大人の手帳術1:夢や目標を叶える人の「手帳の使い方」と5つのメリット
2024.12.292022年08月21日
50代でも日々是挑戦♪(37)
年齢はただの数字か否か?
2022年8月、また一つ歳を重ね、54歳になりました。こちらの画面トップに表示される私の年齢も、きっちり更新されていて、否が応でも突き付けられる現実(笑)。でも今年はこの数字、もう少し自覚をもって受け入れてみました。
年齢を気にする思考のクセ
日本人は、とかく年齢を気にしますよね? もちろん、私もそうです(笑)。仕事やプライベートで知り合った人が「いくつなのか?」すぐに考えてしまいます。
学生時代など旧知の間柄だと、ブランクがあってもお互い「変わらないね」と思うのに、初対面の人が同世代とわかり、失礼ながら年齢より老けて見える場合は、人知れずショックを受けます(笑)。こんなふうに見える年代なの? って……、実に失礼な話ですね(反省)。
とにかく、30歳を越えた頃から、「もう若くない」と思い始める悪しき思考のクセが、私にもありました。
今思えば恐ろしく若いのに、「もう33」とか「ついに40」とか、「40代最後の年」とか、何かと大げさに憂いては、友人や家族にしっかりお祝いしてもらい、おいしいものを頂いてきたわけです。
誕生日の憂いは喜びへ
では、本当に誕生日はうれしくないのでしょうか? はい、うれしくはないです(笑)。ではその負の感情はどこから……?
おそらく、自分はまだその年齢に相応しいことを成しえていないから?
もしかしたら、そうかもしれません。
西郷隆盛と夏目漱石が49歳、石原裕次郎や美空ひばりが52歳で没したと知った時、ちょっとした衝撃でした(汗)。比べることに無理があるのはわかっていますが、それでも自分の未熟さを恥ずかしく思ったものです。
そんな私も、コロナ禍を経て、これまでとは生活スタイルも人との距離の取り方も大きく変わり、日々無事に過ごせるありがたさをより深く感じています。当たり前にやってくるわけではない毎日の積み重ねで、また一つ齢を重ねられたことは奇跡的で幸せなこと。
だからこそ、誕生日は祝うべきうれしいことなのだ、という境地にようやく達しました。人はいくつになっても成長できますね。なんという遅い目覚め!(笑)。
すべては自分の思いひとつ
年齢はただの数字のようでも、その人の歴史の積み重ね。
どんな人にもそれだけの深さや重みがあるのだから、堂々と年齢を明かせる自分でありたい。今年(2022年)は特にそう思いました。
同時に、若いか若くないか? だけでその人を判断することもできません。
自分より一回り以上年下でも、尊敬すべき能力や人格を持つ人に出会うことがあります。
その意味では年齢はただの数字、でも年齢に裏打ちされた経験値や分別があるからこそ慕われ、活躍している方々もたくさん……。自分もかくありたいと願っています。
要は、何ごとも自分次第。もう年だからといってダイエットを諦めたり、肌のお手入れをいい加減にしたり、美を諦めるようなことはしてはいけませんね。はい、私のことです(笑)。
近年は、職場でもそれ以外の場でも、すっかり年長者の部類に入る私。「ベテラン上等!」という開き直りと、そうはいっても「若々しいね」と言われるように、小さな努力を忘れずに年を重ねていこうと誓いました。
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