夫婦キャンピングカーの旅

息子のために「もつ煮」を買いがてら、道の駅を発掘

公開日:2020/01/23

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念願のキャンピングカーを購入した蒲池さんが、夫婦で日本全国をドライブして巡ります。今回は夫婦ふたりと愛犬・モカで、群馬県の道の駅へ。目的は、究極ともいえるおいしい「もつ煮」です。

息子のために「もつ煮」を買いがてら、道の駅を発掘

道の駅「赤城の恵」へ

道の駅「赤城の恵」

9月2回目の3連休、前日の夕方よりキャンピングカーで群馬県の方へ出発。お天気はあまりよくなさそうですが、今回は、夫が息子にどうしても食べさせたいものがあったのです。

道路はかなり空いていて、わが家から2時間半ほどで到着しました。既に辺りは薄暗く、電灯に照らされた広大な芝生が広がっています。たまに雨がぽつぽつくるものの、愛犬モカも一緒に園内を歩きました。

道の駅「赤城の恵」はかなり標高が高く、木々の間から美しい夜景が遠くに見えました。きれいに整備された芝生がクッションのようで、足裏が心地よかったですね。園内は遊具などの障害物がなかったので、モカはしばらくぴょんぴょん飛び跳ねていました。

次第に小雨が降ってきたので、キャンピングカーの中へ。10時前には布団に入りました。

荻窪公園

翌朝付近を歩いてみると、前日は暗くてわからなかったのですが、「あいのやまの湯」という、食事もでき、農産物の直売所もある立派な温泉施設がありました。荻窪公園のなだらかな散歩コースを進んでいくと、初夏に蛍を鑑賞できる場所があり、魅力がいっぱいです。

かつて東北の方で泊まった宿で見た、幻想的な蛍の灯を思い出しました。タイミングが合えば、きっと広範囲でその光景が見られるでしょう。園内の上の方には子ども用の遊具もいくつかあるので、年齢を問わず、一日楽しめる場所になっています。

「もつっこ」をゲット

渋川市の永井食堂

散歩後、夫の特製ホットサンドを食べ終えると、渋川市の永井食堂へ向かいます。そこで食べられるもつ煮は柔らかなのに程よい食感、そして越後みそと信州みそのブレンドで奥深い味わいです。
 
いろいろな所でもつ煮を食べましたが、モツの食べ応えといい、臭みのない究極のおいしさといい、そして何よりもリーズナブルな価格はうれしいです。お土産用としても売られていて、それをどうしても購入したかったのです。

「ヒロ、喜ぶだろうな」

独り言を言った夫は、満面の笑みでした。

たまたま立ち寄った「五徳山 水澤観世音」

「五徳山 水澤観世音」

「急な階段の上に赤い門が見えるぞ。面白そうだから立ち寄ってみよう」

門柱には「阪東拾六番」と書かれていて、階段を上り詰めると多くの人が訪れていました。後で知ったのですが、ここは女性に人気のパワースポットだそうです。

「五徳山 水澤観世音」

台座がくるくるまわる輪廻六道や透きとおった霊泉の竜王弁財天と、その脇に何匹もいるカエルの像が珍しく印象的でした。何だかすごいご利益がありそうな予定外のうれしいスポットでした。

親子ともにもつ煮を食べながら

帰宅後。

「もつっこ」を口にした息子。

「どうだ、うまいか」と夫。

「これ、大好きなんだよ、ありがとう」と息子。

子どもが小さい頃と違って、成長とともに、特に男同士は、なかなか自分の気持ちを素直に言えなくなります。ですから、普段は私の口を通して、おのおのの思いを二人に伝えています。気持ちは言葉として伝えないと、相手には伝わりません。

しかし今日は、息子へのお土産で食卓の会話が弾みます。

小さいことの積み重ねで、息子は「愛」を感じ、家では自分ができることをしてくれています。夫はそんな長男の気持ちが、とても嬉しくて自分への「褒美」だと言っていました。

もつ煮のお汁まで完食した息子も、胃袋はおいしさで、心は夫の優しさで満たされたに違いありません。

蒲池 香寿代

大分県生まれ。小学校の時に恩師の先生との日記を機に何かしら記録することが習慣になっていました。結婚後は家計簿日記と運動不足解消の体操が日課になっています。元気なうちに念願のキャンピングカーで日本全国を横断するのが夢です。

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