揃えておきたい防災備蓄まとめ&防災マップ
2021.09.062022年03月31日
備えあれば憂いなし、です
災害に備えていますか?2度の震災経験者の防災対策
3月16日に宮城、福島県で起きた地震。新幹線が脱線してしまうほど、大きな地震でした。画面が揺れ、モノが散乱するニュース映像を見て「我が家の防災、耐震対策は大丈夫だろうか」と思った方も多いのではないでしょうか?
転倒防止グッズは、二重、三重に
私は、阪神・淡路大震災(1995年)、大阪府北部地震(2018年)と、大きな震災を2度経験しています。その経験から、我が家で行っている簡単な防災対策について、ご紹介したいと思います。
ホームセンターでよく見かける、家具転倒防止用突っ張り棒。我が家も食器棚の上に設置しています。
大阪府北部地震の時に確認したところ、突っ張り棒のバネ部分が甘くなっていたので、買い替えました。こういう転倒防止グッズは、定期的に点検し、ゆるんでいたら買い替えないといけませんね。
さらに、食器棚の下には100円ショップで購入した転倒防止マットを、食器棚の中には 滑り止めシートを敷いています。
このように 転倒防止グッズは、二重三重の備えをしています。
自分の家の設備を確認
大阪府北部地震の時、近所の人が、ガスが使えないと言って困っていました。
実はそれは間違いで、ガスコンロには震度5以上の大きな揺れを感知すると、自動的にガスの供給が止まる安心装置がついています。
なので、復帰ボタンを押すとガスが使えるようになるのですが、当時、多くの人がその事実を知らなくて、パニックになっていました。
また、食器棚の中には、地震が来ると内側からロックされるモノもあり、それを知らなくて「扉が開かない〜」と焦った人もいたそう。
皆さんも一度、自分の家の設備について、見直してみてはいかがでしょうか?
ながら備蓄
以前は、非常食の買い置きをしていましたが、たくさんの非常食を収納する場所もなく、また、買ってはみたけれど、家族の好みに合わないモノもあったので「ながら備蓄」に切り替えました。
これなら普段食べているものを、少し多めに買うだけでOK。収納場所をとることもないですし、食べ慣れた味なので、安心です。
ただ、水だけは絶対に切らさないようにしています。
大阪府北部地震の時、実家の母が長期保存できる水を買い置きしていたおかげで、断水しても、生活に困らなかったと言っていたので。
最後の最後は……
心配性なので準備は万全にと思っているのですが、いつ起こるかわからない自然災害に対して、完璧な準備はできませんよね。
どれだけ準備をしていても、最後の最後は、自分の中にある「サバイバル力」(あるのか?)を信じるしかない、と思っています。
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