雑誌『ハルメク』10月号特集をみて

私の認知症対策を考える

公開日:2021.10.07

平均寿命が毎年のように更新され、私たちは人生100年時代を生きています。2020年初頭から続くコロナ禍で「老化が進んだ」という声を時折耳にします。それならどうする?

80歳の私は認知症発症適齢期

「4、5年後には高齢者5人に1人が認知症になる」「100歳まで生きたらみな認知症」など、怖い話を聞くこともあります。そこで、仲間と立ち上げた「美鈴カレッジ」で「認知症予防セミナー」を開催したのが昨年2020年のこと。

そして雑誌『ハルメク』10月号の特集は、まさに私にぴったりの「チェックと確認」でした。

『ハルメク』10月号 ホームページ(立ち読みする)より

雑誌『ハルメク』によれば、認知症のリスクを回避するために重要なのは、「運動」「食事」「生活習慣」「脳トレ」などとのこと。

さて、雑誌『ハルメクに』掲載されていた、認知症予防4つのポイント(P18~19)で私は……

  • 「運動」 水中ウォーキングやビート板を使ってのバタ足で太ももの強化に努めています。今年(2021年)の正月は、膝痛と腰痛で正真正銘の「寝正月」でしたが、今は昔の健脚ぶりは程遠いもののも、スタスタと歩けるようになりました。ここ1週間の平均歩数は1日約3200歩。コロナ禍の非常事態宣言中だったので、ちょっと少なめです。
     
  • 「食事」 糖質を控えたりバランスを考えたり……。1人暮らしの私にとって難しい課題ですが、娘からも時折厳しいチェックが入ります。
     
  • 「生活習慣」 生活パターンに変化を持たせることが肝要なのですね。最近の1週間を振り返ってみますと、10項目のうち6~7割しかクリアしていません。
     
  • 「脳トレ」 仲間と立ち上げた「健康麻雀会」や「美鈴カレッジ」では、連絡・企画・記録など分担して作業を行っています。ハルトモライターの原稿を書かせてもらっていることは、私の最高の「脳トレ」というより「知的作業」です。また着物のリフォーム(『ハルメク』の最新号が届くと真っ先に見るページです)も好きです。

アクティブシニアをめざして

左/「美鈴カレッジ」で認知症セミナーを開催  右/講座終了後に「カレッジニュース」を発行します

「アクティブシニア」とは「日常生活に支障なく、趣味やさまざまな活動に意欲的で元気なシニア層」のことを指すと「認知症予防セミナー」で習いました。

そんなアクティブシニアになるためには……

  •  野末陳平の名言

高齢者の仲間入りした頃、誰かが「高齢者には教育と教養が必要だ」と教えてくれました。つまり「今日行く所がある、今日事がある」ということだそうです。若い頃テレビでサングラスの放送作家・野末さんを拝見していましたが、この名言の発言者であると最近知りました。

  •  広島市の「いきいき活動ポイント手帳」事業

高齢者の社会参加を促進し、健康づくりやボランティア活動などの実績(ポイント数に換算)に応じて奨励金(上限額は1万円/年)が支給されます。高齢者を一人にしない、引きこもりにさせない、というのが狙いですね。

今年で5冊目となる「ポイント手帳」(左端)。毎年8月中旬過ぎに65歳以上に送付されます

野末さんの名言を座右の銘とし、「いきいき活動ポイント手帳」のポイントをしっかり貯めながら、はつらつとしたアクティブシニアをめざしていこうと思います。
 

■もっと知りたい■

とし古

祖母は60歳の頃、針仕事や寺参りを日課にしていました。母は70歳の頃不自由な体で家族のために働き趣味の書道教室にも通っていました。そして私はいま八十路を歩いています。体力・知力は衰えを感じますが考える事・感じる事は昔と変わらないと思っています。死ぬまでにやっておきたい事に色々チャレンジしたいです。

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