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2022.01.102023年01月08日
高齢者向けのワクチン接種で体に労りを
帯状疱疹の予防ワクチンを受けてきました
以前、ハルメクの帯状疱疹のオンライン座談会に参加して、50歳を過ぎたら発症リスクが高まること、早めのワクチン接種で体に負担をかけずに済むことを知りました。幸い私はまだ発症していませんが、もっと早く知りたかった情報です。
帯状疱疹の症状
日本では、80歳までに約3人に1人がかかると言われている「帯状疱疹」。
日本人の90%以上は、このウイルスが体内に潜伏しているのだそう。加齢、疲労、ストレスでの免疫力の低下が原因らしく、ピリピリと刺すような痛みを伴う赤い斑点と水ぶくれが多数集まり帯状になります。体の左右どちらかで、主に上半身に現れ、顔面(特に目の周り)にも現れることもあります。
若い方でも疲労と過度のストレスが重なって帯状疱疹にかかった体験談を聞いて、今後の思いがけないストレスなどに備えてワクチン接種の必要性を実感しました。
とはいえ、コロナワクチン5回目接種が控えていたこともあり、まだ受けていなかったのです。
じんましんは免疫が低下?
帯状疱疹にかかる怖さも時間とともに薄れていった頃、かゆみで夜眠れないほどのじんましんが出るようになりました。
以前小学生の頃にじんましんの治療を受けたことがありますが、その後はしばらく症状がなく、かかったことを忘れていたくらいです。体の部位を変えながら広範囲にひどい凸凹状態の湿疹が心配になり、皮膚科へ行くことに。
約2か月間薬の服用し、じんましんを抑える状態をつくるという対処法で、現在治療中です。
そんなある日、皮膚科の待合室で帯状疱疹の張り紙を目にしました。先日の座談会で知った、帯状疱疹の恐怖がよみがえり、すぐ先生に相談をすると……。
激痛を伴う患者さんの話を聞いて、コロナ予防接種をした3週間後、夫と共に帯状疱疹ワクチンを接種しました。
住んでいる場所で予防接種の補助が受けられる地域もあるので、事前に確認してみてくださいね。
高齢者になったら受けておいた方がよい肺炎球菌と帯状疱疹ワクチン
肺炎球菌ワクチンは、日本では2014年より65歳以上(60~65歳未満で心臓等に持病がある人は料金の全額または一部が公費で賄われています)から、定期接種となっています。
肺炎球菌の方は地区町村より手紙が届くので、知ることができますが、帯状疱疹は情報を知っている人だけが対策をとれる病気です。
加齢による免疫機能の低下は避けられないので、誰にでも帯状疱疹のリスクは存在します。
私としては規則正しい生活、栄養のバランスを考えた食事、適度な運動と健康に良いことをしてきて全く心配ないと思っていました。
ただじんましんが出て、やはり確実に肉体は老化していることを実感しています。体力維持は今までと同じく心掛け、医療関係は年相応に対応するのがベストなのかもしれません。
先生のお話によると、生ワクチンの有効期間は約5~7年程度だとか。次回の帯状疱疹ワクチン接種は60歳代後半、それまではひとまず安心して過ごせそうです。
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