泳いで自転車に乗って走る「トライアスロン」の魅力

毎日がプチトライアスロン?気分は鉄人!?

公開日:2021.08.20

水泳指導歴30年の還暦スイマーたちよみです。トライアスロン専門誌を愛読していますが、トライアスロン挑戦への道のりは遠そう!? でも憧れは尽きません。

トライアスロンってどんな競技?

毎年夏、楽しみにしているトライアスロン専門誌『Triathlon Lumina』のライティングの仕事を、2021年もさせていただくことができました。

今回私は、オープンウォータースイム(自然の海や湖・川などで行なわれるレース)のhow toを取材&執筆。トライアスリートのフィジカルの強さ、精神力、作戦の緻密さ、計画性に触れるにつけ、トライアスロンへの憧れが尽きません。

トライアスロンは、水泳(スイム)・自転車ロードレース(バイク)・長距離走(ラン)の3種目を、この順番で連続して行う耐久競技です。

競技距離はいろいろありますが、よく知られているのはオリンピック・ディスタンスと呼ばれる合計51.5km(スイム1.5km、バイク40km、ラン10km)の種目です。

鉄人レースと呼ばれる過酷なアイアンマン・ディスタンスは、合計約226km(スイム3.8km、バイク180km、ラン42.195km)。これを17時間以内に完走すると「アイアンマン(鉄人)」の称号を受けられるとのことです。

自分自身で想像してみると……。

趣味でもあり仕事でもあるスイム部門は……プールで3.8kmの距離を泳ぎきることはできそうです。自転車(ママチャリ)通勤で片道8km走っていますが180kmは想像すらできません。フルマラソンは、人生で1度しか完走したことがありません。

これを続けて競技するなんて……。生まれ変わっても、アインマンになれる気がしません。

似非(えせ)トライアスロンにチャレンジ

トライアスリートの友人から「トライアスロンもどきをやってみない?」とお誘いを受けました。

スポーツクラブのプールで1.5km泳いで、ジムでバイクを40km漕いで、トレッドミルで10km走ろう! というもの。

トライアスロンの魅力は、オープンウォーターで泳いでロードでバイクやランを走り、自然やその土地を肌で感じることなのでしょうが、まずはオリンピック・ディスタンスをスポーツクラブ内で体感してみようとなりました。

実はこれは5年前、2016年のことでしたが、なんとか完遂しました。トライアスリートの友人は、これを週に3~4回練習しているとサラッと言っていて、そのタフさに驚きました。

「毎日がトライアスロンよ」の主婦

「トライアスロンもどき」のことをスイマーの友人に話したら「あら、私は毎日がトライアスロンよ」と言われました。

彼女は午前中に自転車で、10km離れたスイミングスクールに泳ぎに出かけるのが日課です。プールで2kmほど泳いで帰りに買い物をして、子どものおけいこの送り迎えをすると、自転車の走行距離が30kmほどになるとか。そして夕方は、犬と往復6~10kmを散歩(ジョギング)するそう。

彼女の言う「普段の生活自体がトライアスロン」というのに納得です。

ちなみに、トライアスロンのスイムをランに替えて、ラン→バイク→ランで行う「デュアスロン」という競技もあります。

買い物、仕事、子どもの送り迎え、犬の散歩をランやバイクで移動する主婦なら、案外みんな「毎日がプチデュアスロン!」って人も多いかも!?

 

■もっと知りたい■

たちよみ

趣味も仕事も水泳、年齢別水泳大会に出場する還暦スイマーです。「100歳まで泳げる体と環境」を目指し、水泳の技術向上とトレーニングはもちろん、体力、筋力、コミュ力、財力など加齢にあらがう日々をお伝えします。私の趣味と仕事に欠かせないスポーツクラブライフは「楽しく、愉快に♪」がモットーです。

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