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- 認知症の父の糖尿病、数値を下げた方法をご紹介!!
実家に「通い介護」をして今年で5年目。父が認知症になり、食欲が止められなくなると同時に糖尿病の数値が一気に悪化してしまいました。訪問看護師さんとも相談しながら、どうやって父の数値を下げたのか、私なりに取った対策をご紹介します。
入院勧告された父
以前の記事「父の介護体験でわかった、認知症という病気が持つ怖さ」でちらっと、父の糖尿病のことについて書きました。
今回は、そのときのことをもう少し詳しく書こうと思います。
今年(2021年)の5月、父の糖尿病のHbA1cの数値が6から9にまで上がってしまいました。
HbA1cが10以上になると、本格的な糖尿病治療を開始する目安なので、9はまずいです。
この数値を見た父の主治医からも「これ以上悪くなったら入院してもらわなあかん」と、言われてしまいました……。
糖質オフのモノを中心に
訪問看護師さんから絶賛されるほど、3食バランスよく食べている父。
数値が上がった原因は、おやつと深夜の間食でした。
ただ、父は食べることが大好きなので「おやつを食べるな」と制限することは難しく、認知症なので注意しても忘れてしまいます。
そこで、食べるモノを、糖質オフやシュガーカットされているおやつやパンに切り替えました。
最近は糖質オフの食品も充実していて、種類も豊富です。味も普通の食品と変わらずおいしいので、父も嫌がらずに食べてくれました。
ドリンク類をやめさせる
父は、散歩から帰ってきたら必ず、スポーツ飲料をコップ1杯飲んでいました。
スポーツ飲料の糖質は、調べてみると500mlで23.5g。多いもので31g含まれています。ゼロカロリーのものでも「糖質ゼロではありません」と書いてあります。
また、野菜ジュースも毎日飲んでいました。
野菜ジュースは、確かに体にいいのですが、これも糖分多めです。
手元にあった野菜ジュースの栄養成分表示を見ると、200mlに19.7gの糖質が含まれていました。これは、5枚切り食パン半分の量に相当します。
さらに当時は、散歩途中に自販機でこっそりジュースも買って飲んでいたようです。
合計すると、1日のドリンク類だけで、相当の糖分を摂っていることになります。
スポーツ飲料も野菜ジュースも、母が父の健康を考えて飲ませていたのですが、数値が下がるまで、飲むのをやめさせることにしました。
数値は下がったけれど……
間食とドリンク類に気をつけ、約4か月かけて糖尿病の数値を9から6に戻しました。
ところが、それをすっかり健康になったと父は勘違いしたようで、最近訪問看護をやめたいと言うように。
糖尿病がよくなったとはいえ、訪問看護をやめると相談相手がいなくなり、母も私も困ってしまいます。またまた、どうやって父を説得しようかと、今頭を悩ませているところです。
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