最低限必要なものはこれだけ

不意に備えて、「入院セット」を準備しよう!

公開日:2022.06.30

高齢になると、いつ、入院することになるかもわかりません。不測の事態に備えて、入院セットを用意しておくことをおすすめします。ハルメク世代も、他人事ではないと思います。いざという時、何が必要なのか、知っておいたほうがいいと思いますよ。

「入院セット」の準備を

「入院セット」の準備を

認知症の父(82歳)が、けいれんを起こし、救急車で運ばれる回数が増えたため、母に『入院セット』を用意しておくことを提案しました。

かばんに「入院セット」を入れておけば、いざという時、慌てなくてもすみます。

とはいうものの、入院セットって、何を用意すればいいのか、わからないですよね。小さい時から、入院が多かった我が子の経験から、必要なものをピックアップしてみました。

最低限必要なもの

最低限必要なもの

●洗面セット

歯ブラシ、コップ、タオル類(大・小)。これらは、必需品です。入れ歯をしている人は、入れ歯洗浄剤や、入れ歯ケースも。

他に、ティッシュや、シャンプー類、石鹸など。ただし、これらのものは、けっこうかさばるので、後から持って行っても大丈夫でしょう。あとは、ウェットティッシュや除菌シートもあると便利です。

●室内履き

病院内を移動するのに必要です。病院の廊下は、つるつるして滑りやすいので、「滑らないもの」と、大抵指定されます。

●カトラリーセット

食事の時に使うお箸ですが、人によっては、スプーンやフォークがいい場合も。あとは、ストロー付きコップのほうが飲みやすいという人は、用意したほうがいいと思います。

●パジャマはレンタルでもOK

点滴や検査がしやすいように「前開きのもの」と、指定されます。ですが、最近は、病院内でレンタルができるので、用意しなくてもOK。

というのも、洗濯が大変ですから。コインランドリーのある病院なら大丈夫なのですが、いちいち汚れモノを持って帰るのも面倒だな、と思ったら、レンタルすることをおすすめします。

あると困らないもの

●時計

病室には時計がありません。入院中は、食事、入浴や検査など、時間がわからないと困ることが多いので、小さい置き時計があると便利です。

●メモ、筆記用具

その日のスケジュールや、病気や薬について聞きたいこと、家族に持ってきてもらうものなどなど、入院中はとにかくメモすることが多いです。

あると困らないもの

●イヤホン、耳栓、アイマスク

大部屋では、必須アイテム。周りの音や光が気になる方は、特に持っていったほうがいいです。

キャリーケースが便利

かばんは、コロコロ付きのキャリーケースがおすすめ。

キャリーケースが便利

キャリーケースなら、どれだけたくさんの荷物を入れても転がせるからラクですし、両手が空くので会計などの雑用を済ませるときにも便利です。

あとは、保険証と印鑑、お薬手帳を忘れずに

 

■もっと知りたい■

家事代行会社に勤務。整理収納アドバイザー。夫と夫の母、子ども3人、ねこ2匹と同居。2022年、6年間、介護していた父を亡くしました。介護が一段落したので、片付け、掃除以外に、夢中になれる趣味を模索中。

マイページに保存

\ この記事をみんなに伝えよう /

注目企画