季節の移ろいの中で見つけた最高の道の駅
2022.01.232022年01月08日
5泊6日のキャンピングカー旅行
太陽と雨が織りなす虹の架け橋に恵まれて
5泊6日のキャンピングカー旅行の続きです。駐車場に人気がなく寂しさが移動のきっかけでしたが、富山湾から見える朝日を見たいという夫の希望もあって、道の駅「いおり」へ移動しました。その後は、綺麗な虹を何度も目にすることができました。
幸運な自然現象
移動した先は石川県にある道の駅「いおり」。道を隔てて日本海が広がり、どんよりした厚い雲の隙間から時たま朝日が差し込みます。海を見ると、スポット的にキラキラ輝く海面、山の方へ目を向けると薄っすらと虹がかかっていて、場所の移動をした甲斐があったというものです。
その後、早朝割引600円で入れる「満天の湯」へ。平日の雨ということもあり、人は少なく、ほぼ貸し切り状態。薬草露天風呂でさっぱりして、身支度をしていると、「急いで、出ておいで」と夫。呼ばれて外に出てみると……。
小さめのくっきりした虹の上にさらに大きな薄い虹がかかり、二重の虹になっていました。自然界からの素敵な贈り物に感謝です。
富山港で一休み
細かいスケジュールは特に無かったので、富山湾をゆっくり巡りながら時々雲から顔を出す館山連峰に酔いしれていました。港に到着すると、ここでもまた大きな虹がかかっていたのです。
夫は餌木(えぎ・疑餌針)で魚釣りに、私は愛犬と付近を散歩です。小雨でもあちこち飛び跳ねて移動した場所で、高さ1mほどの柵にとまっているトンビを発見。かなり近付いたのですが、怖がる様子もなく、まったく逃げません。そういえば道路を歩いているトンビもいましたっけ。野生動物にもゆとりを感じます。
夫の収穫は40cm程のエソ。釣れましたが手ごたえだけで満足し、海に戻しました。リフレッシュできたところで、少しずつ東京に向かいます。
道路沿いの露店で地元ならではのわさび漬け、野沢菜漬け、リンゴ、洋ナシを購入。途中の休憩時にリンゴを頂きましたが、やはりパリッと感はたまりません。
白馬村でイチオシの虹
南下していくに連れて、お天気はどんどん回復していきました。新潟県・糸魚川市を通過している時に夫が思わず路肩に車を止め、「急いで外に出よう」と。
遠く野山の錦にかかった虹のなんと美しいこと。交代で記念写真をパシャリ。ポエムの挿絵にでてくるようなメルヘンチックな一枚となりました。
天気予報が悪かっただけにグレー一色の光景だけかと思いきや、時折見せる太陽のおかげで、自然の織り成す色に目を奪われる、そんな時間を過ごすことができたように思えます。
次回は旅行の最終日、最高の紅葉風景をお話したいと思います。
■もっと知りたい■