愛する熊本城
2022.11.102022年07月06日
四国の島々でアートを満喫しました
アートの島へひとり旅 その2
ひとり旅をしようと思いつき、前から行きたかった四国の島々で、いろいろなアートを鑑賞してきました。一日目、無事にホテルに着き、今回は二日目からの様子をお伝えします。
旅行二日目
(一日目の記事はこちら)この日は、1日かけて直島を見て回る予定です。
朝から循環バスに乗り「地中美術館」へ行きました。ここは、建物の大半が地下に埋設された美術館です。
いろいろなアートの中で、私は何といっても、モネの『睡蓮の池』が印象的でした。薄暗い通路を通り抜けて白い部屋に入った途端、6m×2mの巨大な絵が目に入ります。それは、うっすらと差し込む柔らかい光に包まれて輝いていました。声も出ないほどの感動でした。
その後、古い家屋や神社を改修し、建物や空間そのものを作品にしている「家プロジェクト」を見て回りました。
夕方になり「ベネッセハウスミュージアム」に行きました。ここでは、海を臨む屋外のコンクリートの壁に、世界の水平線の写真が展示されていました。まさに自然と一体となったアートです。
旅行三日目
旅行も三日目となりました。この日は、直島からフェリーで20分ほどの豊島(てしま)へ行きました。
まず「豊島美術館」へ。バスから降りると、そこにはゆるやかな斜面に広がる段々畑がありました。その中に、まるで宇宙船のような白い円形の建物がありました。この建物自体がアートです。
柱はなく、天井に開いた穴から光が差し込んできます。床の小さな穴から少しずつ水が湧き出し、それが次第に形を変え、流れていきます。まるで時の流れが止まったような空間でした。
ランチは、港のガイドさんに教えてもらった「海のレストラン」で食べました。すぐ目の前には、静かな瀬戸内海が広がっていました。
その後は、帰りのフェリーの時間まで、豊島横尾館や針工場(はりこうば)などをゆっくり見て回りました。
旅行最終日
いよいよ最終日です。私は顔なじみになったホテルの人たちにお礼を言って、ホテルをチェックアウトしました。もう帰るのかと思うと、名残惜しい気持ちになりました。
港の『赤かぼちゃ』にも別れを告げ、フェリーに乗り、直島に別れを告げました。フェリーの到着地の宇野にもアートがあったので、いくつかを見ることができました。
こうして私のひとり旅は終わりました。帰ったあとも写真やパンフレットなどを見て、旅行の余韻に浸っているうちに、すぐにでもまた行きたい気持ちになりました。
今回の旅行は、行く前の準備から「ひとり」なので、ずっと気が張っていました。でも、実際行ってみると、親切な人たちにも巡り合えました。素敵なアートもたくさん鑑賞できて、私にとっては忘れられない旅になりました。
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