悪天候の中でも恵まれた星空とプチ紅葉の旅
2021.12.252022年05月19日
タコ2匹と春の風情を楽しむ夫婦旅
心弾けた春メク旅行
3月下旬に夫の手術の病理検査結果がでました。「大丈夫ですよ」のドクターの一言で、不安から解放! 心配をしてくれた方々への報告を終えると、気持ちが晴れ過ぎて、夫が弾けました。金曜日の夕方から愛犬モカも一緒に、キャンピングカーで出発です。
久々に静岡方面へ
いつもはアクアラインを通る千葉方面が多いのですが、今回は珍しく焼津漁港に向かいます。以前同じ時期にその場所でコウイカを釣ったことがあり、餌木(疑似餌)でまたイカを釣ってみたいのだとか。
道中、闇が深くなるにつれて、車の窓いっぱいにキラキラ輝く光景が広がります。山から見渡す沼津と三島の町はまるで宝石が散りばめられたようで、うっとりします。
途中の工事渋滞で、親水広場ふぃしゅーなへの到着は10時をまわっていました。
場所を移動してイカ釣りに
この公園は広場や展望台のほか、駿河湾の潮の満ち引きを利用して設置された人工の潮だまりもあります。釣りを楽しむフィッシングゾーンや多目的広場のアクティブソーンと、親子で海と親しめる施設になっています。
海辺ならではの早朝散歩は最高です。海のマイナスイオンを全身に浴びながら、オレンジ色に輝く朝日に照らされて、一日の元気パワーをもらえます。
目的のイカを釣るスポットは違うところにあるので、朝食を終えると15分程離れた小川魚市場に移動して、趣味の魚釣りを始めました。
漁港付近を愛犬と散歩したものの、舗装された道路と空き地があるだけで、童心をくすぐるような発見は残念ながらありませんでした。
途中で夫の様子を見に行くと、タコが1匹釣れていました。鶏の胸肉で海の中を探っても、まったく魚の気配がなく、釣り環境は良くなかったようです。それでも諦められずに粘っての収穫は、2匹のタコのみでした。私としては何かしら釣れて良かったと思いますが、夫は不満気でした。
潮の香りに癒やされながらのコーヒータイム
3時過ぎには夫も諦めて、戻ってきたのでしばし休憩です。外は結構暑いので、窓から入ってくる海風が心地よく、挽きたてのコーヒーを一層おいしく感じさせてくれます。
「気持ち良いね」と何気ない言葉を交わしながら、こののんびりとした最高のひと時に幸せを感じるのでした。とその時に夫の言った
「今が一番いいなー。香寿代と一緒になれて、本当に良かったよ」のセリフはテレビのドラマシーンのごとく胸にしみいりました。
戻る途中は春真っ盛り
日曜も朝から気温が高く、両サイドの車の窓を開け放しての走行です。
進行と共に変わりゆく道路沿いの風景は、新緑の黄緑の木々に薄ピンクの山桜が織り交ざった春の山が連なっています。沿道には鮮やかなピンクの芝桜が帯状に長く広がり、目を楽しませてくれます。
極めつけは国道1号線沼川沿いの約600本の白隠桜(ソメイヨシノ)。約5kmに渡って咲き誇り、風に舞い散る桜の花びらが何とも情緒的です。
タコ2匹と春の風情を楽しめる弾け旅行となりました。
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