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- 50代から日々是挑戦 ~ウォーキングの楽しみ方~
2020年3月の早期退職をきっかけに、生活する目線が変わった私。半年後に再就職するも、長引くコロナ禍ですっかり生活圏が狭まったように感じていました。でも視点を変えてみると、もっと身近なところでも小さな発見や楽しみは見つかるものです。
効果絶大の歩数計アプリ
以前、「人生最高体重」問題で「毎日6000歩以上歩く」と公言してから3か月、意外にも続いています。よほどの大雨か体調がイマイチの日でない限り、歩数計アプリの凹んだグラフは見たくない一心で(笑)。
テレワークも増えた今、もはやウォーキングは欠かせない日課です。私の場合、終業後の18時以降に出発するナイトウォーキングですが、真夏の都心は夜でも30度超えの蒸し暑さ。外に出た途端、ゲンナリすることもありました。
それでも先日、歩数計の目標設定を8000歩に上方修正しました。ストイック性に欠ける私にしては、かなりの進歩です。
秘訣はコース設定にあり
毎日歩く習慣がつくと、大体1時間で6000~7000歩といった自分のペースがつかめてきます。その範囲内であちこち探索するうちに、商店街の閉店・開店、意外な会社の本社ビル、初めて認識する通りや坂の名前、名所旧跡に気づくようになり、日々小さな発見が増えました。
縦横無尽に通る道を変えるので、時々知らない土地を歩いている気分も味わえます。気をつけているのは、人気のない裏道は避けること。夜だけに、より安心・安全なルートを選ぶようにしています。
コースを設定する上でのこだわりは3つ。
- 出発から帰宅まで、同じ道を通らずに一筆書きのルートを意識する
- 毎日歩いても飽きないように、5つ以上のコースバリエーションを開拓する
- 各コースに目的地(ご褒美ゴール)を設定する
お気に入りのご褒美ゴールとは?
特に大事なのは「目的地=ご褒美ゴール」で、私の場合は2つあります。
1つはスーパーマーケット。自宅至近のスーパーばかり利用していた私が、ウォーキング中に見つけたスーパー10数店舗に立ち寄るうち、それぞれの強みや価格帯の違いがはっきりわかるようになりました。これが主婦感覚というやつか! と(笑)。
結果、今日は産直の野菜を買いたいからあのルート、久しぶりに魚を食べたいからこっちのコース、とほぼ買い物目的で決めています。
2つめは、友人から教えてもらったTABETEというフードシェアリングアプリに登録されたお店。食べ物の販売を中心とする登録店は、夕方売れ残りそうな食品をあらかじめ出品。利用者はそれをちょっとお得な価格で購入することで「レスキュー=食品ロス削減」に貢献できるという仕組みです。
事前決済なので、お店で引き取る際はスマホの画面提示でOK。私はベーカリー中心の利用ですが、中身は受け取ってからのお楽しみ。毎日レスキュー依頼があるとは限りませんが、お店によって詰め合わせが違い、自分では買わないような商品に出会える楽しみもあります。
こんなふうに、ダイエット目的で始めたウォーキングも、結局食い意地優先……。モチベーションが上がった分、食費もしっかり上がりました(笑)。でも「人生最高体重」から-1.5kgは維持ということで、ヨシとしています。
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