地域アクテビティー

娘と2人で楽しむ錦帯橋

公開日:2022/01/05

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「行きたいところがあれば連れて行くよ」と、帰省した娘が声をかけてくれました。「行きたい」と思えばすぐ行動を起こす私ですが、ソロ活動でと考えていた2か所に娘の運転で出かけることにしました。まずは「錦帯橋(きんたいきょう)」です。

娘と2人で楽しむ錦帯橋
錦帯橋(アーチの五連橋)の向こうの山頂に岩国城(右)とケーブルカーの発着場(左)

錦帯橋(きんたいきょう)とは

錦帯橋(きんたいきょう)とは
                 釘を一本も使用しない「木組みの技法」で造られた錦帯橋

広島県の西に隣接する山口県岩国市の錦川(にしきがわ)に架かる錦帯橋は、日本三大奇橋の一つです。「五連橋」とも称されて、その美しい姿や建造技術は高く評価されています。

錦帯橋は、私の家族にとって何度も訪れた思い出の観光地でもあります。夫が病に伏した時も夫の気晴らしにと、娘の運転で何度か訪ねています。川幅は約200mで河川敷が広く、「五連橋」のアーチを眺めながらマイナスイオンを満喫してリフレッシュできる快適な場所です。 

今回はその橋を歩いて渡り、その先の吉香(きっこう)公園を散策。旧岩国藩主吉川家の居館跡です。平時の居館となる「御土居」跡や、史料館・美術館などもあり、観光客や市民の憩いの場になっているようです。

岩国城

岩国城

ケーブルに乗って標高200mの山頂に登り、岩国城(山口県岩国市横山にある山城)を見学しました。

現在の天守閣は昭和37年(1962年)に再建されたもので、階段の登り降りは高所恐怖症の私でも楽にこなせました。眼下に流れる錦川が天然の外堀となっていたそうで、三層四階の美しいお城です。鎧兜や古文書などの展示物、そして日本各地の城の写真パネルがあって、城好きな私を興奮させました。

岩国シロヘビの館

   左:博物館の売店で買い求めたコースター    右:両親から受け継いだ蛇の置物(高岡銅器)

シロヘビに関する資料を展示する博物館、岩国シロヘビの館。「鬼滅の刃」の影響か、子ども連れの入館者でにぎわっていました。

白蛇を見たら縁起が良いといわれます。私の父も昔、家に白蛇が出た、と大喜びしていたことがあります。岩国では、白蛇は江戸期から金運の神蛇として大切にされているそうです。青大将の白色変種で、岩国市の限られた地域に多く生息していて、国の天然記念物とか。

吉川家墓所

吉川家の墓所

岩国吉川(きっかわ)家初代広家から、6代経永を除く12代経幹までの当主及び一族の墓が、51基立ち並ぶ墓所で、心落ち着く観光名所です。写真を撮るのもはばかられるような厳粛かつ荘厳な雰囲気で、楠や杉の木々の静寂に囲まれていました。

「人生はいつだって今が最高のときなのです」(宇野千代の名言)

雑誌『ハルメク1月号』(2022年)にも載っていた宇野千代さんの生家を訪ねました。当初は錦帯橋や岩国城だけを考えていましたので、ついでに立ち寄った感じでしたが、大きな収穫でした。

子供のいなかった千代の生家を、親族から山口県岩国市が譲り受けて記念館にしたのです。「宇野千代」と表札の掲げられた家には千代の名言の数々が紹介されていて、なるほど、なるほど、と頷くばかりでした。

公園かと思うくらい広いお庭では、鮮やかなモミジが美しく、一幅の絵のようでした。岩国で一番美しいモミジがここにある、といわれているとか。縁側に座してモミジをしばし眺めました。

錦帯橋への旅は、娘と私のセンチメンタルジャーニーのようなひと時でした。
 

■もっと知りたい■

とし古

祖母は60歳の頃、針仕事や寺参りを日課にしていました。母は70歳の頃不自由な体で家族のために働き趣味の書道教室にも通っていました。そして私は今(2018年)丁度77歳。体力・知力は衰えを感じますが考える事・感じる事は昔と変わらないと思っています。死ぬまでにやっておきたい事に色々チャレンジしたいです。

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