自費出版でエッセーの本を作ることにしました

本を作ろう その1

Rei

公開日:2022.07.21

エッセー講座に通い始めて10年。その中からいくつかを選んで、本にすることにしました。でも、いざ作り始めると、思ったより大変です。さあこれからどうなるでしょうか。

本を作ろう その1
日記代わりのスケジュール帳(約30年分)

書くのが好き

私は子どものころから書くことが好きで、日記をつけていました。その日の出来事を思いつくままに書いたノートは何十冊にもなりました。

中学校の作文のテストで満点を取り、自分に書く才能があると思い込んだ私は、卒業文集に「将来は枕草子のような随筆を書きたい」などと、とんでもないことを書きました。

書くのが好き
中学校の卒業文集(50年近く前のもの)

でもそんな夢も、大人になるとすっかり忘れ果ててしまいました。毎日の忙しさに紛れ、いつのまにか日記もつけなくなりました。残されたのは、予定などを記入したスケジュール帳のみです。

50歳からの転機

50歳を過ぎ、時間に余裕が出てきたので、何か新しい事を始めたくなりました。近くのカルチャーセンターで、エッセーと写真を合わせた「写真エッセー」の教室を見つけ、面白そうだと思い申し込みました。

講師は、小説家でジャーナリストでもある70代の男性です。課題を提出すると、真っ赤に添削されて戻ってきました。

「表現が回りくどく、わかりにくい」「繰り返しが多い」などさまざまな指摘があり、とてもショックでした。でも、めげずに毎月課題を出し続けました。

本を出す決意

それから10年以上経ちました。休まずに書き続け、やっと最近「よく書けています」と、時には褒められるようになりました。

そんな時、同じ教室に通う70代の男性二人が、自費出版で本を出すと聞きました。それに刺激を受けて、私もこの10年で書いたものをまとめて、本にしてみようと思いました。

いざ開始!

でも、始めてみると大変です。まずどんな本にしたいのか。見本になる本があれば持って来るよう先生に言われました。あちこちの本屋さんで探しましたが、これという本が見つかりません。

原稿もどれを選ぶか、なかなか決められません。選んでも、読み返してみると、直すところがたくさんあります。

たくさんの原稿。この中から本に載せる原稿を選びます

題名だけは、私の趣味のパッチワークの用語「ピースワーク」にしようと思っていました。「ピースワーク」とは、布と布をつなぎ合わせるという意味で、それにちなんで時をつなぎ合わせて、この10年間につづった想いを本にしようと思いました。

でも、先生にそれを告げると「それは一般的な言葉ではないので、避けたほうがいい」と言われました。題名は、もう一度考え直さなければいけません。

そんなわけで、私の本作りは前途多難です。はたして本が完成するかどうか……。でも、一度決めたことですから、ぜひやりとげたいと思っています。

経過はまた報告させていただきます。

 

■もっと知りたい■

Rei

60歳を越えて着道楽だった母を思い出し、おしゃれに目覚めました。大好きなパッチワークや着物リメイク、ミシン刺しゅう、羊毛フェルト刺しゅうなど、手作りでワンポイントを加え自由なファッションを楽しんでいます。また、アロマやハーブ、薬膳料理などで、健康なライフスタイルを目指しています。

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