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公開日:2022年02月09日
私の年の瀬
八十路を歩き出した私は「高齢者施設」への関心度大です。仲間と立ち上げた地域の『美鈴カレッジ』でも「高齢者施設のいろいろ」や「認知症対策」を取り上げてきました。私の人生の終末をあれこれ思い巡らしてみるのですが……。
足腰が立ち行かなくなったときにどうするかを考えることがよくあります。母と夫を介護した経験から、高齢者施設に入るか、自宅で公的サービスを受けるか、はたまた生まれ故郷に戻るか、など、いつも頭の中で堂々巡りです。
まずは体験してみようと、「住宅型有料老人ホーム」の体験宿泊を申込みました。私自身の予定が詰まっていたため、2021年12月27日からの2泊3日に決めました。世間の人たちが忙しい年の瀬は、独居老人は暇なのです。
私が申し込んだのは、介護付きホーム(380室・2人部屋2室)と住宅型有料老人ホーム(88室)を有する、13階建の高齢者施設です。
当日の朝9時頃に迎えに来てもらう予定でしたが、あいにく広島も雪に見舞われ(わずか1cm程度でしたが)、大幅に予定が遅れました。昼食は用意しているから、という連絡を受けて施設に到着したのは昼過ぎでした。温暖な広島は雪に弱いのです。
私の部屋は5階に用意されていました。この階は自立している人用で(シルバーカーの使用は可)、フロアの中央にある相談コーナーは夜間閉室でした(万が一に備えて、他のフロアに電話が接続されています)。居室もトイレも広く、流しもあって自室での調理も可能。仏壇の持ち込みも可能で、いわゆる「集合住宅」のような感じでした。
このフロアにはいくつかのオープンスペースがあって、いつでもお茶や菓子が用意されていて、誰かと一緒におしゃべりしたり、映画を観たり、囲碁将棋やビリヤードに興じたりできるのです。
住宅型ですので、外出も自由。バス停も目の前にありますが、5階の入居者専用の車もあって、出かける時は送迎もしてくれるそうです。食事は、昼と夕はレストランで、朝食は各自が自由にとるという具合でした。入居者は、施設内の売店や近くのスーパーを利用されているとのこと。
他の階は、介護度に合わせて居室が決められているようです。プライバシーの観点から、入居者の方々が廊下に出ていないときに他の階のフロアを見学させてもらいましたが、廊下は同じように広く、オープンスペースの食事室のテーブルには食事用エプロンがセッティングされていました。
13階は、入居者がいろいろなアクティビティを楽しむことができるフロアです。私も参加して、小学校以来の筆を握りました。
以前『美鈴カレッジ』の講座をお願いした講師の方からうかがった話ですが、高齢者の約2割が病気などで寝たきり、約7割が何かの介助が必要、そして約1割が元気に自立とか。
私は今のところその1割に入っていると自負していますが、80歳になるとやはり70歳代とは違って階段を一つ降りた気分です。近所の人の話では、85歳になるともう一段階段を降りるらしいのです。
広島市も国も健康寿命を伸ばす対策を重視しています。この施設は病院も併設していて、そこにスポーツジムがあってメディカルフィットネスなどいろいろ事業を展開していました。
初めての高齢者施設の体験入居を経験して、私の堂々巡りはさらに迷走しています。
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