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認知症の父(82歳)の介護をしている藤です。介護話をしているとよく出てくる、あるある話をまとめてみました。介護は、時間に体力、精神力、いろいろなモノが奪われます。想像以上に大変なので、とりあえず、体力作りだけはしておくことをおすすめします。
介護あるある1:通院の付き添いで丸一日潰れる
父は、月に1回、近所にあるかかりつけの病院と認知症外来に通院しています。
どちらも近い場所にあるので、通院はラクなのですが、会計や薬局の窓口対応が、とにかく遅い!
私の息子が通院していた時は、病院の場所は遠かったのですが、システムが整っていたため会計は通帳引き落としに。薬はファックスで病院から送付し、後日取りに行っていました。
なので診察が終わったらサクッと帰宅できてラクだったのに、父が通院している病院は、会計を精算しないと処方箋が貰えないシステム。
つまり、会計でも薬局でも待たされるのです。診察自体は、10分もかからないのに、会計と薬局で時間を食うので、下手したら丸一日潰れることも。
介護あるある2:大量の買い物にへとへと
母は父がいるとゆっくり買い物ができないし、車がないので重たい商品も買えません。そこは、ネットで「ぽちっ」として欲しいのですが、ネット世代ではないので実店舗での買い物が命(生協の宅配も利用していますが、それだけでは足りないようです)。
何より、母にとってお買い物は唯一のストレス解消法。大量の荷物を持たされることを承知で、渋々ながらお付き合いしています。

介護あるある3:出口の見えないニオイ問題
以前、『介護で避けられないニオイの問題』で書きましたが、現在もニオイ問題は続いています。
先日も、友人に「強烈なあのニオイは、なんとかならんかね〜」と相談したら、「私はもうあの部屋(介護している部屋)は捨てたわ。畳にも床にもニオイが染みついているし、どうにもならん」と言われました。
我が家は、まだそこまでいってないのですが、最近の父はおしっこが出たことも、ニオイすらわかりづらくなっています。
もはや、おしっこを漏らしてしまうのは日常茶飯事になってしまったので、ペットシーツ(介護シーツは高いためペット用で代用)を、父の座椅子やクッションに敷きまくり状態。
強烈なニオイ問題は、介護をしている限り悩まされそうです。
介護あるある4:自分の時間がない
介護をしていると、自分の時間は潰されます。どんなに効率よくやっても、介護を優先する生活をしている限り、自分の時間はありません。
「ここまではやるけれども、これ以上は無理」というふうに、どこかで線引きしないと私の自由な時間がなくなる!
自分の時間を取るか、親を優先するのか、これも介護あるあるですね。
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