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- 不意に備えて、「入院セット」を準備しよう!
高齢になると、いつ、入院することになるかもわかりません。不測の事態に備えて、入院セットを用意しておくことをおすすめします。ハルメク世代も、他人事ではないと思います。いざという時、何が必要なのか、知っておいたほうがいいと思いますよ。
「入院セット」の準備を
認知症の父(82歳)が、けいれんを起こし、救急車で運ばれる回数が増えたため、母に『入院セット』を用意しておくことを提案しました。
かばんに「入院セット」を入れておけば、いざという時、慌てなくてもすみます。
とはいうものの、入院セットって、何を用意すればいいのか、わからないですよね。小さい時から、入院が多かった我が子の経験から、必要なものをピックアップしてみました。
最低限必要なもの
●洗面セット
歯ブラシ、コップ、タオル類(大・小)。これらは、必需品です。入れ歯をしている人は、入れ歯洗浄剤や、入れ歯ケースも。
他に、ティッシュや、シャンプー類、石鹸など。ただし、これらのものは、けっこうかさばるので、後から持って行っても大丈夫でしょう。あとは、ウェットティッシュや除菌シートもあると便利です。
●室内履き
病院内を移動するのに必要です。病院の廊下は、つるつるして滑りやすいので、「滑らないもの」と、大抵指定されます。
●カトラリーセット
食事の時に使うお箸ですが、人によっては、スプーンやフォークがいい場合も。あとは、ストロー付きコップのほうが飲みやすいという人は、用意したほうがいいと思います。
●パジャマはレンタルでもOK
点滴や検査がしやすいように「前開きのもの」と、指定されます。ですが、最近は、病院内でレンタルができるので、用意しなくてもOK。
というのも、洗濯が大変ですから。コインランドリーのある病院なら大丈夫なのですが、いちいち汚れモノを持って帰るのも面倒だな、と思ったら、レンタルすることをおすすめします。
あると困らないもの
●時計
病室には時計がありません。入院中は、食事、入浴や検査など、時間がわからないと困ることが多いので、小さい置き時計があると便利です。
●メモ、筆記用具
その日のスケジュールや、病気や薬について聞きたいこと、家族に持ってきてもらうものなどなど、入院中はとにかくメモすることが多いです。
●イヤホン、耳栓、アイマスク
大部屋では、必須アイテム。周りの音や光が気になる方は、特に持っていったほうがいいです。
キャリーケースが便利
かばんは、コロコロ付きのキャリーケースがおすすめ。
キャリーケースなら、どれだけたくさんの荷物を入れても転がせるからラクですし、両手が空くので会計などの雑用を済ませるときにも便利です。
あとは、保険証と印鑑、お薬手帳を忘れずに。
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