復興中の熊本城天守閣へ

愛する熊本城

Rei

公開日:2022.11.10

約3年ぶりにふるさと熊本へ帰り、地震から復興中の熊本城へ行って来ました。熊本地震から6年経ち、見学用通路が整備され、天守閣が一般に公開されました。今の熊本城の様子をお伝えします。

愛する熊本城
熊本城の天守閣(2022年10月撮影)

熊本地震で被害を受けた熊本城

母の七回忌の法要のため、私は3年ぶりにふるさと熊本へ帰省しました。コロナ禍で、なかなか帰ることができませんでしたが、感染者も徐々に減ってきたので、母の法事をきっかけに帰省することにしました。

懐かしい同級生たちとの再会も楽しみでしたが、私にはどうしても行きたい所がありました。それは熊本城です。

熊本城の天守閣は、明治10年(1877)、西南戦争の火災で焼失し、昭和35年(1960)に鉄骨鉄筋コンクリート造で再建されました。

それが、2016年の熊本地震で、甚大な被害を受けました。私はそれ以来、熊本のシンボルでもある熊本城の再建を見続けてきました。

震災直後の痛々しい姿から、このように鉄骨の足場や巨大なクレーン車に囲まれて復旧工事が始まりました。

熊本地震で被害を受けた熊本城
再建工事中の天守閣(2018年4月撮影)
熊本地震で被害を受けた熊本城
並べられた石垣(2018年10月撮影)

震災から5年後の2021年6月、天守閣の復旧が完了し、一般に公開されました。

天守閣へ

私が帰省して熊本城へ行ったのは、2022年10月15日、まだ暑さの残る日でした。

城内に入ると、天守閣への特別見学通路が整備されていて、楽に天守閣の入り口まで行くことができました。

天守閣へ
特別見学通路(写真提供:熊本城総合事務所)
天守閣へ
天守閣入り口にて

入ってみてすぐに目についたのは、鉄筋で作られた耐震構造です。3枚の鋼板の間に板状の「高減衰ゴム」を強力に接着した「耐震ダンパー」と呼ばれるものが採用され、大地震や長引く余震に強い構造になっているそうです。熊本地震の教訓が生かされていますね。

天守閣へ
耐震ダンパー

内部の展示は一新されていました。熊本城の歴史が順番に見られるようになっています。

  • 1F…加藤清正の時代(1500年代末~1600年代半ば、新城の築城、町づくり)
  • 2F…細川家の時代(江戸時代、拡大する城下の様子)
  • 3F…近代(西南戦争、明治22年の震災、昭和の修理や再建の紹介)
  • 4F…現代(熊本地震の被害と復興)
  • 5F…通路
  • 6F…展望フロア
    ここからは、熊本市街を一望することができます。また、スマートフォンのアプリを使って、明治初期の古写真を現代の景色に重ねて見ることもできます。
展望フロアからの眺め

熊本出身の私でも、知らないことがたくさんあり、熊本城の歴史について深く学ぶことができました。

途中には、いろいろなエピソードを盛り込んだビデオが上映されて、飽きることなく見学することができます。エレベーターの設備もあり、高齢者などへの配慮もありました。

全面復興への道のり

復興の第一段階として、天守閣は再建されました。でも、櫓などの修復はこれからです。これらは、重要文化財なので、解体して取り出した瓦や柱などを可能な限り使い、元通りにしなければいけません。

全面復興への道のり
まだ修復されていない櫓(2022年10月)

すべての修復工事が完了するのは、2037年の予定です。

私はそれまで何としても元気でいて、その雄姿を見届けたいものだと思っています。

 

■もっと知りたい■

Rei

60歳を越えて着道楽だった母を思い出し、おしゃれに目覚めました。大好きなパッチワークや着物リメイク、ミシン刺しゅう、羊毛フェルト刺しゅうなど、手作りでワンポイントを加え自由なファッションを楽しんでいます。また、アロマやハーブ、薬膳料理などで、健康なライフスタイルを目指しています。

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