四国の島々でアートを満喫しました

アートの島へひとり旅 その2

Rei

公開日:2022.07.06

更新日:2022.07.04

ひとり旅をしようと思いつき、前から行きたかった四国の島々で、いろいろなアートを鑑賞してきました。一日目、無事にホテルに着き、今回は二日目からの様子をお伝えします。

アートの島へひとり旅 その2
直島では水玉模様があちこちで見られました

旅行二日目

(一日目の記事はこちら)この日は、1日かけて直島を見て回る予定です。

朝から循環バスに乗り「地中美術館」へ行きました。ここは、建物の大半が地下に埋設された美術館です。

旅行二日目
地中美術館の入り口

いろいろなアートの中で、私は何といっても、モネの『睡蓮の池』が印象的でした。薄暗い通路を通り抜けて白い部屋に入った途端、6m×2mの巨大な絵が目に入ります。それは、うっすらと差し込む柔らかい光に包まれて輝いていました。声も出ないほどの感動でした。

その後、古い家屋や神社を改修し、建物や空間そのものを作品にしている「家プロジェクト」を見て回りました。

旅行二日目
「家プロジェクト」 民家が改修されてアートの空間になっています

夕方になり「ベネッセハウスミュージアム」に行きました。ここでは、海を臨む屋外のコンクリートの壁に、世界の水平線の写真が展示されていました。まさに自然と一体となったアートです。

旅行二日目
海に面した屋外での展示

旅行三日目

旅行も三日目となりました。この日は、直島からフェリーで20分ほどの豊島(てしま)へ行きました。

まず「豊島美術館」へ。バスから降りると、そこにはゆるやかな斜面に広がる段々畑がありました。その中に、まるで宇宙船のような白い円形の建物がありました。この建物自体がアートです。

旅行三日目
段々畑と豊島美術館

柱はなく、天井に開いた穴から光が差し込んできます。床の小さな穴から少しずつ水が湧き出し、それが次第に形を変え、流れていきます。まるで時の流れが止まったような空間でした。

ランチは、港のガイドさんに教えてもらった「海のレストラン」で食べました。すぐ目の前には、静かな瀬戸内海が広がっていました。

旅行三日目
「海のレストラン」でおいしいピザを食べました

その後は、帰りのフェリーの時間まで、豊島横尾館や針工場(はりこうば)などをゆっくり見て回りました。

旅行最終日

いよいよ最終日です。私は顔なじみになったホテルの人たちにお礼を言って、ホテルをチェックアウトしました。もう帰るのかと思うと、名残惜しい気持ちになりました。

港の『赤かぼちゃ』にも別れを告げ、フェリーに乗り、直島に別れを告げました。フェリーの到着地の宇野にもアートがあったので、いくつかを見ることができました。

旅行最終日
JR宇野みなと線アートプロジェクト
「宇野のコチヌ」作家/淀川テクニック(カサやいろいろなおもちゃなどでつくられています)​​​​​

こうして私のひとり旅は終わりました。帰ったあとも写真やパンフレットなどを見て、旅行の余韻に浸っているうちに、すぐにでもまた行きたい気持ちになりました。

今回の旅行は、行く前の準備から「ひとり」なので、ずっと気が張っていました。でも、実際行ってみると、親切な人たちにも巡り合えました。素敵なアートもたくさん鑑賞できて、私にとっては忘れられない旅になりました。

 

■もっと知りたい■

Rei

60歳を越えて着道楽だった母を思い出し、おしゃれに目覚めました。大好きなパッチワークや着物リメイク、ミシン刺しゅう、羊毛フェルト刺しゅうなど、手作りでワンポイントを加え自由なファッションを楽しんでいます。また、アロマやハーブ、薬膳料理などで、健康なライフスタイルを目指しています。

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