何十年も前の家計簿に書かれていたのは…

汚文字でつづられた「家計簿」にみる人生の軌跡

公開日:2024.03.24

更新日:2024.03.24

趣味でもある家計簿日記は39年目に入りました。専ら記録するだけで、読み返す作業はほとんどありません。あるとすれば2~3年前位まででしょうか。まさか何十年も前の日記を開くことになるなんて、思ってもみませんでした。

「僕の生まれた時間分かる?」

「僕の生まれた時間分かる?」

先日息子から生まれた時間を教えて欲しいと連絡があり、母子手帳を探してみたのですが……。

コロナ禍に一気に整理をして、使用頻度の少ない書類は納戸の奥に入れたらしく、見つかりません。手帳を簡単には探せそうにないので、「すぐにはわからない」と伝えました。

がっかりした息子の声が耳に残り、何とか調べられないものかと考えていた時、嫁いだ翌年から記入している家計簿を思い出したのです。

駄目もとで30年前の「日立ママノート」を取り出し、次男誕生の日の欄には……。

何と「夜中AM2時過ぎ破水。お母さんに知らせて、救急車。PM8:53に次男誕生」と短い文章がありました。

すぐに写真を撮って、LINEで次男に送信。

息子から記録と継続にエール

書き始めの頃はまだ毎日書く習慣はなく、記入されていない個所も多々あります。お産前後の大変な時にも、気持ちや体の変化が簡単ですが、記録されていたことに自分でもうれしい驚きです。

諦めていた息子からすぐに喜びの電話が入り……。

「お母さん、すごいね。時間が記録されていたことはもちろんだけど、その時の自分の気持ちまできちんと書いていて、本当にすごいよ。驚いた……」と40分程話をしたでしょうか。

改めて読むと

改めて読むと

取り出した家計簿にざっと目を通すと、家事育児に加え、パート勤めが始まり、目に入る汚文字の短い文章はその頃の忙しさを物語っています。

子どもの成長の記録やうれしい出来事は丁寧な字で詳しく書かれ、晩年に近づくに連れてのびのびした余裕ある文字へと変化しています。

文字を通して、喜怒哀楽を駆け抜けてきた人生の軌跡に、自分の精神的成長の記録がしっかり記されていました。

記録はどんどん進化して

2021年の8月「36冊目に突入した家計簿日記」の記事にも書きましたが、

2021年には36冊目に

その日のキーワードから始まり、購入品の記載、そして文章。最近は空きスペースにその日のコーディネートも加え、気分次第でペンや色を変えて自由に書いています。

常にプラス思考で人生を楽しいものにしたいという思いを、これからも直筆の文字で書き留めていくつもりです。

息子たちがいつかこの日記を必要とする時に、私のポジティブシンキングで背中を押してあげられたらと思います。

■もっと知りたい■

蒲池 香寿代

大分県生まれ。小学校の時に恩師の先生との日記を機に何かしら記録することが習慣になっていました。結婚後は家計簿日記と運動不足解消の体操が日課になっています。元気なうちに念願のキャンピングカーで日本全国を横断するのが夢です。

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