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- 夏越大祓「コロナに負けるな!」
梅雨到来かと思えば、空梅雨で猛暑の日々。そのうえ、梅雨末期の豪雨は「戻り梅雨」とかで、例年のように日本列島の各地を襲いました。そんな中で、わがまちの夏越大祓(なごしのおおはらえ)が斎行されました。
祭事の斎行は可能?
夏越大祓はコロナでしばらく中止となっていましたが、3年ぶりに斎行するかどうか、茅の輪(ちのわ)くぐりはどうするかについて総代会で議論されました。茅の成育が芳しくないらしく、また、コロナの第7波が来るかもしれないという状況下で、さまざまな意見がありました。
ところが茅が十分に育っているという情報が6月下旬にもたらされると、一気に皆のテンションは上がって役割分担が決定。こうして、7月9日に1時間という時間制限つきで斎行することになりました。
夏越大祓とは
過去半年間の罪穢れを祓う祭事(12月31日には年越大祓・としこしのおおはらえ)で、人形代(ひとがたしろ)で罪と穢れを祓い、続いて茅の輪くぐりをします。
古歌「水無月の夏越の祓いする人は千歳の命延ぶといふなり」を唱えながら、決められた作法で茅の輪を3回くぐります。茅には、災禍を除く旺盛な生命力があると言われているそうです。
起源は、日本神話の伊邪那岐(いざなぎ)の禊祓い(みそぎはらい)とか。701年(大宝元年)当時の朝廷(現在の政府に該当)は、この大祓を国家行事にしたそうですが、中世になると廃れてしまい、その後明治時代に神社で普及し、神社祭事となっているそうです。
住宅団地の小さな神社
住宅団地に神社があるのは珍しいと言われています。団地のモール街の一角に、広島市の中心にある神社からご分霊をいただいたのが、わがまちの神社ストーリーの始まりです。
さまざまな神社祭事でその伝統の文化行事を行うことが、地域の活性化の一助になるからと、私を含め20数名が手伝っています。95歳を最高齢に、高齢者と呼ばれる人たちが20名、その予備軍が5名。人生100年時代を実感します。
夏の風物詩
茅の輪をくぐって無病息災を願う、心鎮まる行事です。
平成17年(2005年)からわがまちに登場した祭事ですが、早くコロナが収束して、以前のように時間制限もなく斎行できる日がくることを願っています。
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