめます。
それと並行して、ネット検索した二重あごを克服するあごのマッサージ。これを毎日2回。
それからたまたま見たテレビでの「あいうべ体操」。口呼吸を鼻呼吸に改善していく口の体操なのですが、口元の筋肉が鍛えられ、顔痩せにもよさそうです。
その他にも、ネットで調べた顔のリンパマッサージや二重あごをなくすツボ押しなど、試せるものはすべてやってみました。
大切なのは自信を持てること
わらをもすがる思いで2週間、なんとか結果が出てきたのです。
分厚い頬の肉が少し減りました。二重あごの方は、なかなか手ごわくて、すっきりしたあごのラインは戻ってきませんでしたし、頬の弛みがすっかりなくなったわけではありません。
しかし、舞台に立つ時に必要なのは、自信です。容姿の美しさは個人の限界があるわけでしかたないことですが、自分なりにどれだけ自信を持って臨めるかなのです。
まだまだ希望通りにはなれませんが、やれることはやった。その自信を持って、舞台に立つ気持ちを高めることにしました。
なにより、この時点で、自分を省みる機会ができただけでもラッキーなことでした。
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