- ハルメク365トップ
- ハルトモ倶楽部
- 人生の転機
- いよいよ「60の手習い」、新しい世界「日舞」へ
60歳を目前に介護を終えた私は、かねてから考えていた「60の手習い」を日本舞踊に決めました。還暦にして、まったく未知の世界へ飛び込むことに……。
還暦にして初日舞は無謀?
実は、私は若い頃からワイルド系。
女性ライダーがまだ珍しい時代に中型バイクを乗り回し、アウトドアも大好きでした。後輩女子から「先輩かっこいいー」と言われる始末。ダンスもバラード系よりもノリのいい系が好きでした。
ダンスの先生からは「日舞するなら、男踊りにしとき。女踊りはくわいさんには無理よ~」とありがたいおことばを頂戴しました。
ですが、今さら日本舞踊を極めることができるなどと思っていないし、あくまでも私の目的は着物の所作なのよー。それと今後の健康のため! だからこの際、舞台で踊るようなのじゃなくて、舞妓さんや芸妓さんがするお座敷踊りみたいなのがしたいのよ~。
しかし、確かに、無謀な60の手習いへの挑戦ではあったのです。
新しい世界はお辞儀から
初レッスンは4月から3か月、1か月に2回で全6回のコースです。
「初めて」にはお手頃でしょう。生徒は3人のみで、他の2人は先生の生徒さんでした。まったくの初心者は私ひとり。
先生は私より年上でしたが、まさに「小股のきれあがったいい女」風情。先生の踊りに感激して入門した人も多そうでした。
60歳になろうという私に、丁寧にお辞儀の仕方を伝授。この年でお恥ずかしい事ではありますが、この年だからこそ新しい事を吸収できるわくわく感もありました。
お辞儀ひとつとはいえ、肘を入れるのかどうか、指をついてから頭を下げるタイミングなど、たかがお辞儀、されどお辞儀。
美しい所作というのは、なかなか一朝一夕にはできそうにありませんが、なにはともあれ
「さあ、これから、新しい世界をこじあけに行こう!」
初めてのお扇子
日舞にはまず舞扇が必要です。
もちろんそんな物は持ってないので、初日は貸してもらいました。「次の回まで持ってていいよー、次回に新しいのを持ってきてあげるから」それはつまり、しっかり復習してきてね……ということでしょうか。
扇子の使い方と歩き方と簡単な振りで初日は終わりました。やがて扇子を持つと不思議と落ち着くようになるのですが、それにはもうしばらく時が必要でした。
帰宅してからも扇子を閉じたり、開いたり……。先生の姿を思い出しては、あんなふうになれるかな~?
そして、ふつふつと、解決しなければいけない課題が背後に湧き上がってくるのでした。
■もっと知りたい■
-
いきなり来る強い尿意…
尿モレを心配し過ぎて水分摂取を控えるのは絶対NG!生活習慣を変えれば、尿モレ対策は出来ます! -
圧倒的においしい「水」
国際味覚審査機構(ITI)主催のiTQi優秀味覚賞で、最高ランク「三ツ星」受賞!モンドセレクション金賞!「真においしい水」の条件とは一体? -
クーポン進呈!尿モレ対策
ハルメク読者の約8割が「不安」な尿モレ。その対策に、注目の「夜~朝専用」吸水パッドをご紹介。特別クーポンも進呈! -
突然の出費はこれで解決!
住宅ローンや子の教育費などお金がかかる50~60代。一方で親は高齢となり、その金銭面の援助も不安。解決策を探ります。 -
「疲れ」感じにくい体に!
気温も湿度も高い夏は疲れやすい季節。夏バテになる4つの原因と猛暑を乗り切る「体づくり」の方法を解説! -
何歳からでも若返り!
老けた印象に見える「顔たるみ」は簡単なケアの継続で解消できます!年齢のせいと諦めず、2週間チャレンジしてみましょう!