夫婦で行っても一人部屋!疲れを癒やす芦野温泉の旅
2020.03.02
公開日:2025年02月12日
美しい景色と名所旧跡巡り
西日本旅行・後編 心に響く自然の美しさと驚きの旅
大分の一部を堪能し、終盤もなるべく通ったことのない一般道を帰京していきます。夫にはいくつか見たい場所はあるものの、それ以外は心の赴くままに旅を続けていきます。
道の駅 蛍街道で一休み
6日目は一気に山口県まで足を延ばします。その途中に寄った角島大橋(全長1780m)ではお天気に恵まれ、パノラマビューでエメラルドグリーンの海と青い空が溶け合うような絶景を望むことができました。
趣味が運転という夫も、さすがに過酷な運転が続いていたので、「蛍街道」で体を労わってもらうことにしました。その間私はモカと一緒に近隣を散策すると、蛍にちなんだ施設「蛍ミュージアム」があり、蛍の観賞スポットも点在していました。
施設内の温泉に含まれるアルカリ性の炭酸水素ナトリウムは肌の角質を柔らかくし、つるつるにする効果があり、最高の美肌になりました。
翌日は夫が少し元気を取り戻したので、飲み水の別府弁天池湧水を補給してから念願の出雲大社に向かいます。
名所旧跡を巡りながら
途中で幕末に騎兵隊を創設した長州藩のヒーロー高杉晋作の資料館に立ち寄ってみました。
ガラス越しに目に入った自分の妻に当てた直筆の長い手紙が数通展示されていて、文字に漲るパワーが伝わってくるようでした。白壁の街並みを少しぶらぶら歩いてから目的地へ再出発です。
出雲大社に到着するとすぐに本殿へ。初めて目にした大きなしめ縄(直径約1.2m 長さ20m 重さ5t)の迫力感に夫も私もただただ息をのみました。約4万5000平方メートルの広大な敷地内の一部を愛犬と一緒に史跡を巡る散歩もできたので、その場を後にしました。
次は童心に戻って鬼太郎ロード
商店街の再建・地元住民のコミュニティへの回帰が目的で作られたロードには、800mの間に鬼太郎をはじめとした多数の妖怪たちの銅像が170体以上あり、今では山陰有数の観光スポットになっています。
歩いている間は挿入歌のメロディがずっと頭の中で鳴り響き、幼き日の純粋な喜びがよみがえりました。
運転をややスローダウンして道の駅「近江母の郷」に到着すると、夫は日本一の琵琶湖の夕陽に見入り、「夕陽が琵琶湖の中に沈んでいく」と呟くと同時に、湖面に映し出されたオレンジ色が滑るように広がっていく光景にずっと佇んでいるのでした。
高速に乗る前日の早朝、山奥で走行中にいきなり親子鹿3匹が車の前を横断する稀有な出来事にも遭遇し、鮮烈な思い出となりました。
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