- ハルメク365トップ
- ハルトモ倶楽部
- 健康部
- コグニサイズとトリムコースで体力&脳力をアップ
コロナ禍でさまざまな活動が制約されている昨今です。外出の自粛のせいか、体力・脳力に黄色信号や赤色信号がチカチカ点り始めた、と見聞きするようになりました。そんな中、私の住む大型住宅団地で面白い取り組みが始まりました。
体力&脳力UPプロジェクト
「広島市新型コロナウィルス感染症の影響に対する地域福祉活動緊急事業補助金」という長い名前の制度を利用して、私も会員であるNPO法人の「ら・ふぃっとHOUSE」の駐車場に「コグニラダー」が描かれました。「コグニサイズ」をするためです。
初めて聞いたとき「それはいったい何?」という状態だった私も、このプロジェクトのお手伝いをすることになりました。とはいえ、地域の人たちから「地面に描かれた絵は何?」と聞かれても全くわからないところからのスタートでした。
プロジェクトの企画「コグニサイズ」体験会
ラダーは「はしご」。では、コグニは? サイズは? とハテナマークだらけでしたが、コグニッション(認知)とエクササイズ(運動)を組み合わせた造語で、国立長寿医療センターが推奨している運動だそうです。
「はしご」のような絵図を歩くだけですが、赤色の部分に歩を進めるときは片足を「はしご」の外に出す、黄色の部分のときは手を叩く、など幾通りにもバージョンを変えて、脳と体のエクササイズが同時にできる、とうたわれています。紐状のラダーもあって、屋内でも実施可能ですが、わが地域ではいつでも誰でもトライできるように戸外に描かれました。
そして2月28日に体験会が開かれ、興味のある人やコグニサイズ伝道者たち(?)が講座を受けて体験しました。30人ほど集まり、なかなかの盛況。認知機能の低下予防に効果あると言われているとのことで、皆懸命に手足を動かしました。
次は「トリムコース」にチャレンジ
地域の人たちに「コグニサイズ」を知ってもらい「コロナ禍の中、工夫と努力で健康を守ろう」という企画で、次に登場したのが「トリムコース」。またもや、何? です。
1960年代後半にノルウェーで始まり欧米諸国に広まったのが「トリム運動」で、「トリム」は「バランスを保つ」という意味とのこと。心身のバランスを整えることによって健康づくりをしようという発想から、楽しみながらそれをめざす取り組みを「トリムコース」というのだそうです。
わが団地では、トリムコースとして、3月14日に「ウォーク&クイズラリー」が企画されました。バナナコース(約1.5㎞/90kcal)、おにぎりコース(約2.5㎞/150kcal)、シュークリームコース(約3.0km/180kcal)の3コースが準備され、公民館を出発地点としてウォーキング。
好きなコースを選んで、途中、地域の防災に関するクイズに答えながら、終点の「ら・ふいっとHOUSE」にたどり着きます。日曜日でしたので親子連れも多く、高校生がボランティアでコースの途中をガードしてくれました。120名余りの参加者はゴールに着くと健康チェック(血管年齢など)を受け、記念品を貰って、コグニサイズにチャレンジ。
心身のバランスを整えるにはもってこいの、心地よい春の一日でした。
■もっと知りたい■
-
子に遺すべき資産は?
「現金」か「不動産」か…どっちが得?メリット・デメリットは?相続や親族間のトラブルに悩まされないためにしておくべき準備とは -
突然の我慢できない尿意
実は多くのハルメク世代が悩んでいる「尿トラブル」…中には上手に対策をしている人も!気軽にできる対策って? -
個人情報管理できてる?
銀行口座・保険・クレジットカードなど、「デジタルの情報」をきちんと管理できていますか?煩雑にしていると思わぬ落とし穴が… -
お金の管理が簡単に!
三井住友銀行アプリに「シンプルモード」が新登場!スマホ操作が苦手な人でも簡単に使える便利機能が満載です! -
認知症セルフチェック
「もの忘れが増えた」「名前が思い出せない」という症状に心当たりがある方は要注意!それ、「認知機能のレベル低下」が原因かもしれません… -
健気な姿がかわいい!
「思わず笑顔になる」と巷で話題の「永遠の2歳児・ニコボ」!ハルメク世代の2人に、ニコボとの生活にハマる理由をお聞きしました! -
生前親に●●聞き忘れると
老親の契約や登録しているサービス、これらを子が把握していないと将来ムダな出費や面倒なトラブルに発展する可能性が!特に見落としがちなのは… -
50代~お金の増やし方
将来を見据えて、50代から「まとまった資金の調達」が重要になります。どんな選択肢があるか、ご存知ですか? -
60日で英語が話せる!
英語をマスターするのに「完璧」はいらない!初心者でも60日で英語が話せるようになる、驚きの3つのコツとは? -
今なら無料でお試し!
将来、自分の認知機能が低下するリスクがあるか、簡単に予測できるサービスが誕生。今なら無料で先行利用できます! -
おひとり様の備えはOK?
この先「おひとり様」になったら意外な落とし穴がいっぱい…。そんな不安に備える、おひとり様専用お助けサービスが誕生! -
50代から1日1分脳トレ
認知機能を衰えさせないためには、早い時期から「脳を活性化」させることが大切。脳トレ効果がグッとアップするコツって?