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- 介護保険をうまく活用しよう!
介護保険の存在は知っていても、どういうサービスが利用できるのか、知らない人が多いと思います。今回は、私の父の場合の利用法をご紹介したいと思います。
介護保険でどんなサービスが受けられるの?
4年前から要介護1の父(糖尿病の持病あり)を別居介護している、藤です。
父は、2019年に要介護1の認定を受けました。認定を受けると、どんなサービスが利用できるのかについては、電話で簡単に説明を受けただけです。
電話の内容で記憶に残っていることは、デイサービスが受けられること、介護に必要な住宅改修をする場合は補助金が出ること、ぐらいでした。
でも、せっかく払っている介護保険です。上手に活用すれば、介護の負担が減らせるはず。
口腔ケアプラン
認知症になってから、父は、どんどん歯が悪くなっていきました。
現在新しく入れ歯を作っている最中なのですが、今通っている歯医者さんからは「5歳児並みの歯みがきレベル」と指摘され、母に「磨き残しがないか、毎回チェックしてください」とまで言われてしまいました。
ただでさえ父の身の回りの世話で手が回らない母に、これ以上のケアは無理です。調べてみたら、介護保険を使えば、月4回まで訪問歯科が利用できることがわかりました。
早速、ケアマネさんに連絡し、口腔ケアプランを作ってもらうことに。
けれども、今父が通っている歯医者と訪問歯科を並行利用することができないことがわかり、訪問歯科は断念することに(母が今通っている歯医者を変えたくないと言ったため)。
訪問看護を利用することに
代案としてケアマネさんから提案されたのが、訪問看護プランです。こちらは、月に何回か看護師さんが自宅に訪問し、父の健康チェックをしてくれます。
父は、ここ最近、糖尿病の数値が悪く、母の食事管理だけでは限界を感じていたので、訪問看護を利用することにしました。
父の健康管理が表向きの理由ですが、実は介護者である母のためでもあります。訪問看護は、糖尿病の食事療法だけでなく、認知症患者を介護していく上での悩みや対処法などの相談にものってもらえます。
こんな感じで困ったことがあると、何か使えるサービスはないか、ネットで調べたり、ケアマネさんに相談したりしながら、介護保険を利用しています。
他にも、要介護認定が上がれば、紙おむつが毎月支給されるなど、私の知らないサービスはまだまだあります。これからもケアマネさんに相談しながら、うまく介護保険を使っていきたいですね。
次回は、介護にまつわるニオイの問題について書きたいと思います。
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